自分のサービスを作りたいのに、「勉強中」から一歩踏み出せないときは
こんにちは!中野あすかです。
今日は、自分のビジネスやサービスを作りたいのに、「勉強中」という地点から一歩踏み出せない人に向けて贈る記事を書こうと思いまして。
これを書きたかったのはね、私自身が「勉強中」からずっと抜け出せなかった時期があったからなんです。
でも、その「勉強中」から抜け出せたとき、とーーーっても目の前が自由に開けて、「私はもう、なんでも出来るな」って感覚が訪れたのです。
それが、いま。なう、なんです。
なのでこの感覚をリアルタイムで伝えたくて、言語化したくて、タイピングを走らせることとしました。
大丈夫。これを読んだら、あなたならもう、「勉強中」から抜け出せるからね。
「Asuka@キャリコン勉強中」
いま私は、キャリアコンサルタントという国家資格の絶賛受験期間中でして、先週末学科試験が終わり、あさってに実技試験が控えています。
学科試験が終わった後、Twitterで「キャリコン」と調べてみたら、同期のキャリコンの受験生たちがいっぱいつぶやいていました。
「過去問より難しかった」
「この問題は○○だよね?!」
「ここ勉強したのに出なかった」
そんなタイムラインを眺めながら、
「ああ、私もあの時、腹を決めなかったら、試験の内容の文句をTwitterに書いたろうな」
と思いました。
私がフリーランスになると決め、Twitterを始めたのは今年の3月。
去年の11月に会社を辞めて翌月にキャリコンの養成講座に通い始め、少し落ち着いた3月からTwitterを始めました。
ユーザー名はたしか、「Asuka@キャリコン勉強中」みたいな感じだったと思います。
最初は、そんなにつぶやくこともなく、ただ情報収集をしていました。
キャリコンの試験に関する内容や、勉強のこと、カウンセリングの技術のこと。そして、キャリコンとして活躍している人がどんな風に働いて、どんな生活をしているのか?を調べていたんです。
少したってから、授業で習ったことをアウトプットするために、自分でつぶやくようになりました。
「○○技法ってこんなことかな~」とか、
「○○って理論家の○○○○が覚えられない~」とか、
「今日のロープレ上手くできなかった」とか、
「この語呂合わせで覚えるようにしました!」とか。
前のツイートが残ってた。
こんな感じで、つぶやいてました。
キャリコンの同期の受験生や、ひとつ前の期の受験生も結構フォローしてましたしたが、みんな私と同じようなことを書いていて、
みんなこぞって、○○@キャリコン勉強中とか○○@キャリコン17回受験生みたいな名前だったんです。
そう。みんな、 ”勉強” をしていたんですよね。
でも途中から、その”勉強”に、違和感が出始めたんです。
受験生界隈のみんなは、クライアントを支援するための勉強じゃなくて、「キャリコン」という資格に受かるための”勉強”をしているんじゃないかって。
でも、分かります。
資格勉強って不安ですよね。”勉強”をしていないと落ち着かないです。だって試験はすぐそこに迫っているし。
それに、勉強は楽しいんです。過去問がスイスイ解けるようになってくるときに脳汁が出るあの感覚は、私だって知っています。
そして、それをtwitterでシェアしたい気持ちも、もう、めっちゃ、めっちゃ分かるんですよ。
でも一方で、私には受験生界隈のTwitterの人たちのことが、
「塾で○○先生がこう言ってただろ~」
「お前塾の宿題やった?」
「俺こないだの模試で志望校判定Aだったんだけど、お前は~~?」
と教室の中でまで話しかけてくる、同じ塾に通っているクラスメイトに見えてしまいました。
でも、この記事を読んでくれているあなたは、本当は絶対、「同じ塾に通っているアイツ」なんかじゃない気がするんです。
あなたはそんなところにいちゃ、もったいないのよ。
だって、あなたは、あなたの「やりたいこと」を、既に風呂敷の中に持っているじゃないですか!
きっともう、支援したい人やサービスの受け手の顔があなたには見えていて。
「ああ、こんな人を、こうな風に支援したい」って、頭の中でシミュレーションなんかしたりして。
今のこの勉強や、資格を取ることははただの手段で、本当の目的じゃないって、少しずつ分かり始めてるはずじゃないですか!
