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「横浜元町で一番旨いラーメンはどっちだ!?」

その店を知ったのは、ネットではない。
息子がいく小児科の目の前に毎回行列ができていたからだ。
「塩らー麺 本丸亭 横浜元町店」。
以前、隊員まなぶの誕生日に連れて行ったら、

「本丸塩らー麺(900円)」を注文した。
「隊長、旨いですね、ココ!」と喜んでいた。

「塩らー麺 本丸亭 横浜元町店」赤丸塩らー麺(1,000円)

俺はいつも「赤丸塩らー麺(1,000円)」を注文する。

「塩らー麺 本丸亭 横浜元町店」赤丸塩らー麺(1,000円)

以前来た時より、辛味のトッピングが強くなった。
俺はパンチの効いた辛さが好きだが、隣のカップルの男性は、むせていた。

中太ちぢれ麺から半透明なスープ、チャーシューまで完成された味で旨い。
意外だったのは、春菊が入っていたこと。
行列ができるのも納得。常連客も多いようで店主と会話が弾み、
常連になると、ぎょうざ2個がサービスされるらしい。
地元の常連客によると、本店よりも旨いんだとか。

「塩らー麺 本丸亭 横浜元町店」外観

実は、塩ラーメンをあまり食べたことがない。

東京・荻窪駅前のロータリーができる前の幼少期から中学生くらいまで、よく通ったのが行列のできる名店「丸信」と「丸福」。
「丸信」は、竹の子ラーメン、
「丸福」は、たまごチャーシュー麺が旨かった。

昔っからラーメンといえば、「正油ラーメン」の俺が、
ここの塩ラーメンは、何度も通いたくなる味だった。
次回は、「梅鶏塩らー麺」を注文したい。

「中華そば さとう」外観

味比べしたいと、「元町ラーメン」で検索し、
「下前商店」に向かったら、お店が「中華そば さとう」に替わっていた。
「でも、この店構え、旨いに違いない」と、ドアを開けると
店主が一人。

「中華そば さとう」店内

たまたま客は俺一人になったので、若い店主に声をかけた。
「お店、変わりましたか?」
「今年6月までは下前商店さんで、うちは8月から営業してます」
「若いのにオーナー店主?」
「両親が大船で同じお店をやっていて、 そこで修行させてもらって元町にOPENしました」

ちょっとサイトをチェックすると、
両親が経営しているのが、神奈川県鎌倉市内の大船「中華そば さとう」。
大田区穴守稲荷の「中華そば さとう」姉妹店で本店はTRY新人賞、名店しょう油の受賞歴があるらしい。

メニューがシンプルでいい。
「えっ3種類!?」
中華そば(700円)に味玉(100円)をトッピングして注文。
注文と同時に支払いは、この店が初めて。

「中華そば さとう」中華そば+味玉トッピング(800円)

一口飲んだスープが旨い。澄んだスープに
飲んだことがありそうでない煮干の効いたアッサリしたスープに、細麺。
フワトロ食感のチャーシューを食べた時、
チャーシュー(200円)を追加注文すれば良かったと思った。
こんなに黒いメンマは初めてだが、味が濃いわけではない。
素朴で旨い「中華そば」何度でもリピートしたくなる味だ。

ってことで、妻を連れて2人で再訪。
ダイエット中の妻も罪悪感なく食べられると思ったからだ。
妻は中華そばに焼豚トッピングで注文。

「中華そば さとう」中華そば+焼豚トッピング(900円)

「低温調理のチャーシューは柔らかくて美味しいけど、 
 ちょっと全体にアッサリしすぎかな」
と18歳年下の妻。

俺もどんどん濃い味になっていったが還暦過ぎて好みが変わったと思う。

「中華そば さとう」塩麹そば+味玉トッピング(850円)

俺は「塩麹そば(750円)」味玉トッピング(100円)を注文。「健康的!」って思ったが、やっぱり俺は中華そばが好き。

期待の新人、応援したくなった!

「中華そば さとう」外観

どちらの店も優しい味で、まるでアート作品。
「ちょっと飲み過ぎたかな」なんて思った翌日にピッタリだと思う。

どちらもお洒落な店で女性客でも入店しやすい。
実際、どちらの店にも女性客がいた。
前に紹介した男性客ばかりの横浜関内の「味のラーメン海賊」とは対照的。

横浜・山手の自宅から20分の徒歩圏内というのも嬉しい。
ご馳走様でした。また、行きます!

「中華そば さとう」中華そば+焼豚+味玉トッピング(1,000円)

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