NAGU キャラクター設定ガルーダ②
最初は何の変哲もない女盗賊だった。
今と全然違う(笑)。
名前も盗賊にありがちな「ガルーダ」って(苦笑)。
でも、これが後に大きな運命だったと知る。
それは今後のキャラクター設定で明らかにしていく。
しかし…
そもそも何故、盗賊だったのだろう?
全く思い出せない。
ナグファミリーが「子供」ばかりだったので少し大人のキャラが欲しいと思ったのかな…
しばらく難航して現在のガルーダに近くなった。
アルビノという設定だったが、際どい表現なので憂慮したのか、やめてしまった。
(実は現在では父親がアルビノという事になっているが。)
でも、このあたりから貫禄が出て格好良くなった気がする。
そう…
格好いい女の子を描きたいと、この頃から考えていて…
自分とは真逆の存在だったり、苦手な部分を取り入れるとキャラクターが引き立つ事を学んでいた頃だった。
自分の隠された本質、みたいな(笑)。
そして俺の精神状態と相まって…
世界に対する凄まじい憎悪を抱いている、という漠然としたイメージが固まった(苦笑)。
無感情で冷酷な性格から非常に寒い国の出身だなとこの頃から何となく思っていた。
ガルーダ(本名メイリア)は幼い頃、村が襲われ壊滅したが力(過去編参照)に目覚め、始めて人を殺す。
行くあてもなく他の村で食料を盗むが捕縛され拷問を受けるが盗賊団に救われ同行することに…
その後、紆余曲折を経て団長が仲間の裏切りで死亡。
ガルーダとは確執があったが世界を憎悪する気持ちは共有していた。
その後は盗賊団を自ら率いて「ガルーダ」を名乗り、国盗りを目指す。
しかし、それは覇道であり覇業であった。
そして自らの破滅に続く道でもあった。
多くの民や重臣に裏切られ絶命した女王はいなかったか。
ガルーダを描いているうちに漠然と、そんなイメージが湧いた。
漫画NAGUではナグの魔法を受けてファミリーにさせられてしまうという呪い?があるのだが適応するには、その人間が「光輝くオーラ」を放っていなければならない。
その人間は「世界を変えるほどの資質があるが前世で未消化なカルマ(業)を抱えているため地球より波長の低いアーセリアに転生してきた人」である。
ガルーダも過去に拭いきれぬ絶望があり、アーセリアに転生してきた。
彼女の前世は?
しばらく調べたが、都合のいい女王は見つからなかった(苦笑)。
しかし…
ある日、突然「エカチェリーナ」という単語が頭の中に浮かんだ。
歴史音痴な火沢はエカチェリーナがどこの国の女王かも知らなかった。
調べるとロシアらしいと。
しかし、前述したようなエピソードはなさそうだ。
しかし…
なんか引っかかる。
調べると二世が特に有名らしい。
男グセが悪かったという醜聞はガルーダとは正反対だが外国から嫁いで皇帝の座に就くなど重なるところもある(ガルーダは未婚だが)。
それに無能で横暴な夫がクーデターで幽閉され、その後暗殺されたのを心の中で喜んだのではないかという説があり、そうした冷徹なメンタリティにも関心が生まれた。
この頃、すでにロシアとウクライナの戦争が始まっていた。
そのためか、彼女の前世がロシア帝国の女帝というのも運命を感じていた。
キャラクター設定 ガルーダ③に続く。
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