ダイエット【意志力と睡眠】
こんばんはNAKABAです!
「お腹いっぱいでも見ると食べてしまうから、置いておかないでくれ。」と妻にお願いしたところ「お腹いっぱいなら食べないでよ!」と怒られた事があります。「確かにその通り!」と思いつつも辞められない自分の意志の弱さを感じていた頃に、「なるほど!」と思う文献に出会いましたので、見解を交えながら解説したいと思います。
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いつ食料を得られるか予測できない旧石器時代、目の前の食事をできるだけ多く食べ、余ったエネルギーを脂肪に変えることが生き抜く上で必要でした。
「目の前にあるとついつい食べすぎてしまう。」「高脂肪、高カロリーのものを選んでしまう。」
これらは旧石器時代から受け継がれてきた本能的な反応といえるようです。
体重を落とすためには、この本能に抗いながら、食事管理や運動を続ける必要がありそうです。
意志力をマネジメントする
脳が疲労したことにより意志力が消耗されてスイーツの誘惑に負けたと推察できます。
ダイエットを続けるためには、意志力を消耗させる出来事(仕事の忙しい時期、プライベートの悩み)など身の回りを上手にマネジメントすることが大切と言えそうです。
意志力と睡眠
この意志力を消耗させないために最も重要になるものが「睡眠」といわれています。
嗜好性の食欲と睡眠の関係
食欲には「生命維持のための食欲」と「嗜好性の食欲」があります。例えば、想像以上に美味しいスイーツを食べた場合、ドーパミンという報酬系の快感物質が放出され、「嗜好性の食欲」が高まります。
どうやら睡眠不足は、太る食品の摂取量を増やし、健康的な食品の摂取量を減らし、夜間の間食を増やすようです。
夜間スマホによる肥満リスク
サーカディアンリズムという「体内時計」が地球の自転周期に合わせたリズムで多くの生物が本能的に備わっていると言われています。体内時計の乱れは、レプチンやグレリンといった食欲調整ホルモンのバランスを崩すと報告されています。また、脳の松果体から分泌されるメラトニンには催眠作用があり、その分泌量は明るいときに抑えられ、暗くなると促進されます。
ついつい布団の中で見てしまうスマホの強い光はメラトニンの分泌を抑え、体内時計を乱し、肥満のリスクを高めてしまうと言うことができます。
つまり
ダイエットはもちろん、意志力をマネジメントしたいなら、まずは十分な睡眠をとることから始めてみてはいかがでしょうか!
●ダイエットに必要な意志力をマネジメントするために、十分な睡眠をとる。
●嗜好性の食欲を抑えるために十分な睡眠をとる。
●十分な睡眠をとれる環境を作る!
NAKABA
●参考 「科学的に正しいダイエット」庵野拓将
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