「本当のクライアント」と本気で向き合ったら変わったこと
私も、自分の考える「支援」を、頭の中でシミュレーションしていました。
こんな雰囲気づくりをしたい、とか、
こんな問いかけをしたい、とか。
そうしたら、受験生同士のロープレではなくて、生の”クライアント”と向き合いたいと思うようになったんです。
ちょうど大学時代の友達が「相談させてよ~」って言ってくれたことを思い出し、「私の初めての、”クライアント”になってくれない?」と、私からお願いしました。
無料だったけど、お互い本気でしたよ。
友達は本気で変わろうとしてるし、私も本気で友達に向き合いました。
ちょっと恥ずかしいんだけど、こんなスライドも作ったりして。
セッションの前に見せたりしてたなあ。笑
(久しぶりにスライド開いたけど、今の考えと根本はズレてない。)
ほいで。
友達とのセッション期間を通じて、私には変化が3つありました。
どれも、練習相手ではなく、「自分が支援したい人」と本気で向き合ったからできたことだと思います。
生のクライアントの支援って、当たり前だけど授業のロープレ通りにいかないです。
話はとっちらかるし、途中でクライアントさんが泣いてしまったり、クライアントさん自身が上手に言葉を紡ぎだせないことだってたっくさんあります。
クライアントの個人的な背景を知ってると、「共感」じゃなく「同感」してしまうことだって、あります。
キャリコンの試験のロープレは15分ですが、本当の「支援」をするなら、そんな短い時間は、やっぱり意味をなさないです。
家族と上手くいっていないこと、
生い立ちの辛いこと、
壮絶な経験をしてきたこと。
時間をかけて、2人で頑張って向き合わなくちゃいけないことは、たくさんたくさんあります。
授業で先生が言ってることなんて、ほんの一部なのです。
クライアントさんは、「勉強中なんですぅ」と言い続ける人に、人生をかけた深い相談はできません。
「勉強中」って言いまくってる人とのセッションで、ボロボロ泣きながら、「本当はこうしたいの。幸せになりたいの。」って言ってくれることは、ないと思ったんです。
はじめてのクライアントになってくれた友達は、私のことを一人のプロとして見てくれました。
だから私は
「受験生界隈」から、
「勉強中」から、
ちゃんと抜け出すことにしたんです。
支援したい人が未来にいるなら。自分のサービスを作りたいなら。
本当は、支援したいクライアントがいるのに。
誰かを支援したくて、誰かに幸せになってもらいたくて、対人支援の道を踏み出したのに。
「自分のビジネス」「自分のサービス」を展開したいのに。
早く、プロになりたいのに。
私たちは、「勉強中」っていう地点に、つい、とどまってしまいたくなってしまうんですよね。
でもね、私は思います。
今あなたがすべきは、受験生界隈のTwitterで、盛り上がってることじゃないよ!絶対。
私は、「受験生界隈」から抜け出したら、自分の伝えたいことがいっぱいTwitterに書けるようになりました。
すでに資格を持っている”センパイ”たちや、同期受験生が、私のツイートについてどう思うかなんて、まったく気を遣わなくて良くなったんです。
そして、ビジネスネームを決めて、noteも始めて、音声配信も始めて、公式LINEも作りました。
そして、なんといっても、自分の考えていた「商品」を、世の中に出すことができました。
「独立準備中」を、
想定していたよりもずっとずっと早く、卒業できました。
もし、「勉強中」のアカウントを長らく運営してしまったのなら、新しいアカウントを作ってもいいと思います。
少なくとも私は、「勉強アカウント」を運営してしまっていた頃の、違和感のあるツイートをほとんど消しました。
あなたも、その”沼”から早く抜け出してほしいな。
いや、あなたが、その"沼"から抜け出すのを決めるのは、これを読んだ「今」なんだと思います。
たった一人で決めて、たった一人で行動するのは怖い。
でも、たった一人で決めて、たった一人で行動するのって怖いですよね。
だって、「勉強アカウント」を卒業したら、プロとして発信することになるんですもん。
どうしたらいいのか迷うこと、沢山あると思います。
そんなときに、私がいるんです。
私と繋がれる、LINE公式アカウントを作ったから、どうすればいいか分からなくなってしまったら、登録して私に連絡してみてほしいです。
そうじゃなくても、この記事を読んで「一人で頑張らなくてもいいんだ~」って思ってくれたら、それだけでも嬉しいです。
連絡、待ってます。
▼資格勉強アカウント沼から抜け出した後の私のことを書きました。良ければこちらもどうぞ!
この「サポート」って機能、なんなのか知らなかったのですが、どうやらチップ的なものらしいです。いただいたら、新しい本とちょっと美味しいお米を買う資金にしようかなと思います!