達磨のボディワーク / 名古屋勉

菩薩達磨が伝えたボディワーク(易筋経、洗髄経)実践家 『自分自身で整える力』 『繋が…

達磨のボディワーク / 名古屋勉

菩薩達磨が伝えたボディワーク(易筋経、洗髄経)実践家 『自分自身で整える力』 『繋がる身体』 『自分軸』 『和する身体』をつくります。 ちゃんと立ててますか? 『立つ』という事ができたら 自分の軸がしっかりできます。 #少林流マインドフルネス瞑想 #達磨のボディワーク

マガジン

  • 1,500年前菩薩達磨は知っていた@ 鍛える前に整える

    ここ数年、マインドフルネスが雑誌やメディアで取り上げられる機会が多くなり、瞑想やマインドフルネスを実践する人が増えている。しかし、自分で実施すると思うような効果を得られずに、疲労感ばかりを自覚する人が少なくない。そして、瞑想をしようとする気持ちまで萎えてしまう。そうなってしまう大きな原因は、姿勢(軸)にあると考えている。姿勢(軸)が大切ということは広く知られているが、「知っている」と「出来ている」は違う。「知っている」が故に、調身、調息、調心の「調身」が、軽んじられているのではないだろうか。

最近の記事

  • 固定された記事

鎌倉の円覚寺の修行僧さん達も学ばれた菩薩達磨のボディワーク、易筋経と洗髄経。管長の横田南嶺さんに感謝

菩薩達磨が禅と共に伝えたボディワーク易筋経と洗髄経をテーマに 鎌倉の円覚寺にて、修行僧の皆様へ、 ワークショップを開催させて頂きました。 易筋経、洗髄経の正式名称 ・少林九段八十一式内経易筋経 ・少林寺洗髄経 ・少林易筋洗髄経 ・外経易筋経 易筋経と洗髄経の目的は? 内経と外経の違いは? 立ちながら整え、 座りながら整え、 歩きながら整え、 組手(対人)で間を感じて整える。 実践と検証です。 修行僧の皆さんの姿勢も抗重力筋の使い方も少し治すくらいで問題ないし、気の感覚

    • 天と地の間で宇と宙と和して

      達磨のボディワークのワークショップの中で「繋がります」という言葉をよく使います。 意味はいくつかあります。 ・抗重力筋の繋がり これは万人に分かりやすいです。 猫背反り腰を治して、伸びを入れて繋げて、楽で強く、肉体が喜ぶポジション、2歳の時の肉体に戻してあげます。 2歳までは人間も野生で姿勢も良かったのです。 ・空間、間、場、地球、宇宙との繋がり これは感覚の世界。 取り上げる人、取り上げない人様々です。東洋の伝統的なワークや治療や武道の世界で伝承されている感覚です。

      • 坐禅と洗髄経と唾液

        20年以上洗髄経(菩薩達磨の座位ボディワーク)を続けていると唾液の分泌が多くなってきます。 洗髄経を行っている最中は、何度も呑み込んでいます。 坐禅も長年続けていると唾液の分泌に変化があるのかどうか気になっていました。 最近やっと長年坐禅を習慣にされている方に出会えて、機会に恵まれましたので、質問してみました。 すると、唾液の分泌量に変化はないそうです。 洗髄経の動作が唾液の分泌量を変化させるようです。 その動作のコツが難しいのです。

        • 孫を見ていると、人間も2歳までは野生だなと感じる。あの野生を取り戻したい。

          伸びをいっぱいして、首が坐り、やっと自分の指を探り当てて、しゃぶるしゃぶる。 お腹が空けば泣くわ泣くわ。 ろくな筋肉ないのに軸を探して、初めて坐る。そして、立つ。 一年もすれば、親に見守られながら、軸を探して初めて歩く。 起きていればいつも全身を繋げて動いている。人間も野生だ。 あの頃の野生を取り戻そう。 軸を探して姿勢を治そう。 関節の可動域を見直して、全身を繋げてしなやかなで強い心身を取り戻そう。 達磨のボディワークです。

