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2023年 16冊目『スマホからヒットを生み出すTikTok活用大全』

NateeのCOOの朝戸さんの著書です。
Nateeはクリエイターエコノミーカンパニーを標ぼうし、
TikTokのクリエイターと共創するマーケティングで成長した会社です。



朝戸さんは元Rで評価も高かったのですが、社長の熱い思いに触れNateeにジョインしました。

TikTokはショートムービで、Youtubeと違い、視聴回数が増えてもクリエイターに直接お金は入ってきません。

一方でショートムービーなのでTikTokの視聴者に合った動画を作ることができれば、知名度が無くても回数が増えることもあります。

そもそも、レコメンドロジックがYoutubeと異なるので、知名度が無いクリエイターでもレコメンドしてもらえビギナーズラックがあり得ます。

しかし、上述の通り、回数が増えてもお金になりません。

ではどうやってお金を稼ぐのか。
それは企業のPRをする方法で稼ぐのです。

ところが、PRっぽいのは視聴者は興味を持ちません。

しかも、そんなことをするとフォロワーも逃げていきます。
だから、TikTokクリエイターとしては、自分のフォロワーも満足し、しかもPRをするという方法を模索します。

しかし、広告主はTVコマーシャルのように自社の商品や効能をPRしたい。
ここにコンフリクトが起きるのです。

その間に入って広告主のしたい事とクリエイターがやりたいことをビジネスベース(これが難しい)で成立させるのがNateeの役割です。

広告代理店なのですが、クリエイター寄りに見えます。
そうしないと、結局広告効果も得られないのです。

この本にはTikTokの歴史や効果などに加えて実際の事例やクリエイターの生声も載っていて、業界全体を把握できます。

私も2年ほど前に朝戸さんの協力のもと30くらい動画を作りました
今でも6000人くらいフォロワーが残っていて
最高は7000超Likeが付いています。

▼前回のブックレビューはこちら


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