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なぎさ青森グルメツアーVOL.1

6月11日~13日兵庫赤穂の方々に青森を丸ごと美味しく楽しんでいただく
ツアーを企画しました。
海も山も自然もいっぱい、美味しいものも素敵な人もいっぱいの青森をめいっぱい満喫していただけるようにと思いご案内。

一緒に旅を楽しんだ、ライター歌見さんが濃密な旅の様子を記事にまとめてくださったのでご紹介します。


はじめに

今回の旅のきっかけは、青森県八戸市在住の料理研究家・なぎさなおこさんが、私たちが住む兵庫県最西端の町・赤穂を再訪したことから。「ぜひ青森に来て~」と言ってくれたこと、神戸⇔青森の航路を持つFDAを使えば、1時間40分ほどの空の旅で青森まで行けることを知って、早速日程の調整が始まりました。参加者は、元プロ野球選手、酒蔵杜氏、居酒屋店主、料理教室主宰、そしてライターの私と、歩んできた道も現在の立ち位置も異なる5人のメンバーですが、くいしん坊で好奇心旺盛という大きな共通点があり、3泊4日の青森ツアーを超~~~~満喫することができました。

青森の旅レポート VOL.1 青森の自然って雄大編

自然豊かな青森県。今回の旅でその雄大さを実感した私たち。山あり海あり渓流あり、そして美しい湖あり。瀬戸内海沿岸にしか住んだことのない私にとっては、林立する木々の美しさや潔さ、山の大きさ、流れの多彩さ、湖の透明さ…見るものすべてが新鮮に感じられました。

八甲田山の雄大さ

 映画やドラマでも有名な「八甲田山」。さぞかし険しい一つの山と思っていましたが、それは大きな間違いで、「八甲田山系」といって、複数火山の総称だそう。アップダウンの激しい山をいくつも超えてゆく道々には、すっと天まで伸びるような美しい木々がたち、沿道には「フキ」が生え、緑、また緑が続く道。
 「イイ温泉がいっぱいあるんですよ」というなおこさんの言葉に一同納得しました。

十和田湖ってなんてきれいなんだ

湖畔に遊歩道が続く

 山から下りて風景はガラッと変わり、湖畔にでました。水面がもうすぐそこ。水量も豊富で本当に美しい湖です。327mの水深を示し日本では第3位の深さ。周囲は約50㎞だとかで、ウォークイベントもあるそうです。キャンプ場もたくさんあって、それはそれは気持ちいいとか。こんなきれいな湖畔でキャンプって最高やん。

透明感すごい!


するよね!同じポーズ

有名な「乙女の像」をめざして、湖畔の道を散策しましたが、本当に水がきれい。透明度が違うんだな。小魚が泳いでいるのがよく見えます。新緑と紅葉の頃がベストの景勝地で、遊覧船に乗るには時間的に少し遅かったけど、次回の楽しみということで。

奥入瀬渓流はめっちゃ多彩

渓流に沿って遊歩道が整備

十和田湖から流れ出る奥入瀬川が滝や清流を成しながら、十和田湖畔から約14km続く流れが奥入瀬渓流です。渓流沿いには遊歩道と車道が整備されていて、時間に限りがある私たちは、車窓から眺めて通過しましたが、めっちゃいい。流れの種類というのかな、いろいろなタイプがあるし、時には大きな滝があって。

流れが多彩で飽きない

なおこさんは、何回も遠足で奥入瀬を訪れたということですが、この流れを見ながら歩いていたら、それだけで心洗われるんじゃない? 子どもの頃はわからなくても大人になってわかる奥入瀬のよさ~~みたいな。健脚ならマイナスイオンを身体中に浴びながら2-3㎞でも歩いてみたいなあ。

ウミネコの繁殖地「蕪島」

この景色もバエル!
フン除けの傘にも注目

八戸市の蕪嶋神社(かぶしまじんじゃ)へ。株価や人望の株、金運があがるなどといわれ、多くの参拝者が訪れる人気のスポットだとか。「蕪島」は、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定され、毎年3月から8月頃まで、ウミネコが飛来し子育てを行います。その数は3万羽から4万羽と言われ、島がウミネコで埋め尽くされるほど。こんな風景、他ではないですよね。八戸では、ウミネコは漁場を教えてくれる蕪嶋神社の弁財天の使いとして、古くから大切にされてきたそう。だから人懐こいんだ。本殿まで上がる石段の脇に傘が置かれ「なんのため?」と思ったら、なんと、ウミネコのフン避けだとか。でもね、もしウミネコのフンが付いた状態で社務所にいけば「開運証明書(かいうんしょうめいしょ)」も発行されるそう。オモロイ!それもいいんでない。
 朝市の帰りでまだ開門されてなかったので、本殿まで行けずでしたが、次回はお参りしてご朱印もお守りもいただきたいなあ。
                        VOL.2へ続く→→→



歌見 (うたみ)  プロフィール
歌見 | Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム
岡山県生まれ。
(株)ベネッセコーポレーション岡山本社勤務を経て、結婚を機に兵庫県赤穂市に移住。
1995年から携わった、コープこうべの機関紙『きょうどう』がライターの仕事の原点。その後、朝日新聞系列の情報紙、地域のフリーペーパーの企画・取材・撮影・編集などを担当。『まっぷるマガジン沖縄』『まっぷるマガジン四国』など、旅関連雑誌の取材・編集も手がける。ご朱印ブームの先駆けとして2014年に出版した寺社案内の本で、仏像やご朱印の魅力にはまり、自らもご朱印ガール・仏像女子として活動中。そのほか、関西を中心とした情報本の共著多数。現在は、神姫バス関連会社が運営する、兵庫県のイイもの、イイ店、いいところを紹介するウェブサイト【Local Prime】(https://local-prime.com/)や、地元・赤穂のネタを紹介する【yahoo!地域クリエーター】(https://creators.yahoo.co.jp/utami)として、情報発信中。

メディア実績
【京都・奈良 ご朱印めぐり旅 乙女の寺社案内】(メイツ出版)

すべて共著
【奈良 素敵なカフェ&お店案内】
【兵庫 ご朱印めぐり旅 乙女の寺社案内】
【大阪・兵庫 ご朱印めぐり旅 乙女の寺社案内】
【西宮・芦屋 雑貨屋さん&カフェ 阪神間かわいいお店めぐり】
【京都・大阪・神戸 BOOKカフェ案内】
【関西ワンちゃんとおでかけとっておきのスポットガイド】
【関西親子で楽しむ!社会科見学とっておきスポット】
【関西 道の駅徹底オールガイド】
(すべてメイツ出版)他、多数



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