見出し画像

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』の大事だと思った箇所をまとめてみた

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
岩崎 夏海


企業の機能は2つのみ

①マーケティング

・「われわれは何を売りたいか」ではなく「顧客は何を買いたいか」
・顧客の「現実」「欲求」「価値」を引き出す
・消費者運動が企業に要求しているものこそマーケティング
   ⇒苦情や世の中の不満がマーケティングになる!

②イノベーション

・新しい満足を生み出す
  ⇒企業は常によりよくならなければならない
  ⇒これまでの常識を捨て、新しい価値を打ち立てる
  ⇒これまでのやり方をガラリと変え、新しい何かを始める

・科学や技術そのものではなく「価値」
  ⇒組織の中ではなく、組織の外にもたらす変化
  ⇒自分にできる!と思わないと、なかなかその発想は出づらい
   「どうせ無理」と思ってそこに思考が及ばない

・イノベーションの戦略
  ⇒既存のものはすべて陳腐化すると仮定する
    ✖既存事業の戦略   ・・・よりよく、より多く
    〇イノベーションの戦略・・・より新しく、より違ったもの
 
     例:「もっとはやい馬」ではなく「車」という発想
        別のものとのコラボ
       『メモの魔力』の「抽象化」と「転用」
     
   ⇒古いもの、死につつあるもの、陳腐化したものを捨てる

仕事には「働きがい」が必要

自己目標管理

・目標を設定した後、メンバーに練習方法を決めさせる
   ⇒「ほしのや」に具体的なマニュアルない
    (自分で考える)
   ⇒富山第一高校サッカー部も自分たちで練習メニューを考えさせた
    (大塚監督)
   ⇒ディズニーも4つの基準だけ示し、具体的な対応は自分で決める
    (安全、礼儀、ショー、効率)
・強い動機づけをもたらす

成果

成果とは百発百中のことではない。
成果とは長期のものである。

すなわち、まちがいや失敗をしない者を
信用してはならないということである。

人は優れているほど多くのまちがいをおかす。
優れているほど新しいことを試みる


この記事が参加している募集

#読書感想文

189,568件

サポートしていただけたら嬉しいです! さらに魅力的な記事が書けるよう、本の購入に使わせていただきます(^^)