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好なことしか本気になれない。人生100年時代のサバイバル仕事術

この本から得られるもの


正解のない世界をどう生きるのか?ヒントを貰える。

人生は100年だ!AIに仕事を奪われる時代!と言われている中、どこに自分の居場所を見つけるか?を考えるきっかけになる。

営業職として働いている人にオススメ!著者が営業畑だから。


私がこの本を選んだ理由


「好きなことしか本気になれない」と言うタイトルに惹かれたからです。

私自身、仕事において好きなことしか本気になれていません。

例えば、人前で話すこと、わかりやすい言葉で伝えること、印象に残るキーワードを考えることなど。

逆に嫌いなこと(事務作業、ゴールのない会議)には、時間を使いたくない。できれば避けたいと考えています。

果たしてそれでいいのか?

学生時代は、成績アップのために苦手な裁縫や音楽を無理して勉強していました。

「オール5を取らないといい高校にはいけない」と学校の先生に洗脳され、塾では「優秀な周りの生徒に負けないくない」と必死でした。

「お金を貰って働くことは我慢しないといけないことがたくさんある」と両親に言われ、6年間の社会人生活は我慢の毎日だった気がします。

仕事は我慢する。プライベートで楽しめばいいや。と思っていた私でした。

でも、本を読んだりYouTube動画をみて、仕事でも好きなことに全力を注いでいる人の方が輝いているなと感じました。

今の仕事で自分が楽しいと思う瞬間はなんだろう?

プライベートで好きだと思うことを仕事にはできないかな?

と考えながら、この本を手に取りました。


印象的だったフレーズ10選


今の会社、あるいは今の業界に合わせて自分の弱みを克服すると言うことは、自分を成長させることかもしれないが、自分を変えて「型にはめる」ことかもしれない。

1000人の中で1番になるのではなく、10人の中で1番のスキルを3つ掛け合わせれば、結果として1000人の中で唯一のレア人材になれる。

22歳から80歳までおよそ60年働くと考えた時、社会人経験12年というのは、たった5分の1なのだ。「スタートしてから5分の1までの期間でした経験を活かして、残りの5分の4を生き抜く」この発想自体がナンセンスだ。

〜営業畑だった人の例〜

「僕は人と話すのが好きで、コミュニケーションが得意だ。相手のいいものを勧めた結果、その人の人生がより良いものになると思うとワクワクする」こういう人は、「人が好きでコミュニケーションが得意」というスキルの持ち主で、「人の人生をよりよくすることに貢献したい」という価値観の持ち主だ。これは単純にな「営業スキル」とは似て非なるものだ。なぜなら、「営業スキル」は営業にしか使えないが、個人のスキルと価値観はどんな仕事にも応用がきくからだ。こういう人が、自分のスキルおよび価値観に従って営業をチョイスし、経験を積んだらうまくいくだろうが、だからといって営業に縛られなくていい。「自分のスキルと価値観を別の形で活かせないか?」という新たな選択肢も生まれてくる。例えば、「このサービスは人の人生をよりよくする」と心の底から思えるベンチャーに出会ったとする。営業職ではないが、やれることはなんでもやろうと飛び込んで仕事をしてみたら、持ち前のコミュニケーションスキルを発揮して人材採用の領域で活躍!みたいな未来があるかもしれない。この場合、経験や過去は「いつか活きる能力」であって、未来を限定するものではない。

これからのキャリアは「その仕事で自分の心が満たされるか?」が大切。長く働き続けるには、我慢ではなく、やっていてワクワクすることを見つけるべきだ。

スキルは1つでなくていい。「そこそこ好きでわりと稼げる仕事」と「稼げなくても心が満たされる仕事」の2つを持つというスタイルもいい。

ロジカルが苦手な僕が同僚たちに助けてもらったように、弱いところ、苦手なところは得意な人がやり、みんながお互いに人の役に立つように「個人の力」を使うことができれば、フェアな社会になる。

ストレスというのは心身をむしばむ凄まじいコストだ。このコストを生涯払い続けて、採算は取れるのだろうか?

