名古屋勉/50歳越えたら鍛える前に整えよう

古式ボディワーク実践家 自然体の稽古 身を、息を、心を “ととのえる” 菩提達磨が座禅と共に伝えた身体技法、「易筋経」「洗髄経」を伝えます。 鍛える前に"ととのえる" 立つ・座る・歩く ファッシアをほぐす https://active-zen.jp

名古屋勉/50歳越えたら鍛える前に整えよう

古式ボディワーク実践家 自然体の稽古 身を、息を、心を “ととのえる” 菩提達磨が座禅と共に伝えた身体技法、「易筋経」「洗髄経」を伝えます。 鍛える前に"ととのえる" 立つ・座る・歩く ファッシアをほぐす https://active-zen.jp

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    • 1,500年前達磨大師は知っていた@ 衰えない鍛え方

      ここ数年、マインドフルネスが雑誌やメディアで取り上げられる機会が多くなり、瞑想やマインドフルネスを実践する人が増えている。しかし、自分で実施すると思うような効果を得られずに、疲労感ばかりを自覚する人が少なくない。そして、瞑想をしようとする気持ちまで萎えてしまう。そうなってしまう大きな原因は、姿勢(軸)にあると考えている。姿勢(軸)が大切ということは広く知られているが、「知っている」と「出来ている」は違う。「知っている」が故に、調身、調息、調心の「調身」が、軽んじられているのではないだろうか。

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    50歳越え! 健康寿命を延ばすために必要な、見えない体のケア

    【著者名】  古式ボディワーク実践家 名古屋勉 【読んだ人が得られる効能】 今より楽なカラダとココロが見つかる。見た目がすごく簡単な古式ボディワークの深い意味と実践方法が分かり、フレイル(生活機能障害)を防止して健康寿命を延ばせる。 【概要】 50歳を越えると健康寿命が気になり、体のために何か始めようと考えた場合に、「筋トレ」とか「ダイエット」などがすぐに浮かんできます。それは、万人にとってとても分かりやすいアプローチです。しかし、姿勢が悪かったり、肩こりがひどかった

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      • 岡田准一さんのインタビュー中の会話(マイナビニュースより)が気になって

        ニュース記事なので真意は分からないですが、本当に「立つ」にこだわっているのなら素晴らしいことです。 確かに本質にこだわっていると変な人と思われることが少なくない。 また、「立てていない人」が高齢になった時に、本当に立てなくなることも少なくない。 ↓↓↓

        • 肉体を整えて得られた気感により癒しのパワーも合気のパワーも増す

          ・癖に気付き姿勢を整えます ・伸び感覚を使います ・姿勢を検証します ・各関節の可動域を保ちます ・呼吸を流します その結果、自然体に戻り、ファッシアがほぐれて、気血の流れが良くなります。気感が発露する人も出てきます。 その気感は、癒しにも気の武術にも有効です。 肉体が整う前の気感より、より高く深く繋がり、高低差が生まれ、密度も濃く繊細に変わります。

          • 日本の武道は瞑想をより深める手段となり得る

            日本の武道は、肉体的なトレーニングだけでなく、心の修練も重要視されます。多くの武道には瞑想的な要素が含まれており、修行者は心を静め、集中し、自己探求に向かうことが求められます。 坐禅や瞑想、マインドフルネス、ヨーガなどは、個人が自己と向き合い、内省するための手法として一般的です。これらの実践は、ストレスの解消や「今ここ」を感じることに役立ちます。 一方、合気道などの日本の武道は、人との対峙の中でも瞑想的な深みを維持しようとする修行が行われます。これにより、対人関係において

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          • 1,500年前達磨大師は知っていた@ 衰えない鍛え方
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            ⑤私の先生は中村天風口述書

            《コップの水》 中村天風さんが、カリアッパさんの村に着いてからしばらくしても病を治す方法を教えてもらえない。 痺れを切らした中村天風さんが、「いつになったら教えてくれるのですか?」と質問をした。 カリアッパさんは、 「私はいつでも教えようとしているんだが、お前には準備ができていない。 屁理屈で満タンにしているコップの水を空っぽにしてきなさい。尊い教えを注いでもこぼれてしまうではないか」 このエピソードは、私が人様に教えを受ける時の態度の見本になり、大変ありがたかった。 治し

            嵩山少林寺の言い伝え

            嵩山少林寺のボディワーク、易筋経と洗髄経をコツコツ繰り返していくと、 1年で気を変え 2年で血を変え 3年で脈を変え 4年で肉を変え 5年で髄を変え 6年で筋を変え 7年で骨を変え 8年で髪を変え 9年で形を変える という言い伝えが嵩山少林寺にあります。 私は二回り以上続けていますが、 確かに「気」と「肉」と「形」は変わりました。そして、元気です。 髪の毛は無くなりましたが(^^)。 形が変わった後はどうなるのだろう? ここからは私の感覚を無理やり言葉に置き換えますと、、

            ④私の先生は中村天風口述書

            中村天風さんと音(地の声・天の声) 大谷翔平選手が中村天風さんの本を読んでいるということをニュースで知った。さすが大したものですね。私はただのおじさんですが、やはり20代後半から中村天風さんの口述書を4冊熟読していました。中村天風さんは、戦争にも行かれ、帰国されてからは金儲けもされ、遊びも豪快、お弟子さんに政財界の著名人多数ということで修行を学んでも大丈夫だろうと思ったのです。 当時の私は、身も心も追い込まれていて、何とかセルフメンテナンスなるものをひとつでも身に付けたか

