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成果を出すために必要な、 たったひとつの考え方。

こんにちは。中村です。
今朝 ささきひろこ さんのこの記事を読んで
「自分を編集し続けることの大切さ」を感じました。

よく使う言葉ではあるけれど
「編集」って正確には何をいうのだろうかと ふと思ってググってみると
「構成、配置、関連づけ、調整などの作業をすること」だと。

主語を自分自身にすると
自分という存在を 構成、配置、関連づけ、調整し続けていくこと。
つまり、時々自分自身の「構成」や「表現」や「伝え方そのもの」をアップデートしていく行動のことなのかな。と私は捉えました。

そう考えると、
ブラッシュアップ(磨き上げる、強みをつくる、強みを磨く)よりも
アップデート(時代や年齢や環境に合わせて最新の状態にしておくこと)の方が 力みがなくてイイなと思うわけです。

人は、特にビジネスにおいては 成果主義になりやすいものです。
私はそれが悪いことだとは思わなくて、成果や結果を求める気持ちが「知恵」や「コツ」や「独自のノウハウ」を生むのだと思っています。

むしろ成果はどうでもいいっていうビジネスなんて「あるわきゃない」って思います。
成果って、売上とか利益とかだけではなく「やり遂げた」とか「完成した」とかいろいろあるのですからね。

今日はその「成果」について、私自身がそれを得るために行ってきた
自分自身のアップデート」方法を書いていこうと思います。
あくまで私の自論ですので、誰もがその通りやればイイというわけではないのかもしれませんが、少なくとも私の身近のスタッフ達には大きな効果がありましたのでここでご紹介するということでご理解くださいね。

仕事で成果を出すために必要な、たったひとつの考え方。

「成果」というのはポジティブなものです。
プラスの結果。それが成果です。

そこにネガティブな要素も含めたものが「結果」です。
結果というものには「良い結果」と「よくない結果」があります。
しかしその二つを見てみるとわかるでしょう。
「成果」というのは「結果」の中にあるのです。

つまり「結果」の中の「良い部分」「ポジティブな部分」が「成果」です。
成果も結果も同じ種類のものだということです。

だから私はまず「成果」ではなく「結果を出す」ことにフォーカスして考えることにしています。
「結果」はどうすれば出るのか。それはもう簡単ですね。

結果は「行動」すれば出ます。
良い結果かそうではないかはわかりませんが、
何か行動すればそれに対して「結果」は必ず出ます。

逆説的に言うと、「行動」しなければ何も起こりません。
とても素晴らしいアイデアや企画を持っていても、頭の中だけで「あーでもないこーでもない」と考えているだけでは何も起こらないのです。

つまり、成果というものを整理して定義付けると
行動したことによって起こる「良い結果現象」。
ということになりますね。

最も重要なことは「行動をコントロール」すること。

そうなると俄然重要になってくるのが「行動」ということになります。
「そりゃそうでしょうよ!」と思った方。行動には2つの種類があることをご存知でしょうか。

私は「行動」を2つに分けて考えています。
1つは「無意識行動」。
もう1つは「意識行動」。

ここでまとめる意味で下手くそなフロー図を載せておきますね。↓

「無意識行動」というのは、何も考えなくてもやってること。
習慣もそのひとつだし、癖もそのひとつです。
特別意識しなくても自然にそう”行動する”。それが無意識レベルの行動ということになります。

「意識行動」というのは、「こうやるぞ!」と決めて行動すること。
私たちの中では「意思決定行動」と呼んでいます。
例えば、「今日から夜9時以降は水しか口にしないぞ!」と意思決定してそう行動する、とか。
自然にはそうならないから意識してそうする行動ですね。
だいたいこの「意識行動」というやつは長続きしませんからね。

意識行動が長続きしない理由

無意識に「成果の出せる行動」ができる人はごくわずかしかいません。
私の経験上、常に成果の出せる人は「自分の行動レベルをコントロールできている人」とイコールだと言っても過言ではないでしょう。
テクニカルな部分はその行動の下にあるのです。

ほとんどのビジネスパーソンは、成果を出すために「意識行動」をしようとします。当然私もそうです。
でもそれがなかなかできない。なかなか続かない。
つまり、毎度毎度「意思決定」しないと行動できないわけだからモチベーションが高い位置で安定しないのですね。
ちなみにそれも私も同じです。

それでどうしたか!
私は2つのことを考えることにしました。

1つは、「続かないことを意志が弱いせいだと思わないこと」。
2つ目は、「行動に即した意思決定をしようと決めたこと」。

意志が弱いせいだと思わないこと

これは伝え方が難しいのですが、
少なくとも「意志を強くしよう」というのとは違います。
言いたいことが伝わるかわかりませんが、
「意志が弱い自分を肯定する」という表現が近いのかな。
それも含めて「自分だ」と認識したのですね。

でもさっき言ったように
「行動」しないと成果は出せないわけじゃないですか。
ならば「認識している意志の弱さ」にフォーカスせずに、
「行動していく」という意思決定をすることにしたのです。

つまり、
意志の強さで行動していくのではなく、
行動による結果によって「意志をコントロールする」ことにしたのですね。
そう思うことによって、今まで意識してやっていた「意識行動」が、
「成果」が出るたびに無意識に近い状態でできるようになってきたのです。

行動に則した意思決定とは

これは意外とできていない人が多くて(そういう私ももともとはできていませんでしたが ^^;)、うちのスタッフもそれを意識するようになって飛躍的に行動できるようになったものが何人もいます。

行動に則した意思決定とは、
言い換えれば「行動に則した表現をする」という習慣ですね。

「行動に則した」というわかりにくい言い方ですみません。それに代わる日本語のいい言葉が見つからなくて。。
これはつまり、行動するための表現のことで、私たちは日常的に
「それは行動レベルか?」というような使い方をします。

例を出した方がわかりやすいですね。

行動レベルではない表現:
継続力について勉強する。

行動レベル:
継続力に関する書籍を三冊読み、それを日報と朝礼でアウトプットする。

自分が何をするのかを明確にする=行動レベル。
「勉強する」というのも自分の行動だけど、
抽象的で「行動に則していない」と私は思うのです。

具体的に、自分の行動に置き換えてタスク化することで、
自分が行動することにフォーカスできるのです。

行動レベルではない表現:
扇風機の修理をする。

行動レベル:
午前中までに工具を揃えて、昼休憩の間に扇風機を分解し、帰社までに修理を終わらせる。

つまり「行動レベル」とは、
誰が(自分が?誰かが?)何をどう行動するのか。を明確にするということです。その中で自分がどんな行動をするのか。

そして効果測定ができる表現にします。
できたかできていないかを誰が見ても明確に表現するのです。

そんなことを続けていくと、思わぬ副次的な効果もあります。
それは、「仕事を具体的に考えれるようになる」ということ。

この結果を出すために、これをこうしてああしてというような
ブレイクダウン(作業分解)させる能力が付いてきます。
まあこれは副次的ではありますが、なかなかおもしろいですね。

今日の本題とはちょっと違いますが、
実はこの「ブレイクダウンする能力」は、ビジネスを成功させる上でとんでもなく重要です。
また機会があったらブレイクダウンについての記事も書こうと思いますね。

成果は行動の中にある。

今日私が伝えたかったことは、
「成果は結果の中にある」
「結果は行動の中にある」
そして、
「成果は行動の中にある」。

成果の出せる素敵なビジネスパーソンになるために、
自分の「行動レベル」をアップデートしてみてはいかがでしょうか。

#自分の行動をアップデートしよう


それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょう!

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