なかにしけん

歌を歌ったり作ったりしてる人。好き勝手にあれやこれや書いています。歌やインタビュー動画…

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歌を歌ったり作ったりしてる人。好き勝手にあれやこれや書いています。歌やインタビュー動画はホームページまで→ http://nakaken.wp.xdomain.jp/

最近の記事

あなたの生きがいはなんですか?

【この記事は過去に音声配信したものを元に作成したものです。音声でもお楽しみいただけます】 どーも!シンガーソングライターの中西健です!今回は「生きがい」についてお話します。 あなたの生きがいってなんでしょうか? これってほんとに正解がないですよね。 僕自身の今の生きがいは「人の人生を見つめる」ということです。 僕は音楽活動やいろんな人との出会いを通して、人と話しているときに、その人の「心のひだ」みたいな部分に触れたときに楽しいなと最近感じています。 それは相手の恋

    • 施設にいた過去を人に打ち明ける

      【この記事は過去に音声配信したものを文字起こししたものです。音声でもお楽しみいただけます。】 どーも!児童養護施設出身のシンガーソングライターの中西健です。 今回は「施設にいたことを周りに言うかどうか」についてお話させていただきます。 僕はいろんな児童養護施設にいた人と話すことが多いです。 その中で話題にやっぱり上がってくるのが「施設にいたことをまわりにいうかどうか」なんですよね。 先日久しぶりに同じ施設にいた人と連絡を取り合っていて、改めてこのテーマについて考えた

      • モモの家でのイベントありがとうございました

        【音声配信の文字起こしになりますので、音声を聴きたい方はページ下部の音声からお聴きください】 どーも!シンガーソングライターの中西健です。 今回もぼちぼちとやっていきたいと思います。 先日6月25日に大阪吹田にあるコミュニティスペース「モモの家」で行われたイベント「満月の宵」にお越しいただいたみなさま、出演者のみなさま、出店されたみなさま、同じ空間を共有していただいたみなさま、 どうもありがとうございました!!! この日は多種多様な方が出られてて、そしてこんな時期に

        • 詩『追憶のメロディ』

          愛し合うとき けなしあうとき そして 傷ついたとき メロディはこころに居座る 身をよじるように わたしを引き裂いて 美しく ときには残酷に 白んでいく空に 赤く染まる夕日に おもいをはせて

        あなたの生きがいはなんですか?

          詩『家族のかたち』

          母がいて 父がいて 兄がいて 姉がいる 家族のかたちは そう決められている 母と思える人 父と思える人 兄と思える人 姉と思える人 そしてあなたという 心で通じ合う存在 家族のかたちに 正解なんてない

          詩『家族のかたち』

          詩『生活の足跡』

          食べかけのケーキがある ラップのかかった煮物もある 無造作におかれたリモコンがある ゴミの溜まったゴミ箱がある しわくちゃになったベッドの上 半開きのままのカーテンがなびく 回り続ける 時計の針 確かにそこにあった 生活の足跡 それをたどる 残されたものの宿命

          詩『生活の足跡』

          詩『じぶんのことば』

          じぶんのことばはどこにある? 今まで口にしてきたことばは すべてが借りものではないか とおもったりする なにげなく吐いたことばが おもいのほか相手に突き刺さることもあるのに 涙が出そうなほど 必死になにかを伝えようとしても まったく届かないこともある どこかできいた誰かの名言は いとも簡単に口にできるのに じぶんのこととなると うまくことばにできない じぶんのことば というやつに ぼくはまだ出会っていないのかもしれない

          詩『じぶんのことば』

          詩『孤独の無駄使い』

          孤独、という言葉を耳にする よくないニュアンスで 孤独と寂しさはセットで といつしか決まった ひとり旅 そんな言葉があるように 孤独が好き そんな使われ方もあっていい 孤独は世界を広げるのだから

          詩『孤独の無駄使い』

          詩『団らんの盗み聞き』

          母が正月みんな集まるよと言うと 娘は了解と即答し 息子はえ〜と気怠そう 父は黙々と煙草をくゆらせる 家族の約束 こっそり聞いてるのも悪くない

          詩『団らんの盗み聞き』

          詩「暮れ方の実感」

          茜色に染まる空をみて これが夕焼けか・・・ とふたたび想い知る 家から漏れるあかりをみて これが人のいとなみか・・・ とふたたび想い知る 鼻をかすめるカレーのにおいで この時間が好きだ・・・ とふたたび想い知る

          詩「暮れ方の実感」

          詩「郷愁」

          「昔はよかった」 酒の席で誰かが言った そうはならない 心の中で思った 「昔はよかった」 酒の席でぼくはいった そうはならない と思われてるんだろう 時間というのは 思い出を美しいものに変えてしまう

          詩『クリスマス』

          遠い記憶を想いながら 近しい誰かをいつくしむ こころを愛でる ちょっぴり湿っぽいクリスマス

          詩『クリスマス』

          詩『雑草』

          道端の雑草や石ころに意味はあるだろうか ただそこにあるだけ それでも彼らは今そこにいる そしてぼくは今彼らを見つめている 意味を持たせるのは他の誰かなのだ

          4D映画の「におい」

          ガソリンスタンドのあの独特の匂いが好きって人もいれば嫌いという人もいる。 昨今の映画館には4D映画という、アクションシーンで椅子が揺れたり、水に入るシーンで顔面に霧が噴射したり、遊園地のアトラクションさながらの演出を楽しみながら映画を鑑賞できる席が導入されている。 その中で演者がお酒を飲むシーンになると、そのお酒の匂いの霧が鼻元に噴射する仕掛けがあった。 初めて4D映画を観たとき、演者がウィスキーを飲むシーンが出てきて、ウィスキーの匂いであろう霧が僕の鼻元に噴射されるの

          4D映画の「におい」

          とある中華店のシャッターにて

          とある小さな中華料理屋のシャッターに閉店のお知らせの張り紙。 大きく貼られた紙の隅っこに小さなメモ用紙が申し訳なさそうに貼られてて読んでみたら 「よくかよいました。ありがとう。美味しかった。」 なんだか涙が出そうになった。わざわざ悪口にエネルギー使うより、こういうところにエネルギー使えるような大人になりたいもんだと思った。 やっぱり手書きのものはなんとなく表情がみれていい。

          とある中華店のシャッターにて

          〈カップル〉か〈アベック〉か

          この前同い年の人(30歳)が「カップル」のことを「アベック」と結構なドヤ顔で言っていた。 その表情からはどこか「おれは周りと違う事言うんや」感が伺えた。 「アベック」って僕らより上の世代の人たちの言葉らしくあまり使ったことはないけどそれがちょいとおしゃれに感じるのはわからなくもない。 ふと思ふ。今、昔のファッションが流行っているように、使っている言葉も何年かで一周するのかな。 調べてみると「マブダチ」や「おセンチ」なんかは結構今も使ってる気がする。 ふと思ふ。古いっ

          〈カップル〉か〈アベック〉か