「学校の先生は平凡な方がいい」

「学校の先生は平凡な方がいい」
学校の先生はこうあるべきだ。や、当たりやはずれと正直におっしゃる保護者の方もいらっしゃいます。学校教育について意見を言う時、大体が自分の過去を美化し、昔は良かったの話になりがちです。例えば「先生に殴られても、なにクソと負けない根性を身につけた」などです。
でも、実際には美化するでもなく、テレビドラマに出てくるような熱血先生でもなく、ただ粛々と授業を実施する職人のような先生が1番良い先生ではないでしょうか。
実は、子どもたちの記憶に残らないような存在が忘れ去られるような先生が良い先生だと思います。教えるべきことを教え、やるべきことを伝え、平凡な1日を送り、子どもたちが大人になった時に先生ではなく教わったことを使って生きやすくなったり、社会を変えている。名前も忘れてしまった先生の影響を実は受けている。
先生とは自分の名前を残すのではなく、伝えたことを残すことができた先生が優れた先生だと思います。
わかりやすいものに迷わずに、わかりにくくても、小さな良いことや小さな声に気づける子どもたちにしていってあげたいです。

読んでいただきありがとうございました。

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