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いんちょのつぶやき

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東洋医学のことや、東洋医学「的」な考え方、物事のとらえ方風味のおもいつきを掲載中。
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2018年12月の記事一覧

『カラダの潤滑油の調整』

『カラダの潤滑油の調整』

【いんちょのつぶやき 2018.12.18】
カラダの運動をうながすものを「筋(すじ)」といいます。筋が活躍することで、人のカラダは運動します。その運動を支えている潤滑油のような役割をするものに「髄(ずい)」というのがあります。

鍼施術では、この「髄」の調整をすることがしばしばあります。筋肉使いすぎたわけでも、傷つけたわけでもないのに、動くときに痛い。あるいは、ひとに自分のカラダを動かされるだけ

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『気ままなおしゃべり』

『気ままなおしゃべり』

鍼施術の時間。
ぼくの鍼施術の時間は、30~40分くらい。
症状や状態によって、多少前後します。

そして、施術中のおしゃべりに花が咲くと、施術を終えても、時間の許す限り、おしゃべりすることにしています。

人のカラダは、ココロの負担も受けとめている。
ココロのわだかまった負担は、カラダに根深く貼りついている。

そんなココロのわだかまりも、おしゃべりすることで、声、言葉にして発散することで、吐き

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『血圧の話』

『血圧の話』

【いんちょのつぶやき 2018.12.12】

寒くなると、多くなります、血圧の話。
東洋医学では、血圧ということに関しては、ノータッチ。
なぜかといえば、血圧の数値を「手ごたえ」では、はかりかねるから。
まあ、現代では手軽に血圧がはかれるし、鍼灸師さんも、血圧を参考にするのは、アリだと思っています。

ぼくは、患者さんからの自己申告で、血圧の心配事に、鍼灸師の「手ごたえ」で状態のお話をさせていた

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風水を打つ

風水を打つ

『ある日の鍼施術が終わった後のおしゃべりの時間』
ココロとカラダが軽くなると、人は饒舌になることがあります。
まあ、ココロに抱えこんでいたわだかまりが、ブワッと噴出することがあるみたい。

ある日の鍼施術の終わった後、そんなココロに不満を抱え込んでいる人のおしゃべりが始まりました。
どうやら体調不良の理由が、人間関係にあるらしい、ということ。

人を変えることができないから、自分が変わらなきゃ、と

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