スライド20

貧しい人々にとって最悪のことは何ですか?&11月8日の日記

※このnoteだけ単品で100円で買えますが、500円(コンビニ弁当1個分)でこのマガジンを購入すると、毎月3000円くらい読めるのでとってもお得です。ぜひに。

アフリカで会社とNPO経営中、
アフリカ系男子ナイケル(Naikel0311)です。

今日もQuoraに頂いたご質問に答えていきます!
(Quoraは実名制Q&A特化型SNSです)

今回のご質問は、
「貧しい人々にとって最悪のことは何ですか?」
という内容になります。

以下、Quoraに回答したものを改編しております。



考え抜いて出した結論ですが、
「貧しい人として差別すること」ではないかと考えます。

貧しい人の定義が難しいのですが、おそらく日本では一般的に「貧困」と同じ意味合いになっており、世界的な貧困の定義は、UNDPが定めているものが一般的で、「1日1.90ドル未満で生活しなければならない層」を貧困とし、世界には20億人以上いるとされています。

※UNDP=国際連合開発計画

私はアフリカのベナン共和国という国で生活しているので、1日2ドル以下で暮らす人に会う機会があります。彼らと会って話した時に、特に若者から、「おれたちは望んでこの環境で生まれたわけではないから、貧しいや可哀想という差別的な目で見て欲しくない。フェアに評価されチャンスを与えられる環境が欲しいだけなんだ。」といったような発言をされ、ハッとしたことがあります。

日本はお金がなければ、生活保護という制度が受けられるので、実質貧困率は0%です。そのような恵まれた国に住んでいると、彼ら自身に貧困の原因があるように考えてしまいがちです。

そのような見方を全員が改め、なぜ貧困が生まれ、どうしたら解決できるのか、という考えに変えることができれば、彼らと私たちも繋がり、解決に向けて一緒に動き出すことができるのだと考えています。

また、本人の力ではなく、生まれた時の環境をあたかも自分の功績だと勘違いし、生まれた時から環境が悪かった人たちを軽視する人がいますが、個人的には彼らはもっとも「貧しい人」なのではないかと思っています。



ご質問がある方はQuoraからドシドシお待ちしております。この記事のコメント欄からでも受け付けております。


11月8日の日記「ボンジュールの練習」

昨日に引き続き、ドローン事業の電話営業活動だ。

ラッキーなことに、昨日は建築会社のリストを手に入れたから、うちの秘書にバンバン電話をかけさせていたのだが、バンバン即切りされていた。

切られた理由を聞くと「忙しい」または「は?は?」と、こちらの要件を理解されずに切られていた。

ここから先は

1,114字

¥ 100