個人の力=スキル+自分の価値観+セルフリーダーシップ

〜ポッカの企業再生の例〜

課題は「人」ではなく「人と人との間」に落ちていることを知った。1人の悪人がいた訳ではない。現場も経営陣も優秀だった。ただ、経営陣と現場の間、部署と部署の間の断絶で情報が流れず、コミュニケーションが取れていなかったことが問題だった。そこで、現場の情報が上に届くようにしたり、意思決定のプロセスを整理すること、つまりコミュニケーションのやり方を変えることにした。決して経営陣の総入れ替えなど人事の大革命を行った訳ではない。登場人物は同じまま、ただ人と人とのコミュニケーションがうまく取れるよにしたら、モチベーションが上がり、業績も上がった。役職に夜上下関係はあるにしても、正論を言って認められるフラットな環境を作れば人は変わる。


まとめ

今の仕事で十分自分の心が満たされるかもしれない。目の前の仕事に全力で取り組んでいこうと思いました。

現在、私は損保業界の営業職として働いています。

直接お客様に商品を売るのでなく、自動車ディーラーという代理店を通して自動車保険を売る仕事です。

私からするとお客様にあたる自動車ディーラーの営業マンに、どうしたらわかりやすく保険の内容を伝えることができるか?

どのようなプレゼンをすれば、印象に残るか?実際にお客様に勧めてみようと思ってもらえるか?

どのような仕組みを作れば売るモチベーションになるのか?

そんなことを考えながら仕事をしています。

人前で話すこと、わかりやすい言葉で伝えること、印象に残るキーワードを考えることがなぜ好きなのか?

その答えは、自分の想いが相手に伝わり、行動してくれることが嬉しいからかもしれない。

そんな私の価値観が1つ知れた気がします。

本の中にあった「自分のスキルと価値観を別の形で活かせないか?」という新たな選択肢はまだ見つけられていません。

これからの長い人生の中で、本を読んだりいろんな人に出会って見つけていけたらいいなと思います。

本の中にあったポッカの企業再生の例は、コーチングや調整力が仕事の1つにもなることを気づかせてくれました。

営業マンの頑張りを上司に伝えてあげること、経営陣と関わることが多い損保の強みを活かして、経営陣と現場を繋ぐ架け橋になりたいなと思います。

プレゼンが得意だけど、指標の管理やデータ作成が苦手な私。

本の中にあった、ロジカルが苦手な僕が同僚たちに助けてもらったように、弱いところ、苦手なところは得意な人がやり、みんながお互いに人の役に立つように「個人の力」を使うことができれば、フェアな社会になる。

この言葉にあるように、指標の管理やデータ作成は得意な人にお願いをして、私はその人たちが作ってくれた資料を相手にわかりやすく伝えることに特化してはどうか?と思いました。

プライベートで好きなことを仕事にできないか?の結論は、2軸で考えようと思います。

本の中にあった「スキルは1つでなくていい。そこそこ好きでわりと稼げる仕事と稼げなくても心が満たされる仕事の2つを持つというスタイルもいい」

この言葉から、わりと稼げる仕事=現在の損保業界での営業職と、稼げなくても心が満たされる仕事=ヨガの先生の2軸はどうか?

私はまだヨガの先生になれるスキルはありません。

単純にヨガが好きで3年間、週4でヨガレッスンに通っています。

いつかヨガを仕事にしたいとは思っていますが、稼げる仕事にはならない可能性が高い。

でもヨガの先生になることで心が満たされることは確信しています。

ヨガインストラクターの資格をとってオンラインレッスンやビーチでヨガレッスンをすることが私の夢です。

この本の中には「セルフリーダーシップ」という言葉がたくさん出てきます。

自分のことは自分で決めていい。

選んだ道を自分で正解にしていくこと。

キャリアではなく、自分のストーリーを生きていこうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。











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