2017年 54冊目『大学を出て仕事もせずにダメだった僕を生かしたリクルートの組織風土』
友人のROBの長崎さんの著書です。
先日、2人で飲んだ際にサイン入りで頂きました。
ありがとうございます。
アルバイトで入った長崎さんは、20年リクルートで働き続け、営業部長やソリューション部長やコンサルタントなどを歴任しています。
これだけ聞くと、成功、成上がりストーリです。
ただ、本人の性格もあり、本の構成は、長崎さんの失敗事例から始まります。
らしいです(笑)
マネジャーや部長になった時に、視野や視点が狭く、短期的な判断で間違った指標設定をしたり、成果について間違った判断をしたり、メンバーの声に気づかなかったり、赤裸々に書いています。
新マネや新部長のアルアル話ですね。
リクルートやリクルートマネジメントソリューションズ(旧人事測定研究所)で学んだ、組織活性の原理原則に照らし合わせながら、自分の失敗事例を客観的に振り返っています。
ご自身は、現在独立して企業の組織コンサルをされています。
長崎さんの本を読んで、自社を改善したいと思う中小企業の方々がたくさんいるのではないでしょうか?
ご自身がコンサルした会社の具体的な事例も載せていれば、もっとリアリティを持てた気がします。
これは長崎さんのコンサルを受けたら教えてもらえるのかな(笑)
▼前回のブックレビューです。
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