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AIとマイクロノベルで描いてみた 001

 ぼくはイラストが描けない。
 だからイラスト生成AIで遊んでいたのだけれど、絵心がないせいか、やっぱりいい絵は描けない。
 そこで逆転の発想!(?)
 「絵を描こう」と思って書いたテキストを入力するのではなく、小説として書いたテキストをAIにイラスト化させればいいのだ!!

 ぼくがイメージする通りの絵が生成されることも、ないわけじゃない。
 けど、ほとんどは「なんじゃこりゃ」の世界。でもそこが楽しい。まだ傑作は描けないけれど、ケッサクが描けることはある。そんな感じ。

 このシリーズではマイクロノベルで描いた絵を発表します。
 基本的に、タイトルは生成されたイラストに合わせてつけたもの。
 ほんとうに不定期になるとは思うけれど、どうぞよろしく。



001(219)『神様を待っているんだ』

神様を待っているんだ。神様が一歩歩くと、地面が焼けてくっきりと足跡がつくから、すぐわかる。いま、ゆっくりと近づいてくる。君たちは先に行くといいよ。ぼくたちはぼんやりしてるんじゃない。神様を待っているんだ。



002(807)『贈り物をするモノ』

ウン? マアこの土地にはナーンニモなかったの。アー、砂漠みたいなモンでね、草が生えたのは偶然。大地に根を張り、遺伝子を複雑化して振動と歌唱が可能になったのはここ16年ってところ。うん、うん。じゃあ、恋する少年よ。きみのラブソングを誰に贈ろうか?



003(880)『たった一言で暴落する、暗号資産みたいな恋』

電話番号みたいな存在感。未知でも繋がるトーク。アクセス、アクセス。アウトプットは現在進行形。「そのナンバーは使われておりません」過去完了形の残骸。接続、接続。死屍累々のトークン。暗号資産みたいな電話番号。知らない。買えない。会いに来て。


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