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シタチノ第八回公演 「輝々」

「強く大きく〜!!!」
よさこい人たちの群像劇が幕を下ろしました。
お祭りにご参加くださった皆様、
お手拍子、お心拍子、ありがとうございました!!

舞台で舞えて幸せだった。これに尽きます。

私はやっぱり表現者になるのだ!!
と駆け出した去年の夏、右も左も正直わからないまま「踊りだけはできます」というもはや開き直りな状態で受けたオーディション。こんなに恵まれた出会いがあっていいものでしょうか。シタチノの皆様、座組の皆様からたくさん勉強させていただきました。

どの登場人物も愛らしい作品で、
それぞれに過去があって、今を生きていて、
未来はどうなるんだろうと追いかけたくなってしまう群像劇なのですが、今回演じさせていただいた踊り子のスミカちゃん、ちょっと可愛いから聞いてもらってもいいですか。

修さん率いる皇というよさこいチームに出逢い、奈美恵さんの振り付けが大好きで、ずっとずっと背中を追いかけてきました。大学生になって環境の変化で辞めようか悩むこともあったけど、そんな時は瞳さんと茂さんが引き留めてくれたり、お姉さんな瑠璃さんが話を聞いてくれたり、あゆさんは踊ることの楽しさを溌剌と思い出させてくれた。
セナとは幼馴染。大体言いたいことわかる。シズは隣で踊ることが多くて、踊りがすごく得意なわけじゃないけど健気に頑張る姿が愛らしい。休憩時間にはおやつを分けてくれるんだ〜。きっと生まれた環境の違うソアラをチームに引き込んだのは私。何気ない一言で、いいじゃん楽しいじゃん一緒にやろうよ!って言ったのを覚えててくれて一緒にここまで頑張ってきた。サトミは我らが踊り子のダンスリーダー。でも今回の納涼祭は出られなくなっちゃって、ずっと良きライバルとして高め合ってきたから、その想いも背負って繋いでいかなきゃって気持ちがより一層強くなったよ。
作演のおまつさんと力強い目線を交わせるところ
そんな大好きな皇の発足メンバーで舞える縷縷万風は、かけがえのない時間でした。結局は社会人になっても亘くんが当たり前のようにチームに入れてくれて、よさこいに直向きなみんなの姿を昔の自分達と重ねて、これだからやめられないんだよな〜って何回話したか。合宿への道中は久しぶりに皇メンバーとたくさん話して笑って、遠足みたいで楽しかった。エモいエモいとか、それガーチャー!?とか連呼してたけど、そうじゃないと懐かしくて嬉しくて泣いちゃいそうだったからさ。
月花のみんなと演舞衣装で踊った輝々。きっと届いたと思うんだよ。それぞれが秘める想いは違うかったかもしれないけど、「誰かのために」と幾多の苦行も乗り越えた姿は美しい。友達のため、好きな人のため、大切な人のため、憧れ、好奇心、羨望、意地、約束。それぞれを突き動かす小さな光が輝き重なった瞬間だった。きっと何年経っても思い出す光景なんだろうな〜。

長くなってしまった、、、ので、無理やり締めますが、とにかく、この舞台から得られたものが大きすぎる。たくさん学ばせてもらって、燃えました。
またみんなと会えるように、精進します!!!

踊り子スミカ役 / 中村なほ

ご来場ありがとうございました‼︎

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