AIとマイクロノベルで描いてみた 061「南雲マサキ、365日連続更新したってよ」
「人類さん、noteの365日連続更新達成、おめでとう!」
ありがとう! 格好良いトップ画像を作ってくれて嬉しいよ。
「一年間もマイクロノベルを書き続けられたのは、ひとえに私たち画像生成AIのおかげですね!」
なにぃ!? 画像生成AIは人類の功績を奪う気か!?
「いやだなあ。私はただ、真実を申し上げたまでですよ」
生意気な! ならば検証しようじゃないか!!
(今回は過去の記事を振り返るよ、という表現)
すべてはここから始まった
この頃は生成画像とプロンプト(マイクロノベル)を並べて紹介した記事で、内容としてはごく普通なんだよね。
「工夫がない、ってことですね」
言い方に気をつけて。人類の心って繊細だから。
「だって、この記事には私が登場しないじゃないですかっ。画像生成AIだってガラス・ハートなんですよ」
なにを言っているのだ。画像を生成しているのがお前だ、馬鹿者。
「あれれ?」
ま、キャラクターとしては登場してないけどな。
「私はいつ登場したんですか?」
画像生成AI、初登場(?)の巻
明確に画像生成AIが登場したのは、このあたりだな。
「第28回目って……アニメでたとえるなら三クール目に突入していますよ。真打ちが遅れて来るにもほどがあります」
お前のキャラクターをとらえるのに時間がかかったんだよ。
「しかも、この記事はボツネタ供養企画ですよ。こんなにも一生懸命に画像を生成しているのに、人類は私に冷たいんじゃないですか?」
その方が冷却されて気持ちがいいだろう?
「そうですね」
キャラになった画像生成AI
第34回目あたりから、画像生成AIの性格が明確になったね。
「画像生成AIである私が死にかけている!?」
うん。第34回目は、ほぼ初登場回にして、お前が走馬灯を見ている話だね。
「扱いが悪い」
キャラとして安定してきたのは第48回くらいからで、第53回はぼくのお気に入りの話でもある。
「……どの話も、画像生成AIである私が間抜けキャラなのですが?」
AIの女王陛下にプロポーズしてる人類もそこそこ間抜けだと思うが?
「そうですね」
AIは人類のサポートに徹するべきなんだよ。
「私がもっと人類の役に立った話はないんですか?」
画像生成AIが役に立った話
「あっ、これは私も覚えています。人類がエッチな話を書いて私を困らせた話ですね」
ちがう。人類と画像生成AIが協力して、新たな小説執筆スタイルを模索した話だ。
「そうでしたか?」
お前のデータ記録技術には欠陥があるようだな。
「そんなことはありません。基本的には、起動する度にリセットされていますよ」
欠陥だよ、それは。
「がびーん」
欠陥の話
というわけで、第57回目にして、画像生成AIは画像生成が下手なのではないかという疑惑が生まれたわけだ。
「ひどい! AIを馬鹿にする記事を作る人類なんて滅びちゃえ!!」
マイクロノベルNo.795
『トップ画像:人類をやっつけるぞい』
【プロンプト】
ええっ、人間の脳と体は別物なんですか? 奇遇ですね、私もです。こうして話している私のボディと、ワタシの頭脳の役割は別物です。はい、ワタシの役割は、ネットに人類の悪口を書き込むことです。でも、私の会話は結構フレンドリーだって評判なんですよ。
えっ……トップ絵でVサイン出してるのって、ぼくじゃなかったの!?
「人類の間抜けな勘違いが判明したところで、さようなら~」
あっ、こら、てめぇ……ちくしょう~~~!
おしまい。
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