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映画『相撲道』を見た感想【相撲知らない人にもオススメ】

先日見た映画『相撲道』について少し語りたいと思います。

私は全く相撲は知らないし、あまり興味のないほうでしたが、相撲好きなお客様に誘われ面白そうだったので一緒に見に行きました。

東中野のポレポレ座という映画館にて見ました。この映画館は以前から知っていたのですが、初めていきました。TOHOやワーナーの映画館とは違い、個人製作など映画などをよく上映している映画館といったとこでしょうか。

映画館へ行き、まず驚いたのが相撲道のチケット完売の文字、上映初日ということもあるのでしょうが、相撲の人気ぶりに驚きました。

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ちなみにしっかり消毒、検温を実施しておりましたよ!

※ここからは内容にも触れていきます。多少なりともネタバレを含みます。


評論家のようにうまい映画評は書けないので感じたままを書いていきますね!

映画が始まり、まず衝撃を受けるのは力士と力士がぶつかるときの音でした。

音が鈍いんです。ゴツッやゴンッというような音が大きく響く、人間同士がぶつかっている音とは思えませんでした。

「毎日が交通事故ですよ」

と力士が語っておりましたが、そりゃそうだ!と思いました。日々の稽古でもこの鈍い音を響かせているのですから、身体が痛まない日がないのではと思いました…

それでも何度弾き飛ばされたり投げられても立ち上がり稽古をつけてもらう、かっこいいと思うと同時に熱いものがこみ上げます。

この映画では二つの部屋を主に取り上げてドキュメンタリーとしています。

部屋についても全く知らないですが、前半は「境川部屋」と後半「高田川部屋」でした。

途中で力士が筋トレをする場面があったのですが、私も筋トレする人間ですので特に注目してしまいました。

さすが力士、体重が多いものあり発揮するパワーがすごい。ベンチプレス100㎏をアップのように上げ、スクワット200㎏も非常にスムーズに行う。

素直にすごいと思いますし私もジム直行したくなりました。

さらにここから一人ひとりにスポットがあてられていきます。

境川部屋からは豪栄道という力士でした。名前だけは聞いたことありました。

1場所まるごと追うのですが、1場所が15日毎日取り組みを行うことすら知らなかったので驚きました。そして、そのうち半分以上の8勝をあげないと番付(ボクシングでいうランキング?)が降格してしまうということでした。

豪栄道の相撲道でかっこいいと思ったのが、ケガをしても痛みを訴えたり弱音を吐かず耐え、ひたすらに稽古や取り組みに打ち込むということでした。

作中の言葉にもありましたが、まさに力の武士。

応援していきたいところでしたが、昨年?で引退されたようですね。

しかし同部屋の妙義龍という力士を応援していきたいと思います。

もう一人、高田川部屋から竜電という力士が取り上げられておりました。

非常に柔和な表情が印象的な力士ですが、致命的な怪我を乗り越えてというところに武士道を感じました。なにせもう一度同じ箇所を痛めたら今後の人生に大きく関わるという怪我をしたにも関わらず稽古をし場所へ挑む。

力士のかっこよさが存分に伝わる映画だったと思います。

稽古シーンでムカデ稽古というのがあり(ポスターにものっていた)、あれはなんだろうと疑問だったのですが、各々が前の人の回しを引っ張っていたのですね。それは相当な負荷だろうと驚きましたよ。

今のようなコロナ禍という状況でこのような力強い作品を見れてよかったです。相撲ファン、相撲を知らない人問わず楽しめる映画だと思います。

少なくとも私は11月8日から始まる11月場所から見てみたいと思いました。

その後映画で感じたパッションそのままにお客様にはトレーニングに励んでもらいました。

夜はちゃんこを食べにいきました。東中野の北の富士というお店です。映画効果もあり美味しかったです。

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そして私はさらにその後ジムへトレーニングしに行きました笑

私もコロナの状況、仕事の状況、様々なものに負けないよう耐え忍び立ち向かうよう、皆さまと一緒に頑張りたいと思います。

上映する映画館は少ないですが、ぜひ『相撲道』見てみてくださいね!


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