句を読む―薄いはなびら
朝顔の、薄いはなびらを思う。ほかの花より、ずいぶん薄いイメージがある。チューリップとかガーベラとか、もっと厚みがあるんじゃないだろうか。
そんな薄いはなびらが夏の朝、力を合わせて空を支えている。儚いけれど、確かにそこにあったもの。夏の一瞬のきらめきとリンクする。
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現代俳句・短歌を好む私が、ひとつひとつの作品を読んで思ったことをぽつぽつお話ししています。
Amazonアソシエイトリンクは、取り上げた作品が収録された句集・歌集が分かればそちらを貼っています。分からなかったときは私が読んでいるアンソロジー本のリンクにしていますので、こちらもご覧ください。
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