見出し画像

排水ポンプにキャスターをつけたはなし。

もりです。
数年前知人からのお誘いで、消防団に入っています。

みなさま、災害対策していますか?

分団に水害対策用の『排水ポンプ』が支給されました。

画像1

(持っているのは、私ではありません。)

ホンダ 『水ポンプ WH20XT』です。

空冷4ストローク単気筒OHV 総排気量:118cm3
最大吐出量:620L/min(1分間にお風呂3杯分!)
運転時間は約1.7時間で、620L*60min*1.7h=63トン!の水汲み上げが可能です。

重量25kg。

コレを持って災害現場を走りまわる。。
災害対応より先に、自身が要救護者になってしまいそうな重さです。

なんとかしましょう。

画像2

① 鉄のアングルをホームセンターで購入し、切出します。
2mで700円程度。
(鉄材は通販だと送料の方が高くつきます。)

画像3

② 先端をグラインダで45°に整形します。

画像4

③ 仮合わせして、点付けします。

画像5

④ 電気の力でくっつけます。

☆溶接には『紫外線から目を守る防面』、『高温の火花から身を守る装備』が必要ですが、消防分団には『耐火服はいくらでもある』ので、『裸で来ても防面さえあればいつでも溶接できる』のが良いところです。

画像6

⑤ この面にはキャスタが乗るので、平らにならしておきます。

画像7

⑥ 電気の力でくっつけます。

画像8

⑦ キャスタの板材が、各アングルの接合面を補強する形になります。

画像9

⑧ 補強板を渡して完成。
キャスタは屋外移動を想定して、75Φあります。耐荷重65kg(合計260kg)

『モノタロウ』さんで購入しました。589円。

https://www.monotaro.com/p/2898/4035/


画像10


溶接は大変楽しいので、何でもくっつけたくなります。

完成=もうつけるところが無い。なので少し悲しい。。






ムスメに甘いものを買います!