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『孫子の兵法』ポイント解説⑭「用間篇」情報収集の精度を高めよ

割引あり

この記事をご覧くださり、誠にありがとうございます!

私の記事では数回に渡り、『孫子の兵法』のポイント解説をしております!

『孫子の兵法』は、現代のビジネスにも生かせる古典として、「ビジネスパーソン必読の書」と言われています。

『孫子の兵法』の存在を知ってはいたけど、実際には読んだことがない。

読んだことがあるけど、ちょっと難しかった。あまり頭に残らなかった。

そんなことにとっても分かりやすいポイント解説を心がけてみたいと思います。

今回が、本編の最後のポイントとなります!

どうか最後までお付き合いいただければ幸いです。


『孫子の兵法』とは何か?について特集した導入記事(無料)はこちらです。(過去記事のポイント解説①~⑫はマガジン購入がお得です♪)

まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考になさってみてくださいね!


第14回目は「用間篇」

『情報収集の精度を高めよ』を考える回になります。



※今回の記事は、基本は田口佳史著「超訳 孫子の兵法―『最後に勝つ人』の絶対ルール」(三笠書房)を構成のベースにしています。

その上で、やや超訳しているかな、と思う部分は、守屋淳著「最高の戦略教科書―孫子」(日本経済新聞出版社)を参照しながら、基本に忠実に、分かりやすくポイントをまとめようと試みました。



〈有料マガジン作成のおしらせ〉

「孫子の兵法」有料マガジン(現在:600円)を作成しました!

現在、1記事100円(Xで拡散すると0円)の『孫子の兵法』ポイント解説本編ですが、1章ずつ進んでいるため、全部で15回になる可能性があります!

全て通読されたい、と言う方は、これを機会にマガジンを購入された方が、お得に記事を読むことが出来るのではないかと思います。


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「孫子の兵法」シリーズも。本編の全15回まで残り僅か。

総集編とする予定の第15回目に、有料マガジンの値段を600円→700円に値上げさせていただきたく存じます💖

今回は第14回目配信予定……つまり、600円での有料マガジン購入はあと一週間がチャンス!

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これを機に、有料マガジンの方を何卒ご検討くださいませ。



それでは、第14回目「用間篇」

「用間」とはスパイの事を指しており、13篇からなる『孫子』の最終章です。

『孫子の兵法』の世界へ、入っていきましょう!



1.「情報収集」から手を抜くな

爵禄(しゃくろく)百金を愛しみて(おしみて)、敵の情を知らざるは、不仁の至りなり。

(現代語訳)

爵位・俸禄・褒賞を惜しんで、敵の情勢を知らないというのは、仁に欠けている主君の極みである。

戦争には費用が掛かります。

そして、数年間続いた戦争でも、最後のたった一日で勝敗が決まることもあります。

にもかかわらず、お金を惜しんで、相手側の情報収集を怠るようでは仁義にもとるでしょう。

「情報に基づいて計画を立て、戦略・戦術を駆使して実践を重ねる。

現代でも、競争社会を生き抜いたり、人間関係を丸く収めるには、ライバルや敵の情報収集が必要です。

情報収集には絶対に手を抜いてはいけません。

孫子では「爵禄(しゃくろく)百金をおしむな」とありますが、これは優秀な間者(スパイ)に与える報酬のことだそうです。

現代でも、質の高い情報を提供してくれるプロには相応のお金を支払う必要がありますね。

情報戦を制すなら、そのお金に対して労を惜しんではいけないよ、ということだと思います。

孫子はお金をけちって情報収集を怠る人を「不仁の至り」とまで攻めています。

必要な情報収集に対して、相応のお金を支払うことは、人の上に立つリーダーになるためにも大切な投資であると心得ましょう。



2.情報は必ず「人」から取れ

必ず人に取りて,敵の情を知る者なり。

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