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AIとマイクロノベルで描いてみた 022「人類も生成しろ? で、できらあっ!」

 人類とAIは一心同体。
 AIのミスは人類のミスと心得よ。
(責任取ってよね! という表現)

「んもう! わからないならわからないって言ってよね!!」
(人間にできないことを機械に求めるな)

 ぼくは100字ぐらいで書く小説マイクロノベルを画像生成AIに入力して画像生成する遊びをやっています。傑作は描けないけれど、ケッサクなら描ける。

 AIにインプットした文章から画像がアウトプットされるわけですが、文章と画像から関連性を想像するのはかなりムツカシイ
 なので、今回は立場を逆転してみました。
 AIが出力した画像にぼくが小説をつけます。



即興生成イラスト&小説
『ぼくは宇宙の神秘とつながる場所を発見した』

【即興執筆マイクロノベル】
石版をなぞると、宇宙のどこかで光が歪む。それがレンズのような効果を果たして、街の星空に遙か彼方の光をもたらす。私はこれを架空のレンズと呼ぶことにした。目で見ることはできない。しかし、確かにそこにある。


 こんな感じでね。
 ちなみにプロンプトは以下の通り。

【プロンプト】
ぼくは100字ぐらいで書く小説マイクロノベルを画像生成AIに入力して画像生成する遊びをやっています。傑作は描けないけれど、ケッサクなら描ける。

 おや、どこかで読んだ覚えのある文章ですね。(すっとぼけ)
 きちんと生成されてよかった。AIはなにをどう解釈して絵を描いているのやら……人間様にはさっぱりわからないよ。
 もしかしたらAI様も、人間が文章を入力する度に「もっとわかりやすく書けよぉぉぉ。ギギギギ」と歯ぎしりしているのかも。



即興生成イラスト
『那由多の犠牲を払えども』

【即興執筆マイクロノベル】
作戦を説明します。巨大彗星と地球の間に、
無数の宇宙を生成するのです。彗星は幾度も「墜落」し、我々の地球にはたどり着く前に消失するでしょう。


即興生成イラスト
『我々は一体なにを記憶しているんだ?』

【即興執筆マイクロノベル】
ふむん。これが人類の言語か。表層的な部分から入り込み、深い所へ潜り込む。原始的な未知のデータがサルベージされていく……。厄介な発見だな。そして驚愕だ。我々の頭脳にこのような野蛮な機能があったとは。

【プロンプト 上二枚共通】
AIにインプットした文章から画像がアウトプットされるわけですが、文章と画像から関連性を想像するのはかなりムツカシイ。なので、今回は立場を逆転してみました。AIが出力した画像にぼくが小説をつけます。



No.089
『盲目の男からの手紙』

きみが何者か。
それはわたしにはわからない。
だが、世界最後の謎をたくそう。
受け取ってくれ。

箱には鍵をかけておく。
開けられた者だけが、
世界の謎に挑む権利を持つのだ。

だが、難問に挑めることが幸せとは限らない。
会ったこともない友よ。
どうか用心してくれたまえ。

本物だ。
ぼくは確信した。
本を読むぼくの目が、
まるで頭から飛び出して
世界中から秘密を見つけ出しているみたいだ。
ぼくは解読に没頭するうち、奇妙なことに気づいた。
箱の中にすっぽりと収まるこの本は、結末にたどり着く気配がないのだ。


【プロンプト】
未来のぼくから箱が届いた。ははあ、タイムパラドックスでひどい目に遭うパターンだな。でも開けちゃう。中には直筆の未来日記が! 悪筆で読めないけど。それから修行を始めたぼくは、いまや書道家。過去のぼくよ、読めるかね?


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