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ホルモン巡礼

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肉を喰らい、酒を飲む。すごかった肉の思い出。肉食文化を探りながら、ホルモンを食べ歩きます!
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日本には「ホルモン文化」がこんなにあった!気になる「ご当地ホルモン」24選

ホルモン文化は、日本各地で発展している。家畜の内臓を使ったホルモン料理は、その土地ならではの調理法で食べられていて、それぞれに特徴がある。 今回は「日本縦断ホルモン巡礼」のイメージで、ホルモンマニアの私が気になる「ホルモン文化」と「ご当地ホルモン」をまとめてみた。 私の研究資料としてメモしていたものだが、気づけば、狂気の15,000文字となってしまった。目次を見て、気になるところを読んで活用してほしい。 それでは、ホルモン文化を探る旅に、出発だ! <北海道>1:北海道

亀戸のディープ街で謎ホルモンを喰らう!

東京下町にある亀戸は、ホルモンでも有名な街だ。亀戸といえば、賑やかな北口エリアを思い浮かべる人が多いだろう。駅につながる大通りにはたくさんの商店や飲食店が並び、毎週日曜日には歩行者天国が開催される。横道に入れば焼肉ホルモン店が集まっていて、食欲をそそる肉のいい香りに包まれている。 だが今回は、その反対側のエリア。ちょっとディープな南側にスポットを当てたい。 亀戸南側のディープエリアこのエリアは、大きな国道14号線の向こう側にある。JR亀戸駅の正面玄関ともいえる北口から出て

神宮球場でホルモンを喰らう!

なんと神宮球場でもホルモンが食べられる。神宮球場の売店は、その辺のフードコートもびっくりの店舗数で、ファミレスと居酒屋とカフェが集結したような、心ときめくワンダーランドだ。 注目すべきは、焼肉ホルモンのチェーン店「大阪焼肉ホルモンふたご」まで入っていること。小さな売店ながらも、ホルモン丼から串・ツマミ、ホルモンカレーまで、幅広いホルモンメニューをそろえている。 「伝説のホルモン炒め」は、ハチノス・シロコロ・センマイなど、一度にいろいろな部位が楽しめる。酒場さながらのホルモ

焼肉の街、東京・三河島の喫茶店メニューがすごい。トーストとコーヒーのモーニングセットと一緒に並んだ韓国料理の数々。さすが三河島だ。ブレていない。「ドガニタン」は、牛の膝軟骨のスープとのこと。鶏の膝軟骨なら私もよく食べているが、でっかい牛の膝軟骨もありなのか!これは気になるね。

東京食肉市場まつりで「モツ煮込み」を喰らう!

品川にある東京都中央卸売市場食肉市場で『東京食肉市場まつり2023』が開催された。年に一度、市場内の普段入れないエリアまで解放して肉を販売してくれる、マニアにはたまらないイベントだ。 まつりの目玉は、無料試食の「しゃぶしゃぶ」と「モツ煮込み」。ホルモンマニアの私は、当然のことながら、モツ煮込みの回に参加することにした。 まつり限定!無料試食の「モツ煮込み」無料試食のモツ煮込みを受け取るには「試食券」が必要だ。何人に配布するのかは書かれていないが、過去の行列を見る限り、10

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シロコロポン酢@もつ焼き角吉<押上>

背脂が地球を応援する!「らーめん弁慶」の背脂リサイクル

おいしい背脂ギタギタのラーメン。 お腹とカロリーを満たすだけではなかった。 背脂は、食肉加工の最終段階で生み出される副産物だ。さらに食べられない部分まで、余すところなく資源に再生されて、畜産業界が成り立っている。とあるラーメン店の背脂リサイクルから、身近にある「畜産副産物」について考えてみた。 背脂ギタギタの「らーめん弁慶」ここは、浅草にある「らーめん弁慶 浅草本店」。 テレビ番組「月曜から夜ふかし」2017年12月5日放送では「日本一床が滑るラーメン店」として、某有名店

もつ煮込みを食べ歩きながら、ホルモン文化を考える

もつ煮込みは、肉文化の集大成だ。味付けに調理法、使う内臓肉のチョイス。その土地の食文化か、それとも店主のこだわりか。手のひらの一杯に、歴史が凝縮されている。気になる5つの「もつ煮込み」を食べ歩きながら、ホルモンの歴史と文化を考えてみた。 1:<上野>もつ焼き大統領「大統領特製煮込み」上野・アメ横にある「もつ焼き大統領」は、創業1950(昭和25)年。戦後の混乱期に「闇市」として始まった「アメ横」と、ほぼ同時期からの歴史がある。闇市時代の面影を残す、アメ横を代表する酒場だ。

串カツ田中で、ホルモン文化を体験しよう!

「串カツ田中」は、串カツを食べる店だ。なのに「ホルモン」とは一体どういうことか? そこでは、ホルモンマニアもびっくりの、本場中の本場のホルモン文化が繰り広げられていたのだ。 ホルモンの本場、大阪市西成区にルーツがある串カツ田中の本社は東京都品川区の五反田にあり、1号店は世田谷にオープンしている。バリバリの東京発のチェーン店だが、そのレシピはホルモンの聖地でもある大阪市西成区で誕生している。先代より受け継ぐオリジナルソースの串カツだ。 西成は大阪のディープスポット。立ち飲み

限りなく生に近いホルモン刺し!取材拒否の名店 「焼肉 山田屋」

寺門ジモンの取材拒否の店でもおなじみ 三河島 「焼肉 山田屋」 本店ここはかつて、テレビ番組「寺門ジモンの取材拒否の店」で、関東三大取材拒否のホルモン店として紹介された老舗の人気焼肉店。創業は1964年、JR三河島駅から少し奥へ歩いた住宅街に佇む、地元の人達に愛される焼肉店だ。 限りなく生に近い 「子袋刺し」この豚の子袋刺し(ボイル済み)を見てほしい。ほとんど生と言っても過言ではない。メニューには「ボイル済み」と書いてあるが、極限まで生に近い状態で処理されている。この店は鮮

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ホルモンの唐揚げ@秩父湯台所<西武秩父駅前温泉祭の湯>

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豚レバーのネギまみれ@伊勢角屋麦酒<新橋>

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塩もつ煮込み@もつ焼き・ふじ屋<浜松町>

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もつ煮@もつ焼き角吉<押上>