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令和の出版広告営業

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サブカル編集者に憧れてたけど広告営業をやりながら毎日もがいている人の記録
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#広告営業

やりたいことができないときこそ

やりたいことができないときこそ

飛んで入社2年目、広告営業の仕事を続けていた。

営業の仕事が嫌なわけではない。ただ、ずっとこの仕事をやり続けるのは違うとはっきり思った。

それ以来、漠然と仕事するのはやめようと思った。なんとなく過ごしてると、いつの間にか30歳になり、そしてすぐに40歳になるのが目に見えているからだ。40歳になって、「本当はこんなことしたくなかった」となるのは辛い。

そもそも新卒で最初からやりたい仕事ができて

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他人の時間を奪うからには

他人の時間を奪うからには

新卒入社111日目、だんだんと会議が増えた。最初は自分が主役ではなく、人の話を聞くばかりだった。

会議やちょっとした打合せなどを自分で仕切るようになって、目的を伝えることがいかに重要か、感じる機会が増えた。

その認識が共有されてないと、「この時間、意味あんの?」「これってそもそもなんのために?」という、ツライ時間が流れるのだ。

「〇〇という目的達成のため、○○をやりたく、今日の会議では●●を

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メール1通打つのに30分も経っていた

メール1通打つのに30分も経っていた

入社107日目、ビジネスメールの書き方に苦戦していた。というか、今でも苦戦している。

昔から国語得意な方だったし、ましてや言葉を扱う出版社に入ったにも関わらず、メールの文章がうまく書けない。一文が長くなったり、変な言い回しをしていることが意外と多かった。こんなことに時間をかけたくないと思っていた。

そんなとき、斜め前の席に座っていた30代の先輩は、いきなりぶつぶつ呪文を唱えることがあった。最初

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日銭稼ぎしかできない

時は現在、社会人になって3年目、つまり3回目の5月。

こんな状況で、営業の仕事ができるのか?最初は不安だったけど、結果なんとかできている。

ただ、この事態になる前からぼんやりと、目の前の仕事をただこなすことしかできていない。もっと先の、長く準備して大成できたらいいな的なことができない。時間がないという言い訳。

3年目でもこんな悩みを持っていたら、これからどうすればいいのだろう。ただただ不安に

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チャットで連絡していい内容か迷う

チャットで連絡していい内容か迷う

前回、「どのコミュニケーションツールをメインで使うかは人による」ことについて書いた。

今でこそ在宅勤務が主流となり、メール、Zoom、チャット、電話メインで仕事しているが、新卒入社した最初の頃は、「どこまでチャットで連絡していいの?」と思っていた。

特に、部長にこれチャットで聞いてもいいのか…?みたいな疑問もあり、ザ・日本企業の忖度といった感じ。

この金額で提案していいか、見積見てほしいとか

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お客さんとの接点のつくりかた

お客さんとの接点のつくりかた

入社105日目、広告営業として新規も既存も担当していた。

新規のお客さんとどう自然に接触するのか?はなかなか難しいテーマだ。ただ一番最初に大事なのは、「人によって効果的はアプローチ方法は異なる」というのを認識することだと思う。

未だに電話をよく使う人もいるし、メールしか使わない人もいるし、チャット、メッセンジャーもある。人によってどれをメインで使うかは違うから、その人にとっていちばん自然な方法

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