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マシントレーニングとフリーウエイトトレーニングの違い

こんにちは!

エニタイムフィットネス中目黒池尻大橋店パーソナルトレーナーの高岡です!!

本日はマシントレーニングとフリーウエイトトレーニングの違いについて、そして自分がどちらをおススメするかというお話していきます。

マシンとフリーウエイトの違いは多くのメディアで紹介されているかと思います。代表的なのが・・・

〇マシンは軌道が決まっている、フリーウエイトは軌道を自分で決めないといけない

〇マシンは動作の自由度が少なく、フリーウエイトは自由度が高い

〇フリーウエイトは抗重力下のトレーニングでマシンはそれに当てはまらない(故にフリーウエイトは受傷リスクも高く、マシンは低い等のネガティブなものも・・・)

こんな感じでしょうか?これらを踏まえても自分がトレーニング指導をするときはフリーウエイトトレーニングを中心に案内をしていきます。それが今回紹介するマシントレーニングとフリーウエイトトレーニングの違いのうちの一つで

〇フリーウエイトトレーニングの方がコアの活性が高く、マシントレーニングはコアの活性が低くても可能

というものです。

例えば脚のフリーウエイトトレーニングのスクワットですが、バーを肩に担ぐのでコア(鳩尾から骨盤まで)が不安定ではぐにゃぐにゃしてしまい正しいフォームでの動作がしにくいです。一方脚のマシントレーニングであるレッグプレスですが、どんな姿勢でもフットプレートを押せれば動作が成立してしまいます。

このコアの活性(いわゆる体幹がしっかりしている状態)はトレーニングでも日常生活でもとても重要で、基本的に「近位の安定性が遠位の可動性を生む」と言われていて体幹が安定しないと四肢が動きにくいのです。それでも無理をして体幹が安定しないのに動こうとすると・・・ここからはご想像の通りです(笑)

巷で体幹が重要と言われる所以はここにあります。よく紹介されている体幹トレーニングはその場で「固める」トレーニングですが、人間が日々動き回る動物であることを考えると、本当は動作の中で「固める」と「動かす」を体の中で同時に成立させることが重要になります。

その点、「重い物を持ち」「身体を安定させ」「動作を行う」フリーウエイトトレーニングは素晴らしいトレーニングです。自分がフリーウエイトトレーニングを中心にプログラムを組むのはマシントレーニングではシートなどがあることからコアに力入れる意識が薄くなりがちで、そのような運動に慣れてしまうと今度はコアを活性化させることが困難になってしまうからです。なるべくなら最初からコアを意識できる運動を取り入れたほうが運動機能は向上しやすくなります。

もちろん個人差がありますので、様々な理由から「柔軟性」や「腹圧」「呼吸」などからトレーニングをしていく必要もあります。ここでご紹介すると長くなってしまうので、気になる方は是非パーソナルトレーニングを受けてみてください!!

とはいえマシントレーニングが劣っているわけではありません、先に挙げた特徴を生かすと

〇受傷歴があり、動作・軌道の制御が必要な場合(リハビリなどもこのケースです)

〇高齢・または体力が著しく低く、関節への負担を大きくかけられない場合

〇さらに筋肉を限界まで追い込みたい場合

〇手軽にトレーニングしたい

こんな時には大活躍です!!

筋肉をつけるためのトレーニングだけではないフリーウエイトトレーニング。是非今までやったことが無い方もこれを機に日々のトレーニングに取り入れてもいかがでしょうか?

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