Photo by kaede5557 うつ病詩人の詩1 6 ななん 2021年3月29日 19:03 砂の城をつくり、崩れても、砂なのだから、もう一度つくりなおせば良いと思っていた。だが、その砂の城をつくる力も欲求も失ってしまった。砂の城をつくった。崩れても良いと思っていた。また、つくればいいと。でも、もう一度つくる気力はない。ただ崩れていくのを眺めたりただ記憶を辿って過去の情景を反芻するだけだ。僕は生きていたいだろうか。波のように生きたい気持ちは流されてしまう。つまらない人生かどうかも、わからない。価値などいらない。ただ砂の城をつくりたい気持ちが欲しい。 ダウンロード copy #うつ病 #うつ病詩人 6 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート