阿含経典に含まれる三供養品というお経には、現在の大乗仏教で言うところの「仏法僧」の源流と考えられる教えが含まれています。
しかしながら「仏法僧」とは本質の部分で非常に異なっていま…
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仏法僧の源流 阿含経・三供養品 序文
現在の漢字文化圏における仏教において仏法僧という概念があります。
この仏法僧の源流は阿含経の三供養品というお経にあります。
①仏:如来の所において功徳を種える
②法:正法において功徳を種える
③僧:聖衆において功徳を種える
三供養品では、この条件を満たした上で修行をしっかりやると、普通の人(凡夫)の境界を脱して四沙門果の段階まで到達できると説明しています。
多くの人にとっては、初耳の内容であろ
仏法僧の源流 阿含経・三供養品 聖衆①
現在の漢字文化圏における仏教において仏法僧という概念があります。
この仏法僧の源流は阿含経の三供養品というお経にあります。
下記は三供養品と仏法僧の対比です。
①仏:如来の所において功徳を種える
②法:正法において功徳を種える
③僧:聖衆において功徳を種える
三供養品では、この条件を満たした上で修行をしっかりやると、普通の人(凡夫)の境界を脱して四沙門果の段階まで到達できると説明しています。