【第25回】人生を振り返る【大学4年】

1ヶ月ぶりの人生振り返り。
今回は大学4年生。

僕が大学4年の頃は2005年4月から2006年3月。
当時の大きな出来事は、第3次小泉内閣発足、郵政民営化関連法案成立、個人情報保護法施行、三菱東京UFJ銀行発足、ライブドア事件、など。
郵政民営化とかライブドア事件とかすごく騒いでいた印象はありますが内情がよくわかってなかったですね。
調べててびっくりしたのはこの年の衆議院選挙の投票率が67%だったらしいこと。
今よりだいぶ高かったんですね。

大学4年の頃の個人的な出来事はバンド活動停滞からの進路決定と大学卒業(卒論提出)。

バンドに関しては当時がんばっていたいくつかのバンドのメンバーが就活だったり院試だったりとかでほぼ休止状態になりました。(しかも再開するかもあやふやな感じで実質解散に近かった)
僕はいわゆる就活をまったくやらなかったのでとにかく暇になったわけです。(その暇な期間用のバンドを組んだくらい)
その期間はときどき大学に行きながらひたすらバイトをしてお金を貯めつつ自炊に凝ったりとかわりと有意義に過ごしていた気がします。
もともと自炊はする方でしたがこの期間でレパートリーがけっこう増えました。(それまで少なすぎたというのもあるかもしれませんが)

当時の僕としてはまだまだバンドをがんばりたかったので、普通の企業に就職してサラリーマンになる、というのは考えられませんでした。
主に考えていた進路は2つ。
1つは時給の良い(さらに休みが取りやすい)バイトを探して自由時間をなるべく多くしてその自由時間でバンド活動をがんばるというもの。
もう1つは音楽関係の職場で働いて音楽関係の技術や知識をつけたり人脈を作ったりしながらバンドをやっていくというもの。
そして当時バンドが休止状態だったので自由時間があってもがんばるバンドがない、ということもあり後者を選び、よくお世話になっていたライブハウスに相談しに行ってその系列で見習いPAとして働き始めることになります。

大学4年の2月から働き始めたので、大学最後の軽音イベントとか飲み会とか卒業旅行とか周りが浮かれてるときに過酷な見習いをしつつちょこちょこイベントにも参加したりしてすごく大変だった記憶があります。
おそらく人生で一番睡眠時間が少ない時期でした。

大学卒業には単位と卒論が必要。
単位は少し残ってましたが家が大学に近くなってバンド活動が停滞していたおかげでそこは問題なし。
卒論はけっこう苦労しましたが書いて提出しないと卒業できないのでがんばって書きました。
たしか1万〜2万字くらいだったような。
自分の所属学科がマーケティングとかを主に扱うところだったので自分の興味がある分野にしようと、音楽業界におけるメジャーレーベルとインディーズレーベルの違いについて、みたいなテーマにしました。
ですが何を調べていいかよくわからずネットでいろいろ情報を集め、なんとか文字数を稼いでこじつけまくって一応認めてもらったという感じ。
今考えるとゼミ担当の助教授に聞いたりもっとちゃんと調べて書けばよかったなと思いますが、まあ当時としてはがんばったかなという気もします。

そんなこんなで大学を卒業して次回からは社会人編。
学生時代と違って学年とかないので勤務地別にざっくりと書いていこうかと思ってます。