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熱海の魅力を再発見!

コロナ禍でそろそろ近場の温泉でリフレッシュ!

そう考えている方も多いのではないでしょうか。

関東からお手軽に出かけられる温泉地として人気があるのが『熱海温泉』です。

一時は、団体客の低迷からかなり寂しい雰囲気になってしまいましたが、首都圏からの交通の便利さ、個人旅行の手軽さや、熱海の味覚、街並み、花火大会などが再認識されて、若い方も多く見かけられるようになりました。

今回は、若い方から、ファミリー層、年配の方まで幅広く楽しめる熱海温泉の魅力を紹介したいと思います。

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熱海温泉とは

静岡県にある熱海温泉は、東京駅から新幹線で約1時間。マイカーや、東海道線で普通列車や、特急踊り子号でも気軽にアプローチできる場所としても人気があります。

古代から「あたみの湯」は記録として残っているようですが、その名を名湯として現代まで受け継いでいる要因としては、「徳川家康」のおかげとされています。

湯治に訪れた家康が、たいそう気に入ったそうで、源泉を病気中の大名に送らせたりしました。家康の熱海志向は、歴代将軍にも受け継がれ、3代将軍の家光は熱海に御殿まで建てたのに、来訪がかなわなかったというエピソードが残っています。その後は「御汲湯」と言って、大湯の熱泉を湯樽に詰めて江戸城まで運ばせるようになったというのだから驚きます。

泉質は、保湿効果のある「塩化物泉」が主ですが、硫酸塩泉やアルカリ性単純泉、弱酸性泉まであることや、共同浴場や市営源泉を自宅に引く家庭も多いということはあまり知られていません。ぜひ、旅館選びの際には温泉の成分もチェックして、ポカポカ保温、保湿効果など美人の湯を楽しんでくださいね。

また、まち歩きも人気となっています。市文化財の「起雲閣」などの別荘建築や、洋風の食文化やカフェがいち早く花開いた温泉地なので、当時の雰囲気をゆっくりと味わってください。スマートボールも楽しめますよ。

列車でお出かけの方は、駅前の商店街で食べ歩きもおすすめ。
近代のモダン美術を愉しみたい方は、MOA美術館もおすすめ。私は、アートよりも素敵なカフェ目当てですが。。。

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おすすめ観光スポット


熱海といえば?


【熱海海上花火大会】

熱海海上花火大会は、1952年(昭和27年)にはじまった歴史ある花火大会。夏だけではなく年間を通して10回以上も開催されている熱海名物です。2022年5月も開催予定です。会場である熱海湾は、3面を山に囲まれた「すり鉢」状の地形のため、海で上げる花火の音が反響し、 大きなスタジアムのような音響効果があり、花火業者さんも絶賛する日本一の花火打上会場です。


【貫一お宮の像】

熱海といえばこちらのスポット。明治時代から多くの文豪たちが居を構え、名作を執筆した熱海。

その中でもひときわ有名なのが、 明治30年より6年間「読売新聞」「新小説」に断続的に掲載された 尾崎紅葉の小説「金色夜叉」(こんじきやしゃ)です。この小説にちなむ「お宮の松」と、「熱海の海岸散歩する・・・」で始まる歌謡が一体となり、爆発的に流行しました。

綺麗なサンビーチをゆっくり散策してみませんか。


【MOA美術館】

箱根もそうですが、温泉に出かけて美術館巡りをするのが人気となっています。MOA美術館は、東洋美術の絵画・書跡・工芸を中心に国宝3点、重要文化財67点、重要美術品46点を含む約3500点の収蔵品を誇る熱海を代表する美術館。7万坪にも及ぶ熱海の高台に建てられていて、館内のメインロビーやムア広場からは伊豆大島や初島など、美しい絶景が望めます。

施設内には、春には桜やツツジ、初夏には新緑、秋には紅葉と四季折々に違った姿を見せる庭園も完備。ランチやカフェも楽しめます。アートと自然を味わいながらリゾート気分でゆっくりと過ごすのはいかがですか。

美術館からの景色



【熱海遊覧船・サンレモ】

30分間の遊覧船の旅へ
姉妹都市、イタリアの港町サンレモにちなんで命名されたサンレモ号。親水公園第三桟橋(初川河口)より出航し、沖合を通り、赤根崎の手前を折り返す約30分の遊覧で、海上より熱海の景色・真鶴半島・伊東市川奈・伊豆大島なども望むことができます。

海中が見えるガラス窓がある海中展望室では、船内から魚とご対面も。階段を上って船外に出ればカモメに餌をあげることもでき、カモメと一緒に海上を飛んでいるかのような気分になりますよ。

カモメとお友達になれる

【湯~遊~バス】

熱海の観光スポットをぐるりと巡るなら「湯~遊~バス」がおすすめ。1日18便、バス停16か所、約45分で市街地を周遊できます。観光施設での割引もありお得感満載です。

フリーきっぷを購入すれば、1日に何度でも乗り降りできます。車中では、地元のボランティアガイドさんが熱海を案内してくれます。
(現在は、減便して運行しています。詳細ははーむページで確認ください)

・熱海の最新情報はこちら



おすすめ旅館・ホテル


【お宿の選択方法について】

①温泉地・旅館の歴史や、観光スポットをチェックしましょう。

②温泉は地域の宝。泉質をチェックして、体にどんな効果が見込めるのか調べて、じっくりと体で味わいましょう!