        • 固定された記事

        鎌倉の円覚寺の修行僧さん達も学ばれた菩薩達磨のボディワーク、易筋経と洗髄経。管長の横田南嶺さんに感謝

        マガジン

        • 1,500年前菩薩達磨は知っていた@ 鍛える前に整える
          9本

        記事

          合掌されど合掌・合掌も姿勢から。

          中国の嵩山少林寺では、1,500年前に菩薩達磨さんが修行僧の為に易筋経と洗髄経というボディワークと武術を伝えました。 その武術の中に観音十八掌という型があります。その型は、合掌を組むところから始まります。 組んだ合掌で、3回相手の攻撃を受けて身を守りなさい。と教わります。 3回は我慢しなさい。という言い方もあります。 その後、型は派手な攻撃がテンポよく展開されます。 ここで注目したいのが始めの合掌で身を守りなさい。というところです。 合掌は誰でも出来ますが、気なしに形

          合掌されど合掌・合掌も姿勢から。

          高齢になると唾液が出にくくなるはのは嘘

          少林流マインドフルネス瞑想(動く瞑想洗髄経)を続けて自分のものになっていくに従って、唾液の分泌は多くなっていきます。 先日も「唾液の誤嚥で死ぬかも知れない」と冗談を言っていたベテランさんがいらっしゃいました。 洗髄経のように1,500年の歴史あるボディワークは、奥が深くて、コツも大変難しいですが、身に付いてしまえば一生物です。

          高齢になると唾液が出にくくなるはのは嘘

          エネルギーについて

          「気は、役に立つ者には役に立つ。」(五木寛之 「気の発見」より抜粋) 五木寛之さんのおっしゃるように、気やエネルギーは、関心の無い方にとっては、何も無い世界です。 しかし、誰でもが持っていて循環していて命を盛んにしています。 その流れの呼び水をしているのが、様々なジャンルで修練された方々や、古伝から伝わる本物のボディワークやポーズです。 私の経験では、素直な人の方が呼び水でスイッチが入って感覚が目覚めやすいようです。 感覚も何もエネルギー自体を認めたがらない方々もいら

          菩薩達磨さんの合掌は深いです・合掌されど合掌

          菩薩達磨さんが伝えたボディワークの易筋経と洗髄経の始まりは合掌作りからです。 立位でも座位でも、両腕を左右に真っ直ぐ広げて肩甲骨を誘います。 誘い出した肩甲骨はそのままにして、左右の指先同士を近づけていきます。 胸の前で手の平が重なり、手首を返して合掌が出来上がります。 この合掌は、肩甲骨を誘い出せていますので足の裏と繋がっています。さらに軸がある人の足の裏は、大地と繋がっていますから、力を入れていないのに強さがあります。まるで竹のような、しなやかな強さがあります。

          菩薩達磨さんの合掌は深いです・合掌されど合掌

          気功とは

          気を循環させて心身を整える古式ボディワークです。 ここで言う気の循環とは、ヨガや気功、あるいは東洋医学、伝統的な武道の世界で広く信じられてきた気(Qi)やプラーナ(Prana)、生命エネルギーの流れのことを指している。 科学的に証明されている訳ではないが、こうした古伝の伝統的な知恵のなかでは、肉体と呼吸を整えることが生命エネルギーの循環を高めていくと考えているのである。 先日の体験会で、肩甲骨がいまひとつ動いていない方がいらしたので、気功の手当てを使って動かして差し上げた

          中村天風さんの「絶対のしじま」と同じ境地

          日本の坐禅に上半身に動作を付けたものが洗髄経と思って頂ければイメージしやすいと思います。 動作の目的はファシアほぐしです。 と初心者には説明しますが、実は、奥が深くて、気持ち良さや爽快感の味わいの次に、さらに続けていくうちに肚がすわってきます。 物事に動じない肚が養われています。 「肚ずわり」が自覚出来るようになり、日常生活にその感覚を応用してストレスに強くなっていきます。 個人的には、この感覚は、中村天風さんが伝えている「絶対のしじま」と同じ感覚だと思っています。20

