見出し画像

これからのビジネスのテーマは何か。

皆さん、こんにちは。中村です。
今日はディスカッションを2本やってきました。いや〜楽しかった!
ここ最近はコロナの影響でやれてなかったけど、やっぱりディスカッションには新たな学びがあります。それを思い出しました。

あらためて思えば、私はいつもディスカッションを通じていろんなことを学んできた気がします。
議論するということは「自分の考え」という小さいキャパシティだけではなくて、参加した人数分だけの「人生」や「世界観」が交錯するわけです。
それを”補い合う”のではなく、”どれかを選ぶ”のでもなく、”妥協する”のでもなく、”導き出す”

だからおもしろい。
だから気付きがある、発見がある。
だから新しい発想が浮かび上がる。
そしてその結果、自分が成長する。

今度みんなでzoomディスカッションやりましょうよ!何かテーマを決めて。
いつものディスカッションのルールは3つだけ。

1.キャリアや年齢や性別や国籍での上下は一切関係なし!
   つまりみんな立場は平等。
2.乱暴な言葉は禁止。
3.それでもってマナーある激論は大歓迎!

きっと終わった後で学びの実感が湧くと思いますよ。
なかなか時間が合わないかもしれませんけどね ..^^; 
でもおもしろそうですね。

ちょっと余談が長くなってしまいましたので、ここらで本題に入ろうと思います。タイトルと関係ない話しが長くてすみません。

その今日のディスカッションの中で、途中こんな議論になったのですが
それは何かというと、

これからのビジネスのテーマは何か。

ということ。


これからの」というのは、コロナ禍とかアフターコロナとか、5G時代とかいろいろ。
ビジネスのテーマ」というのは、ビジネスの本質的な課題とか、本質的な意味とか、そんなことで理解できると思います。

今日のディスカッションでどうなったかは 置いといて、
このnoteは私のアウトプットの場ですので「私の考えるビジネスのテーマ」というところで書いていこうと思います。
もちろん違う意見があってもいいし、納得してもらってもいい。
もし読んでくれたならきっと何がしかの気付きがあるはずだと思っています。


私はこれからのビジネスのテーマは、
人を幸せにする」ことだと思っています。
きれいごとを言っているのではなくて、それを外してビジネスは成り立たなくなるとさえ思っています。

「人を幸せにする」という切り口も、実は2つの要素があります。

1つは、
「イイコト」をもっと大きく(多く)することで、人を幸せにすること。

もう1つは、
「危険や危機を回避させる」ことで、人を幸せにすること。

そのどちらも、結局は「人を幸せにする」という目的のもとでビジネスとして成立します。

イイコトを大きくするビジネス。
それは例えば「夢を叶える」「目標を達成する」「欲しいモノが手に入る」「欲しいコトが手に入る」などのように、
今が0だとすると、それが+100とか500とかになっていくビジネスです。

危険や危機を回避させるビジネス。
それは例えば、「病気や体調が良くなる」とか「体調が悪くならないようになる」とかの健康面もあれば、
「このままいったら倒産か破産する」とか「離婚されないように対処する」などというような危機もある。それらを回避するためのビジネスも必要とされるでしょう。今が0だとしてもマイナスになるのを避けるという動機ですね。

この「危機を回避させるビジネス」の方はネガティブな動機なので、
一見「人が幸せになる」という目的とは違うように思えますが
危険が避けれるという未来は、まさに「良かった」という話しであって結果的にポジティブだと認識しています。

このように、どちらのビジネスも「人が抱えている悩み・問題」を解決できるものです。そしてその先には「幸せ」が待っているという条件付き。
だからこそ「欲しい」と思われるのだし、お金を支払ってでも買いたいと思うのだし、それを提供する側も「その人を幸せにする」という目的を忘れてはいかんと思うのです。

例えば、ビジネス書の売れ筋ランキングを見てみると、
売れている本はほとんどが「問題解決本」ですね。
有料のオンラインコンテンツも売れているのは「問題解決ネタ」。

それらは、人が抱えている「問題・課題」を解決するために必要とされています。
「電子書籍を出版したいけどどうやればいいかわからない」と思っている人がいて、「初心者版:電子書籍出版が0からできる本」というコンテンツがあれば、それを買うわけです。

「コンプレックスの解決」はもっと大きな売上になります。
薄毛に悩む人が誰にも気付かれずに高額のカツラを買う気持ちがそれです。
肥満に悩む人が痩せる何か(エステ、サプリ、ジム、食事、ランなど)の情報を有料で買うことはよくあることです。
その悩みの価格価値は本人にしかわからないのです。

今は誰でもいつでも有料のコンテンツをローンチできる時代ですから、すごくその市場は活性化しているわけです。それはとても良いことだし、もっと活性化すべきだとも思います。

だけど、私はちょっとそこを考えるわけです。
本当にそれだけでいいのかと。

その市場に足りないもの。いや、有料コンテンツ市場に私が足りないと思っているもの。それを提供する人にとって不可欠なもの。
それは「人を幸せにする」という目的観です。目的としての「人を幸せにする」という思想です。

誰でもローンチできる時代だからこそ、目的意識の低いコンテンツは淘汰されていくでしょう。これからこの市場はさらにブラッシュアップされていって、本質的に「問題解決」がされないものは売れなくなっていくと私は思っています。

これからのビジネスのテーマ

私は誰がつくったどんなコンテンツにも意味があると思っています。
それをつくった人の思いが「それを買ってくれた人の気持ち」を無視するはずないと思うから。
それに悩む人たちのことを思って、一生懸命につくりあげているのだから。

だからこそこれからは、
その本質に問い続けなくてはならないのです。
その本質に語りかけなければならないのです。
その本質に心を預けなければならないのです。

私は自分のつくった商品やサービスやコンテンツに
いつもこう問いかけています。

これで人が喜ぶのか

これで人が幸せになるのか

これで人の期待に応えられるのか

これで人を感動させられるのか

これで社会に貢献できるのか

これでイイコトをいっぱいにできるのか

これで来て欲しくない危険や危機から救い出せるのか

これで人に愛され続けられるのか

そして、これで人の問題を解決できるのか

これからのビジネスの話しをしたつもりだったけど、
思えば私はもう20年以上前からこんな思いでビジネスを捉えていた気がします。
全然うまくできなかった頃もあったし、
痛い失敗をしたこともあったし、
キレイゴトなんじゃないかって思ったこともあったけど、
それをクリアしてきた今だからこんなふうに言えるのだとも思う。

きっとこれからもずっと、
その時代時代に合わせて、
人の問題を解決できるビジネスパーソンでいたいと、
私は強く思うのです。

#人の問題を解決できる人でいたい!

それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?