【遅れてきた春】
君の前では 笑っていたいんだ
どんな辛いことも 君となら乗り越えていける
そんな人に出逢えたことが 僕の人生の奇跡
生まれてきてくれて ありがとう
今も生きていてくれて ありがとう
出逢ってくれて ありがとう
すべてが夢のようだけど 本当のこと
もっと惜しみなく 感じよう
同じ世界に生まれて 同じ時代を生きる奇跡を
もっと惜しみなく 分かち合おう
同じ空の下で 君が今 感じているすべてを
君の温もりが 心の繋がりが 僕の人生を照らしていく
足りない部分を悲しむのではなく 与えられていることに感謝しよう
僕のモノクロの世界を 君の色が埋め尽くす
まるで 遅れてきた春のように
止まっていた時計の針が 夢の如く動き出し
世界は 鮮やかに輝き始める
君の悲しみを すべて受けとめるよ
その笑顔を守りたいから
君の喜びは すべて僕の幸せ
その笑顔が愛おしいから
喜びは2倍 悲しみは2分の1に
必ず幸せになろう 約束だよ
【完】
〈あとがき〉
ポエム第９弾になります🌸
春もそろそろ終わりですが（笑）、春の訪れのごとく、「大切な人との出会いが人生を輝かせる」というテーマで綴ってみました！
たった1人でも「大切だな」と思える人に出会えることで、この世界がとても愛おしく感じられる。
その人が生きていること、この世で出会えたことに感謝したくなる。
味気なかった世界が、一気にカラフルな彩りを持って見える。
そんな春の恋が訪れたら、心がポカポカに温かくなると思います。
その人と同じ世界に生きているだけで幸せ。
ただ、それだけでいい。
純粋な恋であれば、そのぐらいの気持ちもあるかも。
私達大人が忘れ去ってしまいがちな、ただ相手を一途に思う気持ち。
きっと、今からでも、いつからでも、遅すぎるということはない。
人にはそれぞれ、人生のタイミングがあるから、その人にとっての「春」がいつになるのかは、神のみぞ知るところかもしれません。
素敵な人に出会えたら、神様からのギフトだと思って、大切に。
大切な人と巡り合えたなら、足りない部分を嘆くのではなく、与えられている面に感謝していく方が、お互い不満に感じずに長続きすると思います。
そして、「春」は必ずしも、恋人とはかぎりません。
この人となら、辛いことも一緒に乗り越えていける。
この人がいれば、笑顔になれる。
そんな素敵な仲間と巡り合う可能性は、大人になってからも、いつでも考えられます。
「人生の最期を迎える前に、仲間と一花咲かせよう！」
という形の「春」だってあると思います。
出会いとご縁を大切に。
チャンスを逃さずに、前進していきたいものです。
「春」も残りわずかとなりましたが、皆様、幸せな日々をお過ごしください。✨
最後までご覧くださり、誠にありがとうございました🌸
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