③お食事は、会席料理、バイキング、お部屋食、食事処、地酒や地ビールもチェックして楽しい晩餐を!

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【古屋旅館】

創業1806年の歴史ある門構えに趣が感じられる老舗旅館。江戸時代より所有している「清左衛門の湯」は、熱海七湯のひとつに数えられる源泉100%かけ流し。

夕食は、メイン料理を活アワビの踊り焼や黒毛和牛などの選択ができるプランがあります。お部屋食が基本なのでご年配の方にもお勧めです。

泉質は「ナトリウム・カルシウム塩化物泉」で、お肌にハリを与え、殺菌・保温効果で、体の芯まで温まります。


【熱海後楽園ホテル】

熱海のランドマークホテル。全室がオーションビュー18階建てのタワー館、新館(AQUA SQUARE)が2019年3月にオープンしました。

熱海港を見下ろす絶景や、タワー館の大展望風呂「海望の湯」の眺めも必見。夏休みには、楽しいイベントも開催されプールや海水浴を楽しんだ後は、お楽しみの夕食バイキング!ファミリー旅行には、ぜひおすすめです。
お部屋は、和室、洋室があります。泉質は:塩化物泉

船上からのホテル全景


【星野リゾート リゾナーレ熱海」

今、話題の星野リゾート。全室オーシャンビューの絶景が魅力の宿。熱海の名物ともいえる「花火」と海の「青」を基調にデザインされた館内からは、熱海の夜景や花火が楽しめます。館内でリゾートを満喫できるツリーハウスや温泉の他、様々なアクティビティが充実。スイーツづくりや夏休みの自由研究プランは大人気。小さなお子様も大満足の旅行になるに違いありません。

夕食はバイキング。追加料金で和会席もチョイスできます。夕食時間の事前予約は必ずお早めに!
泉質は、塩化物泉・硫酸塩泉。胃腸機能の低下、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症などにも効果が期待されます。


【大観荘】

日本画の巨匠「横山大観」ゆかりのお宿。夕食は「京風懐石」「鉄板焼」などがチョイスできます。横山大観画伯は熱海伊豆山に別荘を持ち、熱海をこよなく愛されたそうです。

大観画伯が宿泊された部屋は現在の「大観の間」として残っており、現在でも客室として使われております。旅館開業にあたり、大観画伯の名前を頂戴したいとお願いしたところ、大観画伯も「ここの眺めは雄大であり、大観の名にふさわしい」と快く承諾していただき「大観荘」の名前がついたと云われています。(公式HPより)

貸切風呂もあるので、ファミリーにもおすすめ。四季折々の庭園が楽しめる落ち着いた雰囲気は、還暦などの記念旅行にもぴったりです。

温泉の泉質は、塩化物泉で温まり効果と美肌効果に優れた特に女性に優しい温泉と言われます。


【金城館】

とにかく、安く温泉旅行に行きたい。大浴場も食事も楽しみたい!
そんな、わがままなあなたにおすすめなのが、この金城館です。

夕食は和洋中約70品目のバイキング。季節に合わせた料理フェアを毎月開催9階最上階にあるレストラン会場より、熱海の海や町を一望しながらお楽しみいただけます。

夕食時には、なんと!ソフトドリンク・アルコール類が飲み放題!生ビール、日本酒、焼酎、カクテル、ワインなども!
金のシャチホコが出迎えてくれる大浴場は、ナトリウム カルシウム塩化物泉で冷え性・慢性皮膚炎にも効果が見込まれます。カラオケや卓球なども無料で楽しむことができます。

これでお一人1万円前後の宿泊代金となれば、行くしかないでしょ。ご案内などはフロントでの簡単なご説明のみになりますのでご了承を。(笑)

同じ伊東園グループのホテル大野屋も、同じくコスパ最高でおすすめです。

熱海旅館パンフレットはこちら

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いい湯だな

いかがでしたか。これから、都道府県の割引などもスタートして、ご旅行の計画をたてられる方も多いと思います。ぜひ、ご参考にしてみてください。

ご質問があれば、お気軽にコメントくださいね♪


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