第202回　美容室経営での価格設定

こんばんは。
今日は涼しく過ごしやすい
1日だったのではないでしょうか？
明日はまた雨みたいですが。。

オープン3年以上、スタッフ5人以下の
小規模店舗の美容室,理容室オーナーに
向けて少しでもマインドが変わる、
一つでもやってみようかなぁと思う施策が
見つかるブログを今日もお届けいたします。

今日は料金をなんとなくで決めていないか？
です。これは求人や離職率にも関わりますので
本気で何時間も時間をブロックして考える
べきだと思います。

あなたの美容室の価格は
どうやって決めていますか？
仕入れと利益を考えて価格は
これくらいだろう。

近所はこれくらいだから
これくらいが妥当だろう。

カット３０００円
　　　４０００円　
これくらいが基準で考えている方が
多いのではないでしょうか？
ではカット
　　　５０００円
　　１００００円
いや～～高いよそれじゃ
お客さんこないよ。

ではカットとトリートメント
カットとスパ込みの値段だと
５０００円６０００円はまぁ妥当か
ちょっと安いかなぁって思うのでは？

そのカット料金は何基準で
どんなお客さんがターゲットの
料金なんでしょうか？？？

もちろんカットを５０００円以上
とろうと思えばブランド力が必要に
なってきますが、

あなたが技術に費やした時間
スタッフの教育をした時間
一体どれだけの時間を費やして
きましたか？

年間に何人のお客さんを
担当していますか？

だけど10年前から
ほぼ変わらず・・
あがっていても１０００円くらい

10年前から世の中は
どうなってきました。

消費税はどうなった？
物価はどうなった？
銀行の金利は？

でもあなたの美容室の
料金は据え置き。お客様の為を
思って料金を変えずに頑張っています・・

いやいやそれこそもう
スタッフは雇わないでください。

それでスタッフの年収は？年間休日は？
どれだけ増えましたか？

今から材料も光熱費も
あがってくると思います。

本当になんとなくで料金を
決めていて大丈夫ですか？

カット４０００円1日10人10時間やって４００００円
カット６０００円1日7人7時間やって４２０００円

カットトリートメント７０００円
1日5人7.5時間やって３５０００円

カットカラートリートメント１３０００円
1日3人7.5時間やって３９０００円

あなたがとりたい料金をまずは決めれば
いいんです。お客さんがとか原価がとか
スタッフが・・とかは後からです。

稼ぎたい金額、働く時間を考えて
まずは料金から決めてそこからです。

ではどんなお客さんを集めればいいのか？
どうやって料金を移行していけばいいのか？
今のやり方で大丈夫なのか？

思い切ってこのお客さんたちは失っても
しょうがない。と思えるか？

コンビニコーヒー
スタバ、ドトール、喫茶店、ホテル

味の違いがあなたは解りますか？
でも料金は確実に違います？

その差は何なのか？
それをあなたの店に応用はできないのか？

コンビニで買う水
スーパーで買う水

その差は何なのか？

家賃５万円に住んでいるヒトか？
家賃１５万に住んでいるヒトか？

ただなんとなく
綺麗になっていればいいヒトか？

美容室に行くのは年に２～３回のヒトなのか？

自分の悩みに寄り添い解決してくれるなら
月２万くらいは使えるヒトなのか？

誰に売るかと考えるだけでも
もっともっと頭の中に出てくると思います。

みんなそれをやらないからなんとなく
周りはこれくらいだからで決めているのです。

だってあなたの美容室です。
価格はあなたが自由に決めていいんです。

なんで
軽でなくベンツやBMWやポルシェなのか？

なんでフェラーリやランボルギーニなのか？

なんでGショックでなくロレックスなのか？

あなたが趣味を持っているなら
ヒントもたくさん出てくるのでは？
なんで
あなたはそこに時間もお金を使っているのか？

あなたの美容室に行く楽しみは何なんでしょうか？
その楽しみを提案したことはありますか？