幸せな生き方とは?
どのような境遇に置かれても前向きであり続けること。
幸せかどうかは、その人の感じ方によって違う。
しかし、自分の心の有り様は自分が決められる。
僻み、やっかみ、不平、不満、自分がどう感じるか?
どう思うかによって変わる。
別にそんなことを思う必要も、考えることもない。
でも、人は考えてしまう。
それは何故か?
自分と他人との差を見てしまうからだ。
そして、その差(比較)は決して埋まることはない。
他の人がどんな生活をしていようが、幸せか不幸かなどは自分にとって本来関係のないことだが、資本主義ではその差を見せつけることによって、羨ましい感情を引き起こさせる。
どうだっていい事なのだと考えることが出来ない。
自分の悪いところだけが浮き彫りになる。
生活も含めて、より良くなりたいと願う。
本来はあるがままで完璧なのだ。
この世に生まれ落ちたときから、人は完璧なのだ。
もちろん、完璧ではない人たちもいる。
手や足が不自由だったり、脳に疾患があったりする人もいる。
でも、そうした人たちのほうが、自分たちが出来ることや持っているものを大切にする。
人から必要とされることや人並みのことをとても大切にする。
彼らは、五体満足な人と比べることはしない。
そもそも他人と自分が違うことは、誰よりも知っている。
むしろ違って当たり前。
彼らは、常に前向きだ。
何らかの疾患を抱えて生きている人たちのほうがよほど前向きだ。
前向きだから、彼らは幸せだ。
他の誰よりも幸せなのだ。
他人との比較で、不幸に陥っている人のなんと多いことか。
違いを受け入れることが、幸せの第一歩。
違ったっていい。
他人の目など気にする必要はない。
多様化の時代と言いながら、受け入れられない人たちも多い。
他人との違いを受け入れ、前向きな心の有り様になると、人は幸せになる。
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