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AIとマイクロノベルで描いてみた 003

 だいたい100字ぐらいで書く小説『マイクロノベル』をプロンプトとして使って、AIにイラストを描かせよう!

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 これを一言で表現する言葉がほしい今日この頃。「VOCALOID初音ミクに歌わせる」を表現する一言があったら真似して使いたいんだけど、思い出せないんだよ。ぼくは「AI絵師」を名乗るほどじゃないし、肩書き(?)ぐらいは作りたいのだけれど。

 今回はマイクロノベル一本で複数のイラストを生成したものもあります。それは単純に、プロンプトを入力したら同時に出力されたもの。絵の内容に繋がりがあるように見えたので載せました。



007(266)
『二人を見ていた』

雨宿りをしていたら知らない女性から声をかけられた。「こんばんは」彼女はぼくに小さな箱を見せて、ふたを開ける。箱の中にも雨が降っていて、雨宿りをしている二人がいる。サアサアと歌うような音。「そっとしておきましょうか」「うん」



008(268)
『行ってくるぞ!』

夜になると箱が積み上がって螺旋階段となり、星空に昇っていく。約束したんだ、月までにんじんを届けるって。箱の中には、たっぷり愛されたウサギのぬいぐるみたちが詰まっている。



009(087)
『歩いて渡る者』

湖を歩いて渡る者がある。天狗でもないのに鼻歌交じりに湖を渡る。と言うか本当に歌っている。歌に秘密があるのではないかと真似してみるも、水に沈む。よーく足元を見れば、NIKEのスニーカーを履いている。もしやあれに秘密が?

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