            ③私の先生は中村天風口述書

            一時的な効果に焦点を当て、短期的な目的に向けて取り組むのが商業主義のヨガ。中村天風さんが学んだのは伝統的な古式ヨーガ、長期的な健康に焦点を当て、生活機能の維持や回復に役立つ。 口述書の中でも修行シーンが勉強になる事が多かった。 例えば川での修行… 中村天風さんが、川の中で座っているとカリアッパ氏が様子を見にきて「それで良い」と言う。しかし、夕方になり川から上がるといきなり「まだまだダメだ」と叱られる。 そんな事が何ヶ月も続いていたそうだ。 川の中では褒められて、川から上がると

            ②私の先生は中村天風口述書

            中村天風さんの概念って、若い頃の私には、びっくりする事が多くて、一番始めににビックリしたのが、 「肉体と心は、お前の道具なんだ」という概念。 皆さんもビックリしません? 私はびっくりはしたのですが、同時に合理的だなとも思いました。 当時、私は、本当に心身共に病んでいましたので、私にとっては、一筋の光が見えた瞬間でした。 道具なんだから修理が効くはずなのです。寿命でなければ。 寿命だったら治らないので諦めるしか無いのですが、治してみよう! と素直に思えたのです。 ちなみに現代の

            ①私の先生は中村天風口述書

            出会いは30数年前、兄が「この本読んでみな」と私に渡してくれたのが、「成功の実現」というやけに厚い本だった。 当時私は、コンビニ(まだ24時間ではない時代)を経営していて、365日休みの無い生活、毎日のように店を荒らす暴走族や、万引きに心身を痛め、原因不明の首の痛みや、急性腎盂腎炎などでボロボロでした。それが何年も続いたのです。後に、ふとしたきっかけで私の人生をみてくれた風水師さんに「この時代よく生きていましたね」と言われて泣きました。そんな環境でしたから中村天風が提唱する

            本当は難しい古式ボディワーク

            古式ボディワークの効果を高めるには、 立ち方と筋肉の使い方をお互いに確認し合うことが大事です。 決して「簡単な動作」ではありません。 下記記事もお勧めです。

            男女互いに呼応するエネルギーで踊る(達磨のボディワーク体験談)

            名古屋先生の「達磨のボディワーク」クラスに出るようになったのは、始めたばかりの社交ダンスと何か通じるものがあるように思えたからです。 私のダンスの先生は、単にダンススポーツとして踊るのではなく、男女互いに呼応するエネルギーで踊ることを是とする人なので、「気」持ちの充実を促してくれるこのクラスは、私にはとても大切なものになっています。  社交ダンスにもテストがあります。その点数が悪かった事をきっかけに、ここ数ヶ月、かなり悩んでしまい、ダンスレッスンも不調でした。 ダンスの先生も

            50歳を越えて健康寿命が気になり始めたらいきなりジムに行かないように。その前段階として何をすべきかを考えた方が良いです。

            50歳を超えると健康寿命への懸念が高まり、身体の健康維持のために何か新たな取り組みを始めようと考えることがあるかと思います。 一般的に、このような場合「筋トレ」と「ダイエット」などの言葉が思い浮かびますが、これらが必ずしも健康に良い取り組みであるとは言い切れません。例えば、姿勢が悪かったり、肩こりが慢性的であったり、腕が上がらなかったり、メタボリックシンドロームである人々や高齢者が、いきなり筋トレやアクティブなプログラムを受けたとしても、健康になれるとは限りません。 健康産業

            天候不良で4人だけだったクラスは、4人のご希望で姿勢矯正特別レッスンとなりました。

            帰りに「神の回でしたね」と4人は言った。(スポーツクラブでは普通出来ないことだから) まず4人一人一人の姿勢をじっくり矯正しました。 始めは普段のように立って頂いて、私が押します。姿勢が悪いと倒れます。 そして、矯正します。 矯正した後に、また押してみますと、体は倒れません。ご本人は、 「え〜!違和感だらけなんですけれど倒れませんね!」 と、ビックリされます。 4人様、それぞれにビックリして頂いて 「その違和感で1、2年暮らすと治ります」 と言ったら、意外や意外、全員や

            気の起こり

             ひとがトイレに行くには、まずトイレに行こうという気が起こります。 いきなり肉体がトイレに向かう訳では無いですよね。 膀胱さんや肛門さんが、そろそろ一杯だからという気を脳や足に送るんだろうね。 そのトイレに行きたい気って、他人もキャッチ出来るんです。 自分の子供が小さい頃に「トイレ行きたいんでしょう?早くいってらっしゃい。」っていう場面がありました。 気の起こりが分かるのですね。 見ただけで痛い場所を言い当てる予約の取れない治療家さんもそういうことです。「気の起こる」場所が

            ハゲの効用・毎日頭を剃るのですが、その時間がとても良い瞑想、マインドフルネスの時間になっています。

            これってマインドフルネスじゃん! と気がついたのは一年前、めんどくさいと思いながら剃り始めて一年。 洗髄経という嵩山少林寺の動く瞑想を教えている身としては、気づくのが遅くて思わず笑ってしまいました。 怪我の功名といいますか、なんと言いますか、瞑想というものを習慣にする事は多くの人にとって簡単ではないことは承知しています。 「禿げ始めたら剃ろう」と若い頃から決めていた人へ、エールを送りたいと思います。 「剃る」には、とても抵抗がありますが、やってしまいましょう! 毎日、頭もココ