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ミリーが教えてくれる、みんな違っていい世界。

娘は毎日学校の課題として
国語の教科書の音読をしています。

その中で印象的なお話が
「ミリーのすてきなぼうし」

娘はこのお話が大好きで、原作も読んだのだそう。
(学校の教科書用に、内容が少し変えられているのだとか)

ミリーは外出先の帽子屋さんで
すてきな帽子を見つけて買おうとしたのだが、
お金が足りず、代わりに店員さんが持ってきたのは
姿の見えない帽子。

お客様の想像次第でどんな形も変えられる
不思議な帽子なのだそう。

どんな人にも色んな形の帽子がある。

皆それぞれ考えていることも違い、
皆違っていてもそれは素敵なこと。

お話の最後には、人それぞれ違った帽子を被る姿が描かれていました。

その絵に私はとても共感しました。
それは私思い描いてる世界なのかもしれません。

私はよく娘に、
自分が考えている事は
皆と違ってもいい、という事を話します。

学校はルールを学んだりする場でもあるけれど
意見が違いもめる事だってあるかと思います。
その折り合いをつけていくのも学びだと思うのです。

私にとって
こうであるべき
結婚しないといけない
長男は実家に残る(名家でなはい)
子供は何人産まないといけない
一人っ子は人見知りだ、わがままだ(最近言われた偏見ですが、娘は天真爛漫でとても優しいと言われます)
就職先は、地元の●●が安泰だからそこに就職しろ

なんていう無知で一歩的な狭すぎる偏見が嫌いで
田舎であるほど、時代が止まったままで

皆と同じ帽子を被れなんて、なんてつまらないのだろう。なんて苦しいだろう。

若いものが地元を離れていってしまう理由も分からない
お偉いさんに呆れてしまうことも多々あります。

ミリーのように、色んな素敵な帽子が見えたなら
違う帽子の良さをお互い
それも素敵だね!
って言えたなら、

地方にもっと若い人が居続けてくれるのかな、
なんて思うのです。

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ミリーのすてきなぼうしをワロックにしました^_^
娘をモデルにして、娘が大好きなものを乗せてみました。
このワロックは、青森に旅立ちます。


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