書籍「インド密教史」で金剛界系のダメさを学ぶ-①
長い年月をかけて世界を駆け回り密教の歴史を追い求めてきた偉大な学者さんが、学者人生の総括の一冊としてまとめた書籍ということで、敬意を持って読ませていただきました。
本来は、経典・教学・曼荼羅の変遷の歴史を、主に仏教美術に関心がある人達が学ぶことを想定しているのであって、ボクのような密教の実践の側(しかも真言宗ではなくて阿含宗)の人物が読むことは想定外だったと思うのですが、こちら側であるが故に気づいて、改めて学ぶところがありました。
歴史的経緯に踏み込んで密教を学んでみたい人