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新しい時代の正解


また初めからタイトル裏切るけど、
「正解!」
「不正解!」
っていう概念で捉えることがそもそもの間違いではあるんですよね。

物事は起こるべくして起こるし、起こったことに対して不快感を感じるようであれば気付くべき何かが眠ってるってことだし、正解や真実って、結局自分が決めるしかないんだと、最近物凄く思います。



🔻この記事🔻

で説明しているように、私たちは実は1人1人が別の宇宙に住んでいて、誰かと関わっていても、ほんの一部しか関わったり交わったりしておらず、他者との共通部分って物凄く少ないものだから、結局自分にとっての真実、答えって、純粋な自分の中からしか見付からないものなんだと思うんです。

なのに、自分じゃない人からの刷り込みや、多くの人の意見、社会的な常識、みたいに
【"誰かと"共有できる答え】
を求めてしまうのが人間の性なんでしょうね。誰かと一緒であることに安心を覚えるから、
【自分にとっての真実】
よりも
【他者と共有できる真実】
を求め、優先し、そうやってたまに自分の中に歪みが生まれてしまうんだと思います。



『真実は自分だけのものだ!』
って思える勇気を持てるようになることも、ある意味必要なのではないでしょうか。

この世の真実を
『それが真実なんだ!』
って解ることができるのは世界でたった1人の自分だけなんだ、って孤独を凌駕したときに初めて見えてくるものもあって、そういう領域を目指してる魂もいると思うから、ピンときてる人は意識してみると良いと思います。



当然、世界中全ての人が孤独を凌駕しなければいけない訳じゃないとも思うし、社会生活を送る上では
【より多くの人と共有できる正解】
は必要な場面も多いんです。

そんな中で、これまでの時代の感覚では
「Aは悪だ!」
「Aは善だ!」
といった、善悪の二元論で量ろうとする意識が多かったはずです。今でもまだ、二元論の意識が強い人の方が多いのかもしれません。

ですが、そうじゃなくて、
『『Aが悪か、善か、決めなければいけない!』という意識が悪である。』
ということを念頭に置いておくことが、これからの時代を生きていく上でとても重要になります。

🔻この記事🔻

でも書いたように、
『"結果を見るまでは"相反する事象が混在して存在している。』
という感覚はとても大事なんです。

Aは悪でもあり、善でもあり、結果が出てしまったときだけが、そのいずれかに答えが傾いてしまうだけで、A自体を悪か善に決定付けることなんてできないものなんですよ。本来は。

この感覚、掴むのが難しいんでしょうかね?どうも人間は決め付けてしまいたがる人の方が多いような気がします。別に決め付けていても良いのですが、これからは決め付けない感覚の方が楽でいられるんだということを念頭に置いておけると、不快感から抜け出せる場面も増えると思うので、これもピンときてる人は少し意識してみると良いでしょう。



それで、これからの時代は、
【より多くの人の可能性が広がる意見】
が正解となっていくんです。

伝わりやすいようにあえて、正解、不正解と表現しますが、
【悪か善かを決め付けて、そのいずれかに答えを縛ろうとする意見】
は不正解です。
【悪か善かの判断を曖昧に游がせておける意見】
が正解になります。

他にも、あらゆる場面において、
『こうしなさい!』
という意見は不正解で、
『こういうことも、こういうこともできるよ◎』
という意見が正解になります。

何事に置いても、
【決め付けて選択肢を縛る意見】
が不正解となり、
【選択肢は人それぞれが選べる意見】
が正解になるんです。

だから、この前色々と書いたように、
『異なる思想、意見、相反する選択は世の中で両立できるものなんだ。』
という点をしっかり理解しておくことは大事なんです。



先にリンクを貼った、 The unique universeに書いてある通り、この世には全く違うもの同士も並行して存在できている、という感覚に切り替わっておくと、楽に生きられるようになれます。

『片方しか存在できない。』
って、勘違いなんですよ。

🔻この記事🔻

の中で解説した、
【いつかどこかで自分が落とした1円玉】
というパラレルワールド1億個を集約して、自分の手元に1億円やってくることがあり得るように、この世には無限の意見が混在できるし、しているんです。



🔻この記事🔻

で書いたように、実は、繊細な人って上述した並行宇宙の感覚を捉えるのが上手い人なんだと思うんですよ。捉えてしまえば本当に簡単なことで、
『そーじゃん、全部が同時にここにあるんじゃん!』
って解るとは思うんですけど、捉えるまでがちょっと難しいのかもしれませんね。

