見出し画像

「やらされている感」を抱きやすい人へ&11月14日の日記

※このnoteだけ単品で100円で買えますが、500円(コンビニ弁当1個分)でこのマガジンを購入すると、毎月3000円くらい読めるのでとってもお得です。ぜひに。

アフリカ系男子のナイケル(Naikel0311)です。


僕は子供の頃から、どんなに面白そうって思ったことでも、人から「与えられた」瞬間に、興味のバロメーターが一気に下がってしまう性格だった。

例えば野球。プロ野球選手を目指す99%が通るであろう、テレビや球場でプロ野球選手をみて、心を揺さぶられて「野球がしたい」と、当時小学校3年生の僕も思ったわけだ。

でも、それを察してくれた両親が、その週末に無理やり僕を少年野球の体験入部に連れ出した。その時点で僕のワクワクは、「やらされている感」に満たされてしまい、実際にやってみても、なぜか入り込めなかった。

学校の勉強などもそうである。今でこそ、歴史などは特に楽しくて、毎日誰かしらのどこかしらの歴史を調べたりしているのだけど、学校で歴史を決められた時間に、決められた場所で、決められた人たちと一緒に勉強するという「やらされている感」で、もうやる気が根こそぎ削がれてしまっていたのである。

仕事もそうなのだ。日本で営業マンをやっていた時、人と話すのは好きだから、ある種向いている仕事なのだろうとは思うけれど、会社から「これを売りなさい」とか、「このエリアで営業しなさい」とか、「このトークでやりなさい」と言われた瞬間に、またもや「やらされている感」に全てのモチベーションを壊されてしまった。


実は、今でこそ自分が「やらされている感」の存在に気付けているし、それが嫌いな性格であると理解しているが、当時はただの「違和感」としてしか認識できておらず、なぜやる気がでないのか分からなかった。


でも、2015年から、僕はアフリカの現地の人たちと会社やNPOを経営したり、アフリカ漫画を描いてみたり、今もこうしてnoteで発信してみたりして気が付いたことが、「ゼロから自分でやってみる」ことがとっても好きな人間なのだということだ。

ゼロから自分でやることに向いている人って、肩書きでいうと「クリエイター」という言葉が自分的にしっくりくるのだが、クリエイターって前までは「センスの塊」な人ってイメージだった。今でもそうだが、自分はセンスは無いという自覚があるので、クリエイターでは無いし、つまり、ゼロから自分でやることが向いていない人だと思っていた。

けれど、実際にやったら楽しくてたまらない。たとえ会社のお金を持ち逃げされて、芋だけを食べる生活を数ヶ月続けようとも、僕の発信に対して匿名で誹謗中傷のメッセージが来ようとも、あの時の「やらされている感」に比べたら、全然楽しく感じている自分がいるのだ。


ここまで読み進めて「?」という想いの方は、おそらく「1から10にする作業が好き」だったり、「すでに存在するAとBを組み合わせることが好き」だったり、「冷蔵庫の中に入っている具材で料理をするようなことが好き」なタイプなのかもしれない。

でも、これを読んで「!」と感じた方は、きっと「ゼロから自分でやってみる」ことがとても好きな人だと思うので、何か興味のあることがあれば、まずは「ゼロ」の状況から、独学で誰にも文句や指摘を言われないスタートをしてみると良い。

もちろん、効率でいうと誰かに教わった方が早いのだが、それはまだ先でいい。まずは、その「ゼロ」にどっぷりとのめり込むことに集中をし、それが自覚できたら、アドバイスをもらったり、あるいはどこかに所属してもいいと思う。

ゼロから0.01でも、自分で出来た時のエクスタシーは、人に与えられた時の何百倍も快感である。


面白かったらハートをください。執筆の速度が格段に上がります。
五千人がフォローするTwitterはこちら

有料マガジンでは超裏話もしています👇
「アフリカ系男子の秘密基地」



11月14日の日記「営業ってやってみないと分からない」

今日も朝からようやく苦労してアポイントが取れたドローン営業のお話。

ここから先は

1,087字

¥ 100