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2019年 76冊目『民主制とポピュリズム』

ポピュリズム勢力が台頭するなか、変調を来すように見える先進各国の民主政。
ヨーロッパ、アメリカ、日本の政党の今(実際は1年強前)を、各国の専門家委が分析。
来るべき民主政のあり方を展望する。

と帯にあります。

反エリート、反移民、反グローバリズムといった潮流がヨーロッバ、アメリカでも強まっています。

貧困層のために立ち上るはずの中道左派はグローバル化でと舵を切り、労働者階級はポピュリストを支持するようになっています。

こうした中で、先進諸国の民主政は変調を来し、その連鎖は拡大しつつあります。

ポピュリズムの台頭は、各国の内政・外交にいかなる帰結をもたらすのか?

そんなことが表2に書いています。

EU全体、メルケル、ブレグジット、マクロン、イタリア、トランプ政権、日本などの外観をざっくりつかめる本です。

それぞれの章を別の方が書いています。

世界については、難しいからか、そんな専門家がいないのか?

理由は分かりませんが、書かれていません。

中国についても記述が無いのが残念です。

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