          中村天風さんの「絶対のしじま」と同じ境地

          感じる事から始まるのが気功などの古式ボディワークです

          20数年前、スポーツクラブで気功を担当し始めの頃、私の教え方が悪くて「怪しい」というイメージがついてしまってから、「気」という言葉を使わずに「姿勢」を直すことを中心に変えて、基本的な型を繰り返すだけにした。 すると逆に「クラスが終わった後、何ともいえない爽快感と身体の軽さがあります。これが気功なんですか。流行りの〇〇やスポーツの後の爽快感と質が違う気がします。」という人達がパラパラと現れてきます。 「感覚」が鋭い人達との出会いが逆に増えたのです。 気功などの古式ボディワ

          感じる事から始まるのが気功などの古式ボディワークです

          やった感と健康は違う・古式ボディワークの見えるところと見えないところ

          古式ボディワークには、坐禅も瞑想も、ヨーガのいわゆるポーズも、気功も太極拳も、空手の型も含みます。 古式ボディワークの見えるところ まずポーズや動作を見よう見まねで真似することから始まります。 覚えていくに従い、華やかさや、力強さや、瞬発力を加えていき、腕の位置や足の位置や腰の位置などを微調整していきます。このアプローチは万人に理解し易いところです。 それらにフォーカスすることにより、競技では点数を付けやすくなり、いわゆるフィットネスやスポーツになります。 スポーツにな

          やった感と健康は違う・古式ボディワークの見えるところと見えないところ

          (感覚とプライドについて)中村天風さんが体感した「絶対のしじま」ってどんな感覚なんだろう。

          中村天風が体感した「絶対のしじま」ってどんな感覚なんだろう? そう思って探求し始めてから35年、あっという間でした。そして、 「絶対のしじま」はこういう感覚なんだろうと確信を持つまでになりました。 しかし、正解かどうかは一生分からないと思います。また、分からないままで良いとも思っています。 なぜかというと、確実に日々元気ですし、もう何も怖いものもありません。 自分のプライドや肩書きが感覚を邪魔することが少なくありません。 そういう意味では、古式ボディワークや坐禅や瞑想を実

          (感覚とプライドについて)中村天風さんが体感した「絶対のしじま」ってどんな感覚なんだろう。

          菩薩達磨のボディワークが伝えたい合掌

          「手と手を合わせて幸せ」は、昭和のCMの台詞。 合掌を知らない者はいないであろう。 菩薩達磨さんが伝えたボディワークの易筋経と洗髄経の始まりも合掌からです。 特に第一段は、丁寧に合掌を作ることから始まっています。 易筋経や洗髄経に限らず、古式ボディワークの第一段にはコツや秘伝が凝縮されている事が一般的です。 古式の所作の通りに形成された合掌は「由松至繋」を体現しています。外見も中身も一味違います。 ご飯のおかずの材料が詰まった買い物袋も、その合掌に吊るす事ができてしまう

          菩薩達磨のボディワークが伝えたい合掌

          菩薩達磨のボディワーク易筋経と洗髄経ポイントの可視化

          菩薩達磨が伝えたボディワークに限らず、古式ボディワークの動作はとてもシンプルに作られています。 年齢を問わず子供も高齢者も出来きます。スポーツクラブでは「中高年の簡単な体操」と位置付けられています。 商業主義用にアレンジされたカタカナのエクササイズを除いて、あまりやった気もしないので一般的に不人気です(^^) ところが、写真のポイントに気をつけて繰り返し行えるようになりますと、「中高年の簡単な体操」から激変します。 若い人なら、好きなスポーツやダンスやパフォーマンスが向上し

          菩薩達磨のボディワーク易筋経と洗髄経ポイントの可視化

          健康で長生きを目指すなら姿勢改善と伸び

          午前中から筋トレに励んでいる姿勢の崩れた中高年を見る度に、姿勢を治した方が良いですよという声が喉まででかかる。 大きなお世話ですね。 筋トレやダイエットの洗脳が進んだ商業主義の日本では仕方がないともいえます。 最近活躍されている大谷選手のパワーについて「相当ハードなトレーニングを重ねている」というようなニュース記事が一般の人のトレーニングにも影響しているように思います。 その「ハード」を読者がどのように受け取るかです。 大谷選手はとても柔らかくしなやかな身体をしています。

          健康で長生きを目指すなら姿勢改善と伸び