【月刊 キャンパスライフジャーナル】 2023年7月号

★ ★  目 次  ★ ★   
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●今月のキャンパスライフ報告
●学校より 「おばあちゃんが亡くなる学生多発」
●編集後記
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● 今月のキャンパスライフ報告 ●
 
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 いよいよ夏本番となってきました。
東北に住んでいた頃は、夏は暑くなかったですが、新天地のここは本当に暑いです。前期の過程が終了し、長い夏休みが始まりました。7月末は、母親と弟が私の住んでいる学生寮と大学を見に来ました。新天地に親族がいるのが、何だか不思議な感じでした。
 

◆【ボコボコにされた期末試験】


 大学に入学し、学び直しで農業を学び始めましたが早4ヶ月、初めての期末試験でした。
周りの人が話しかけられないくらい負のオーラが出ていた感じで、教授から「(試験を)楽しんで」言われても全く楽しめず、余裕がなかった日々。
 

 学生寮で、試験監督アルバイトをしている大学院生と雑談しました。
院生は冗談で「(試験勉強しなくていいので)ニヤニヤしていました」と言っていました。「他人の不幸は蜜の味」、院生の人達が余りにも楽過ぎるように見えて羨ましかったです。
 

 とにかく、大学の前学期が終わり、全体の流れを経験できたのは良かったです。
後期がどういう風に進んでいくか、中間テストがあったり、小テストがあったり、課題があったりと、何となく後期のイメージができました。

 
 また、各教授の講義を1コマ1コマしっかり受講できたことも良かったです。
教授や学生の名前や性格、この教授はこんな期末テストを出し、こんな課題を出るのかと分かったことは、今後の取り組み方に役立ちました。
 

 とにかく、自分自身の課題が浮き彫りになり、課題だらけです。
遠い昔の高校時代、勉強は全くしていませんでした。数学、物理、生物、化学、英語を勉強していないのに、よく入学できたものです。
 

  夏季休暇の2ヶ月に何とかしないと、補講の番人になってしまいそうです。
高校の数学、物理、生物、化学を勉強する必要があること、また、後期の講義に備えて予習をしておかないと大変なことになってしまうと自覚できました。
 

 大学にはリメディアル(Remedial)教育があります。
以前なら入学試験に合格しなかった学生が、大学に入学してしまっていることから、大学の講義が理解できない学生を救済する目的で始まったものです。
 

私もリメディアル教育を受けたく、大学の教務課へ相談に行きました。
しかしながら「編入学生は駄目です」と言われてしまいました。大学にルール?方針?があるようです。
 

教室にしれっと交じって、リメディアル教育を受けてはと、ある学生が提案しました。
私が18~19歳の学生ならば、交じっていても分からないと思います。しかし、私は見た目の年齢でばれてしまいます。よって、私は不足している学力を、自分自身で何とか補わなければなりません。
 

今の時代、以前に比べて便利な世の中になりました。
YouTube等で塾の無料動画があり、本当に助かります。動画も倍速機能があり、ネットがない時代では考えられない充実した環境が整っています。夏休みは動画を視聴してゼロから学び直しです。
 

 正直、海外旅行に行きたかったです。
実は夏季休暇に入りましたが、まだ悩んでいます。今後に備えて、やらなければならない課題が多すぎて、どうしようか悩む今日この頃です。海外に居住する知人を訪問したいのですが、どうしようか、遊ぶ余裕を持ちたいものです。
 

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● 学校より 「おばあちゃんが亡くなる学生多発」 ●
 
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◆【おばあちゃんが死亡する確率が増える(7月4日)】
 

 大学で初めて期末試験を迎えますが、ある教授が1年生に対して、7月は「おばあちゃんが死亡する確率が増える」ことについて話してくださいました。
 

私も高校時代の記憶がよみがえってきました。
厳しい部活の練習をサボるために「身内の不幸」を理由に欠席する同級生。しまいには「何回おばあちゃんが死んでいるんだよ」と言われる始末です。
 

 大学でも同じことが起こっているようです。
期末試験になると「おばあちゃんが亡くなりました」という学生がいるようで、面白いです。教授曰く、統計があるようで「おじいちゃんが亡くなりました」という学生はあまりいないそうです。「おばあちゃんが亡くなる」のは人気があるようです。心理的に何かあるようですね。興味深いです。
 

◆【 ドローンの精密カメラと露天風呂の発想(7月6日)】
 

 測量実習の講義があり、屋外のグラウンドでドローンを飛ばす実習がありました。
ドローンといえば、電気屋さんで売られ始めたのが10年程前(2013年頃)だったでしょうか。10年前、ある人がビジネスチャンスだと、ドローンの活用方法を色々と模索していたのを思い出しました。
 

 座学を受講すると、2023年現在は、技能証明制度ができていました。
ドローンを飛行するためには国土交通省に技能照明書の交付の申請手続きをする必要があるようです。10年の間に色々な事故があった結果、資格制度や規制が必要になったのだと思います。
 

 実習ではドローンの飛行を体験しました。
そして、ドローンに精密カメラを付けると、上空の遠方からでも、地上の状況がよくわかる動画や写真を撮影できることが分かりました。
 

その動画を見てみると、本当に遠方の看板に記載された小さな文字まで鮮明にモニターで見ることができ、精度の高さに驚かされます。
学生達もこの画像の鮮明さに驚き、ある男子は「露天風呂で使いたい」と言い出しました。
 

 人生は「その人の性格の中にある」とは誰かが言った格言ですが、ドローンの使われ方も「使う手の考えていること」が反映されます。
高性能カメラ付きドローンが、露天風呂の覗き見に使うのではなく、世の中に役立つように使用したいものです。
 

◆【 たった2週間だけどビビっている(7月8日)】
 

 9月に2週間程アフリカへ留学に行く学生を主な対象者として、アフリカの問題や課題を解決するためのワークショップが開催されており、参加しました。
アフリカへ初めて行く学生さん、「たった2週間だけどビビってます」と言っていました。「ビビっちゃうようなこと、今からやりに行くんだ。楽しみだね」を笑顔で雑談しました。
 

 私も胸が高鳴るようなことを常日頃やっていきたいです。
未知の世界に挑戦するようなことです。これからアフリカへ向かう学生さん達の雰囲気を見ていると、羨ましく思います。
 

 学生の中には、語学力に不安があって、アフリカへ行くことに強い関心があったものの、行くことを保留にした女性もいました。
その彼女は「語学ができるようになったらアフリカに行く」じゃなくて、行ってしまったほうが(語学が)できるようになります。(不安でも)やっちゃいましょう、とワークショップのスタッフ達から、励ましを受けていました。
 

 確かにその通りです。
できなくてもチャレンジしていたら、そのうちできるようになっているのは、その通りだと思います。チャレンジ精神を持ってやってみる、私も肝に銘じます。
 

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● 編集後記 ●
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期末試験が終わり、夏休みに入ったことで、学生寮でYouTube動画を活用し、自主学習を始めました。ここ3~4年前はコロナ禍で、学生は大学で学びたくても通学できない状況だったことを考えると「学校に通えるという何気ない普通のことが、幸せなことなんだな」と動画で学習しながらふと思いました。動画の視聴は、自分の好きな動画を見つけることが大事なようで、つまらないものを見ていても習得しにくく、興味ないと吸収できないようです。英語の習得もたくさん聞くのが一番大事なようです。夏休み中にたくさんの量の動画を視聴して楽しみたいです。
今後も無理をしない程度に執筆をしたいと考えています。

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