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半生最終回:大手飲食→飲食ベンチャー→IT・通信 転職記

2016年、8年過ごした会社から、転職しました。

社長と役員の方が直々にスカウトしてくださり、環境変えるのも面白いと思い、思い切って飛び込んでみました。

飲食のベンチャーで、売り上げ規模は200億に届くくらいの中規模。しかしこれを設立10年足らずで急成長させてきたので、勢いはすさまじい会社でした。

手法は、若い社員にチャンスを与え、結果を出したもの、仲間を集めたものに子会社代表にして、どんどん拡大させてきた。代表は20代が多く、成り上がりに見える光景はその下の世代から自分もああなりたいとモチベーションが高い人材が多い会社だった。こういった会社はキャッチ系の居酒屋に多いが、この会社は規模としては日本一の会社だった。

スカウトされた理由は、IPOして上場したいということで、拡大路線で走ってきたものの、社内の整備が全くできていないので、やってほしいという、非常にざっくりしたミッションを与えられた。

配属された部署は「運営管理部」運営を管理するルールをつくればいいのね。ということで、ルールをたくさん作り、周知をしたが、「成り上がり集団」にとっては、意味不明、なんじゃこいつ的な目でみられ、全く相手にされなかった。

そこで、彼らが一番注目するものからやっていこうということで、「売上金の日次チェック」をやり始めた。お金にかかわることは、注目度が高く、これはすぐに浸透した。過去の店舗のレジ履歴を調べると不正、隠しがでるわでるわで1年で数千万回収した。

店舗の人たちが困ったときの相談コールセンター(センターは私のみ)も全国に周知した。基本的に24時間かけてOKと周知したところ、昼から夜中まで、すごいコール数だった。中身はクレームなどで現場判断できないからジャッジしてほしいという相談から、PCの使い方など様々だった。

前回投稿したが、すぐに相談を受ける。すぐに解決する。これが奏功して、一気に私の名前と役割が全店に知られるようになった。

ここからは、店舗運営にかかわるルール(現金関連・衛生・クレーム・設備)を整備して全国に周知にまわった。

これが評価され1年で部長に昇進、部下も増え、給与も1年で100万以上あがった。ベンチャーのスピード感をうれしく感じた。

その後、会社としてはいろいろ事件が起こり、IPOどころか、いきのびるのもやっとの状態まで追い込まれた。そんな中、入社3年目に営業部に回ってほしいということで2年ぶりに店舗運営に復帰。役職はGM。ようは予算管理者。任されたのは20店舗強の改善と閉店ジャッジ。

いろいろ過去の手法を駆使して半年たらずで黒字回復できた。それが、自分に自信がついてしまい、これなら自分でやったほうがいいかもと。独立を考え始めた。

しかしそんな時、娘のテニスの試合で二子玉川に寄った際に、ふと見上げると「〇〇〇ハウス」の文字とビル。

「そういえば高校の友達が働いてたっけな。すげぇおしゃれなとこ。さすがだなぁ」と旧友を思い出し連絡すると、久々に会うことになり、いいとこで働いてるなぁと会話してたら、受けてみる?と聞かれ、40で別業界にいけるチャンスはなかなかないぞ。これは面白いと即断した。

ベンチャーだったが、ボードメンバーになり、会社の上層部というものを知った。そんな私が、また一番下っ端から仕事ができるのもわくわくした。変なプライドは昔痛い目にあい、捨てたし。

半年後、そこに潜り込むことに成功し、今に至る

過去の経験が生かされ、メンタルがぶれないことで、安定した日々を送れている。家庭優先できること。休みが多いのもうれしい。

2021年8月現在マネージャーに昇進してます。我ながらどこでも出世できることも密かに自信w

秘訣はやっぱこれ。よかったら参考にしてみてくださいね

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