梅雨と蒸し暑い夏を乗り切るヒント
こんにちは、希依です。
日本の夏は梅雨と高温多湿の夏ですね。
これからやってくる梅雨と夏を涼しく、
爽やかに乗り切るためのヒントをお届けします。
夏バテしてしまう原因は?
夏にバテてしまうのは暑さによる自律神経の乱れです。
自律神経とは
消化器、呼吸器、循環器など
私たちが意識しない体の活動を調整するために
24時間ずーっと働働く神経です。
体の活動時や日中に活発になる交感神経
安静時、夜に活発になる副交感神経
この2つの神経の働きで体を調整しているのです。
体がだるい、
疲れが取れない、
気力がわかない、
食欲がない
胃がもたれる、
下痢、
便秘が続く
急に体重が減った
など、1つでも当てはまれば
湿気や暑さで自律神経がやられている証拠です。
また、
冷房が効いたところと外を頻繁に行き来する、
冷たいものを取り過ぎたり、
食欲が落ちたことからの栄養不足
アルコールの飲み過ぎ、
暑さで睡眠不足
こんなことからも自律神経は狂っていきます。
私たちの体は環境に順応し
血管を拡張させて皮膚から熱を逃がしたり、
汗をかいて熱を下げたりしています。
その適応力を超えてしまい、
自律神経が乱れてしまうのです。
夏の辛い症状の『むくみ』
この時期に辛い症状の一つにむくみがあります。
水分の摂り方や食事内容、寒暖差などが影響します。
そのむくみにいいのはあずきです。
あずき
最近ではあずき茶も多く出回っていますね。
これが夏場の汗をかくのに水分を抱え込んでしまう体から
適度に水分を排出するお手伝いをしてくれます。
要はむくみが取れるんですね。
あずきには抗酸化作用やデトックス作用があります。
自宅でも小豆さえあればかんたんに作れますし、
美味しいです。
小豆茶を作る
あずきを洗って10分ほど弱火で炒ります。
それを30分ほど煮出しその煮汁を飲む方法です。
煮上がったあずきもおやつにいただいたり、
食事にいただくこともあります。
また炒らないで炊いたあずきの煮汁もいいですよ。
残念ながら砂糖が入っているあんこはダメです。
砂糖には水分を蓄える保湿効果があるので、
むくみを解消するには不向きなのです。
美味しいけどね。
砂糖がなくても十分に美味しいのでお勧めです。
梅
梅の健康効果は本当にたくさんありますね。
不足したミネラル類の補給にもいいし、
暑さで落ちた食欲を回復させます。
カルシウムや鉄の吸収を助け血流もよくします。
使い方は様々ですが、
ちょうど今は梅仕事の時期で青梅が出回っています。
梅シロップや梅干しを漬けたり、
梅ジャムなどもいいですね。
毎日一粒の梅干しが程よい塩分や酸味で体を整えていきます。
私の夏の定番は
甘酒と塩昆布と梅干しを混ぜて
夏野菜を漬けておく浅漬けです。
きゅうり、大根、みょうがなどが美味しいです。
混ぜてから30分後には美味しくいただけます。
ハイビスカス
あずき茶は温かい方が美味しいと思いますが、
冷たいものが飲みたい方にはハイビスカスもいいですね。
ハイビスカスは天然のスポーツドリンクともいわれています。
真っ赤な色がきれいですよ。
作り方は
ハイビスカスを熱湯で淹れ、冷まします。
冷めたら氷に注いで、
お好みでフルーツや蜂蜜を加えて。
ペパーミント
ペパーミントも夏のお助けハーブです。
ペパーミントの冷却作用もそうですし、
鎮静効果が暑さからのイライラを鎮めてリラックスさせてくれます。
氷を作るときに1〜2枚入れて、
ミント入り氷を使ってみましょう。
水を飲むだけではなく
炭酸水やレモンスライスをプラスすると
香り、味、見た目に爽やかさがアップします。
氷を作る時に
季節のフルーツをカットして入れるのも
おすすめです。
蒸し暑さはこれからが本番。
体調を整えてこの夏を過ごしていきましょう。