休職日記_20240614

なんとか起きて正午に歯医者に行き、尊厳を失ったと言わざるを得ないほど削られた前歯につるつるの歯擬きを被せられた。午後まるっと空いたところでいつも通り図書館に行こうとしたのだが、なんだかモチベが上がらない。本は昨日読んだし、ピカピカの韓国語の参考書を開く気合が今日は足りないし、じゃあさして涼しくもない図書館に何をしに行くのだ? 空調の効いた家でテトリスの練習をしたほうがマシじゃないか?
最近テトリスエフェクトコネクテッドを買った。綺麗な背景と音楽が特徴のテトリスで、チルに向いているかと思ったのだが、むしろパチスロみたいな脳汁垂れ流し系の演出で、おもてたんとちゃうな……と思いながらプレイしている。寝る前にやると覚醒してしまうので、すっきり起きられた日の午前にやる感じだ。ただでさえめちゃくちゃ下手くそなのにテトリス99のマラソンより見づらいせいで置きミスが多発しており、150lineすらクリアできない。陰キャオタクなのにゲームも下手で、なんならできるんだ、マジで。
閑話休題(死語)。
あ、カラオケ行こ!
『カラオケ行こ!』は原作を持っていて、この前満を持して映画も観てみたが、常に眉間にシワの寄っている綾野剛が愉快かつかっこよかった。登場人物のカラオケの力量がかなり役に合っていて、すげー、と素直に感心したものだ。でもギャグとしてはリトグリと合唱団の紅がいちばん面白かったかもしれない。
閑話休題(もうええて)。
カラオケなんて毎秒行きたい。私は声がでかいので、声がでかくても許される空間が好きだ。歌自体は普通に下手である。ジャイアン型音痴。陰キャオタクなのに歌も下手で、なんならできるんだ、マジで。聞かされる人が可哀想なのでヒトカラに、多いときは週1で通いつめていたのだが、ここ数ヶ月は人としか行ってないなと思って、え、人に聞かせてるじゃん、そうです、ごめんなさい、とにかくそうと決まったらカラオケに行くしかなくなった。
若かりし……本当に中学生くらいのときはヒトカラで6時間とか余裕だった気がするのだが、大人になって深夜飲酒ヒトカラ習慣を経てから喉が弱くなり、フリータイムで入ったものの、喉を温めているうちに枯らした。つまり調子がよい瞬間が1曲もなく、私比だとしても上手く歌えることがないとなるとなんもおもんなく、割と早々に飽きてこれを書いている。少しでも長居したい。もう払う金額が決まってるから。
100均に寄って帰ってきて、昔よくやっていた#コンパスという対戦アプリゲームをギルドメンバーとプレイしたが、最終ログインが1ヶ月以上前でそれもギルド内で遊んだだけだった私のコンパス筋は著しく衰えており、1試合3分間のうち常に気を張り詰めて行動すべきなのに、なんかよくわからないままステージをウロウロしていたら勝敗が決している、みたいな、残り2人の味方に物凄く申し訳ない遊び方を何試合もしてしまった。
下手くそすぎて野良(ひとりでマッチングに潜ること)で遊ぶのが嫌なのだが、下手くそすぎて固定(仲間とパーティを組んでマッチングに潜ること)するのも耐え難く、もう完全に足を洗うしか道筋が残されていない。あるいは、ギルメンに根気強く固定を組んでもらって、勝負勘を取り戻すかだ。これでも大学4年次の半分以上の月日と、社会人3年目くらいまでの余暇を概ね捧げている。だが、寄る年波には勝てぬとも言うし……。アクションゲームには反射神経も必要なので、どんどん老いている私が今1からやり直すのはもう無理なのかもしれない。陰キャオタクなのにゲームも下手なんだからもう死んでくれ。
総じて不完全燃焼な日だった。図書館行っておけばよかったな。

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