私個人は、2個目にリンクを貼った記事の内容、シュレディンガーの猫の実験をイメージすることで、
『そーだよね。常に全ての事象は同時に存在してるよね。』
と、いう感覚になったのですが、RASの働きが強い人なんかも、なかなか
『同時に全てが存在できる。』
っていう感覚にはなりにくいのかもしれません。



まぁ他の人の感覚は私には分かり得ませんが、とにかく、私のお役目の1つとして、1人でも多くの人に、この
『全ては同時に存在できるんだ!』
っていう感覚を思い出して貰うことも含まれてるっぽいので、改めて今日の記事にまとめてみました。

これからの時代は、
【自分や他者を縛り付けようとする意見】
は不正解になりやすく、
【自分や他者の可能性を広げる意見】
が正解になっていくんです。

だから、まず自分自身が
『どの可能性もあり得るよね。』
と、柔軟でいられるように意識してみてください。



最初に書いたこととも被るし、全く別の記事でも再三書いてきたこととも被るのですが、人間はどうしても
【自分が信じてきた世界とは違う世界
を自分の中に取り入れることに強い恐怖心を抱くように出来てしまっているので、意識してこの機能を乗り越えようとしないと、なかなか乗り越えられない節もあるんですよね。

勿論人によりけりではあるんですけど、自分の選択肢、言わば意識を拡張させるのって、
『拡げるぞ!』
って、ちょっと気合いが要るんですよ。

これも、いつも表現している、心の筋トレと同じようなイメージで、例えば
・10kgのダンベルを使ってトレーニングしようとしてる鈴木さん
・普段、1kgのダンベルを持ち上げるのがやっとの佐藤さん
がいたとしたら、佐藤さんが鈴木さんを見たときに
「10kgなんて、持ち上げられないよ、危ないよ!止めなよ!」
って、言いたくなる気持ち、ちょっと分かりませんか?

同じように、
・めちゃくちゃ広い選択肢の中から選択したい鈴木さん
・普段、凝り固まった固定観念が強くて、ルーティンに生きてる佐藤さん
がいれば、佐藤さんが鈴木さんを見たときに
「そんな選択肢選べないよ!危ないよ!止めなよ!」
って、考えてしまいがちなんです。

そんな風に、実は意識の拡張って物凄いエネルギーを秘めていて、だからこそ実際の筋トレよりも
「止めときなよ!」
って他人を止めたくなる気持ちもより強くなる面もあるせいで、余計に
[自分や他人が意識を拡張させようとすること]
に対して否定したくなることも多い訳です。

この辺が、世の中で言われる【炎上】という状況が生まれてしまう原因なんですよ。



まぁ、炎上とまでいかなくても、魂的に見て、他者の意識を拡げてあげるお役目って物凄く大事な役回りなんです。

だから、突飛な行動を取ってしまう人っていうのは本来得の高い存在でもあるということです。どうしても、人間社会の中では叩かれやすい側面もあるんですけどね。

自分軸が強いままに珍しい行動を取ってしまう分にはまだ痛みは少ないんですけど、他人軸が強い上で変わった行動を取ってしまうと、自分が変わったことをしてることも分かるのに自分を曲げる方がもっと辛くて、どうしたら良いか全くわからないから、生き方を見失っちゃうじゃないですか。

私は、後者のタイプに苦しみから抜け出すヒントを指し示してあげられると思ってるから、色んな書き方をしてるんですけど……他人軸自分の意志に挟まれる地獄から抜け出すのも難しいから、話も複雑になっちゃいますよね。

必要そうな部分だけ、分かる部分だけ受け取ってください。



あれこれと書きましたが、一言でまとめるなら、
「正解はこれだ!」
って決めないことがこれからの正解なんですよ。

決めないということは、毎度毎度意識を廻らせなきゃいけないので、ある意味頭を使うからしんどい面もある訳です。

波の中でゆらゆら浮いているような、ある意味不安定な中に身を置くことでもあるから、恐怖心に勝たなきゃいけない面もある訳です。

自分から逃げられない時代になると取るか、自分次第で果てしなく自由になれる時代になると取るか、決めるのはあなたなのです。

正解は常にあなたの中にしか無いのです。


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