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【毎日を楽しむ=まいたのが苦手な方は】

わたしのメンターである樺沢紫苑先生は
「毎日を楽しむこと、まいたのしましょう」とよく言われる。

確かに毎日を楽しめれば幸福な人生だろう。

しかし、今まで毎日を苦しんで生きてきた人に「毎日を楽しもう」と勧めても、「どうしたらいいか、わからない」と戸惑う方もいるだろう。

「楽しむ」という言葉はなかなかイメージが湧きにくいのではないか?

だって、今まで「苦しい」ことに注目していた人が急に「楽しい」に注目しろと言っても無理がある。

まず、具体的に何をやればいいか、そのTODOがわからなくては「楽しむ」ことは実践しにくい。

ということで、「まいくる(毎日が苦しい)」から「まいたの(毎日が楽しい)にするにはもう一段階具体的な行動が必要だ。

「まいくる」から「まいたの」へのシフトさせる考え方と具体的な行動を紹介したい。

「まいくる」な人はまず、楽しむ感覚が麻痺している。

そこで最初は「楽しむ感覚」を身につけないといけない。

そこで紹介するのは「まいあじ」という考えだ。

「まいあじ」とは私の造語だ。

意味は「毎日を味わおう」というもの。

なにかを楽しむにはその楽しい出来事を感覚で味わう必要がある。

「味わう」つまり、目の前の出来事を集中して意識を向け、五感で感じるのだ。

今の世の中、みんな忙しいので意外と目の前の出来事に集中できていない。

だから、目の前の幸せや楽しみを見逃してしまう。

そうじゃなくて、もし目の前の物事をしっかり味わえれば意外と「楽しい」ことを見つけられるのではないか?

人生すべてが苦しみだけの人はいない。

生きていれば楽しいことは必ずある。

ただ、その楽しみを見つけられず、心ゆくまで味わえていないから「まいくる」な日々を過ごしてしまうのだ。

「まいたの」を目指すならまずは感覚を磨いて「楽しみ」を味わえるようになろう。

さて、「まいあじ」の身につけ方についてだが、やり方はいろいろあると思う。

例えば

・水テイスティング
・雲観連想
・グルメリポート
・包丁研ぎ

なんでもいいので目の前の「今ここ」に集中してほしい。

今や当たり前に飲める水道水を一杯汲んできて一口ずつ飲んで感想を考える水テイスティング。

雲をずーっと観察してその形から連想できることを想像する雲観連想。

目の前の食べ物を食べながら食レポするグルメレポート。

きれない包丁を一心不乱に研ぐ包丁とぎ。

とにかく目の前の物事に集中してみる。

それを繰り返すことで感覚が鋭くなり、「楽しい」ことを見つけられるようになるはず。

「まいたの」を実現するにはまず「まいあじ」がおすすめだ。

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