第6章 事件 42. 青年海外協力隊で何が得られますか?
▲ホテル・プランシェール(Plein Ciel Hôtel)にて
現地の青年海外協力隊…思い様々 日本代表敗戦直後 オレンジ色が著者
2006年は、FIFAワールドカップ開催の年。日本代表も本戦に出場。青年海外協力隊ジブチ隊員もサッカーファン。みんなで集まって日本代表を応援した。
第1戦オーストラリア戦は、終始1点リードしていたが、アディショナルタイムでまさかの3失点で敗戦。
第3戦のブラジル戦では、ブラジル相手に日本が先制点をゲット。しかし、結果1対3で逆転負け、予選敗退。
ジブチで隊員と心を一つにした思い出となった。
私が感じた青年海外協力隊(ジブチ隊員)に参加する人達の参加理由を記しておこうと思う。
① 自分のやりたいことが日本で見つからず「自分探し」のため参加。
② 結婚前に海外生活を体験したい。
③ 遊んでお金がもらえるため。
④ 外国人の恋人を見つけたい。結婚したい。
⑤ 人助けを心からしたい。やってやるぞ。
⑥ 青年海外協力隊のキャリアが履歴書にほしい。将来国際協力分野へ就職したい。
⑦ 海外留学へ行くのがビビったので、とりあえず青年海外協力隊で海外へ出てみた。
⑧ 会社での問題(上司がムカつく等)を断ち切りたく、会社を辞めて参加。
実際、軽い理由で青年海外協力隊に参加している人が多いと思う。
「青年海外協力隊で何が得られますか?」
よくある質問だが、そもそも、何を得るかは自分が決めることだと思う。だから、「何を得るか」を自分で決めるために、青年海外協力隊に参加するのも、ありだと思う。
実際、見知らぬ発展途上国に派遣され、現地の人達と活動して、現地にも適応して、約2年間の仕事を無事完了して、日本に帰ってくると、皆、何かを持ち帰ってきている。何か大切なものを得たような顔をしている。
きっかけは軽くてもいい、目的がなくてもいいと思う。
行動があれば結果も生まれる。結果がどうなるかなんて誰にも分からない。それを知ることだけでも価値のあることではないだろうか。
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