2022下半期facebookいいね!ランキング4位 2022年 100冊目『自分の最高を引き出す考え方 スポーツ心理学博士が語る結果を出し続ける人の違い』
これで23年連続毎年100冊以上本を読み続けています。
100冊目は、スポーツ心理学博士の布施努さんの本です。
リクルート同期の柴垣さんが書くのを手伝った本でもあります(後書きに柴垣さんへの感謝が綴られています)
布施博士は、様々なスポーツチームにトレーニングを提供されています。
そして、多くのチームが今までとは違う結果を出せています。
しかも、それは様々なスポーツ、様々な年齢、様々な地域で起きているのです。
一例が載っているのですが
・U23ベースボールワールドカップ優勝
・桐蔭学園 全国ラグビー大会連覇
・慶応大学 東京六大学野球・明治神宮大会優勝
・早稲田大学 ラグビー大学選手権11年ぶり優勝
・東京ガス 都市対抗野球創部94年で初優勝
・ロコ・ソラーレ 吉田夕梨花選手 北京オリンピック女子カーリング銀メダル
・米岡聡選手 東京パラリンピック男子トライアスロン 銅メダル
6つポイントがあるのですが、これはスポーツだけではなくビジネス、子育てなどなど様々な場面で使えます。
一読の価値があると思います
1 縦型比較思考:長期的ななりたい自分と現在の自分を比較
→自分のことは自分次第でコントロールできる
※横型比較思考:他者と自分を比較
2 役割性格を演じる:なりたい自分像を演じる
→宮里藍は、高校生に「みんな女優になってくださーい」
→渋野日向子は、笑顔の自分を演じて優勝
3 ダブルゴール:対になる2つの目標を持つ
→大きな目標と小さな目標
→最高目標と最低目標
→結果目標と行動目標
→チーム目標と個人目標
4 CSバランス:ChallengeとSkill
→簡単にはできないけれど頑張ればギリギリできるかもしれないこと
→今できるかもしれない精一杯のこと
5 獲得型思考:勝つために思考する獲得型思考
→何かを手に入れるために行動をする
→意思決定が自動的で速く、チャレンジする意欲が強い
※防御型:何かを失わないために行動する
→意思決定に慎重で、不安感が増し積極性が低下しがち
6 楽しいからやる、オートテリック(自己目的的)パーソナリティ
:自分がいま行っている行為自体に喜びや楽しさを見出す
→フローでいう「それ自体が目的である」と感じている状態
※利益や報酬や評価と言った外から与えられた目的のために動いていない