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リスボンでハンガリー人とデートしてきた

こんにちは、ナギチャンです。

恋愛ネタ続きでこいつ遊んでばっかだと思われてしまわないか心配なのですが、
ちょうど今日嬉しいことがあったので尊い思い出をさかのぼらせてください。

嬉しいことというのは、
半年前にリスボンで恋に落ちたハンガリー人から久しぶりにDMが届いたってこと✨✨

届いた瞬間過呼吸になるかと思ったので、恋ってすごいです。

史上最高のデートのため濃いい長いいnoteになりそうです。
暇な時に読んでもらえると嬉しいです。
※生々しいとこがあるので注意ください

✈︎✈︎✈︎

今年1月3日、ポルトガルのリスボンでハンガリー人とデートをした。
当初の目的は、このイギリス人を忘れるため。

でも会ってみたら、人生で1番惹かれた男性となってしまいました。

ハンガリー人の彼(27)との出会いはアプリ。
駆け引きなしに、好きなワインなに?って話しかけてくれたのが彼だった。

かっこいいしサーファーぽくて(父親がサーファーなのでサーファーには親近感湧く)。
会おうとなって提示してくれた場所がTimes out marketという大衆的なレストラン街。
危険性を感じない&私も観光を楽しめそう。

そこホテルから近いよって言ったらじゃあそこがベストだねっていちいちメッセージが優しくて、会う前からいい人だなと思ったことを覚えてる。

Times out market の前で待ち合わせた。
もし写真と違ったらな〜とか思いながら、素敵な音楽が近くで演奏されてるのを横目にゆっくり歩いてた。

そしたらこ突然横から背高いかっこいい人が登場。
ハグ。
よく私ってわかったな?!と思ったけどアジア人ぽい人は私しかいなかったわ。

第一印象はおしゃれ。
パーカーにベスト、ぶかぶかパンツ、ニット帽。

彼はすぐ歩き出して、食べる気分?飲む気分?何食べたい?色々質問してくれた。

彼は少し離れたところに住んでいるから遠いところありがとうって言ったら、
「リスボンにずっと来たいと思ってて。でも毎日サーフィンしてて、だから連れ出してくれてありがとう」
「?!?!?!」
めちゃくちゃに返事が紳士だった。

結局Times out marketは混んでて席を見つけられず、彼のおすすめおしゃピザ屋さんに行った。
でもピザ屋も満席で外で待つ必要があり。
そしたらワインを先に頼んで外で飲めるか聞いてくれて、見事頼めて、壁に寄っかかりながら初cheers。

外では主に自己紹介と、私の一人旅に対しクレイジーだと言われた記憶。

ピザ屋に入り。2種類くらい選びなって言うから、じゃあ3択に絞ってってお願い。
ピザは先っぽを中に丸め込んで食べるんだよ、って。うまくできないわたしに、丸め込んだやつをくれた。

ときおり彼は定員さんと仲良く話したり厨房を凝視したり。
ここはピザを4枚同時に焼いてるね、ぼくのとこは6枚だからぼくのほうがベターだとか(彼もおしゃピザ屋やってる)。

まだワイン残ってるのに追加で頼んで、定員さんにこれはお気に召さなかった?下げる?って聞かれて、いや飲むよあえて先に頼んだんだよ、とか。

なんか、可愛くて好きだった。

座る席も当たり前に私に選ばせてくれて、お会計は当たり前に払ってくれて。

お会計後、私が先に外に出たら、厨房見てくるから外で待ってて!って言われて、デート中にそんなことするかよ?!と思いながら、すんごい好きだった。

全然出てこないからふらふら歩き回って、戻ったら彼が探してるのが見えて、笑いながら落ち合った。

今日は君の日だよ何したい?これまた選択肢を提示してくれて、近場でまた飲むか城まで歩くのはどう?と。
この人となら永遠歩くの楽しそうって思ってlets go hiking!と返事した。

といいつつ、途中のバーでまた飲んだ。

これまた紳士的。
彼「何飲みたい?」
私「赤ワイン!」
彼「ワインね?オッケー、座って待ってて」

シンプルに優しくて女性の扱いうますぎない?親はどんな教育をしたの?めっちゃモテそう、など思いました。

この時点で私は結構酔っていて、彼が多分ワインのサイズを聞くために私の方を振り返ったんだけど、私が酔った顔してるの見て、Alrightって答え聞かずにもどっていった。
一番小さいサイズにしてくれたのかどうかは今となっては不明。

彼はお気に入りのワインの作り方(白ワインを炭酸で割る)をやって欲しかったのか、5分くらい定員さんと話し続けててさ。

また。また置き去りにされる私。

でもね、すごく素敵だったんだよ。
誰とでも仲良くなるところ。
素敵すぎて動画隠し撮りしたもん。

彼が戻ってきて、5分置き去りにしたね?って言ったら謝ってくれた。
その後彼がトイレ行くとき、1分で戻ってこい!って言ったりね。

私がスマホ操作で下見てた時に、
彼「You are beautiful I should say that long time ago」
私「?!?!?!」
他にも、
キュートだねって伝えたらyes I am、
ファニーだねって伝えたらI’m trying to be。
なんかいちいち心に刺さってしまうのはなぜ?

ワインで酔いまくりヨタヨタ歩くようになってしまい、自然と彼の腕を掴むしかなくなった私。
自然と手を繋がれて、自然とポッケに入ってた。

お城を目指して坂を登り続ける(まず城ハイキングデートがロマンチックすぎる)。
その間も道調べてくれたり、観光地紹介もしてくれた。

途中綺麗なビルディングがあって私は素通りしたんだけど、初見らしい彼はうわ!きれい!ってはしゃいで写真撮ってた。
可愛くてその姿を写真に撮った。
ロマンチックな雰囲気だったのに急に騒ぎ出すから私は爆笑。
私がよく笑うから素敵だねって言ってくれたけど、あなたが面白いからだよ。

歩きながら日本語講座が始まって、彼は私から学ぶんじゃなくてググって覚えて発音して私に当てさせるタイプ。
もちろん聞き取れないやつもあるの。
ある文章が聞き取れなくて翻訳見せてって言ったら、まだ発表するときじゃないから見せないって言うから、キスしてもいい?を覚えてるんだろうな〜。

結構坂を登ってベンチで休憩。
案の定キスしていい?って聞かれた。
私「うーんお城でしよう!」
彼「なんで?」
私「Isn’t it romantic?」
彼は笑ってた。

また歩いて、わたしはふらふらしながら、手が解けそうになって引っ張ってくれてまた繋ぎ直して。
リスボン来てから2回転けたよと笑うと、手繋いでくれる男がいなかったからだね、と。

城に着いたけど深夜だったから門が閉まってた。
横にせまい階段があって、2人で登って、海と橋の向こうの街(彼が住んでるとこ)を眺めた。

頂上では特に何もせず、道を戻ってたら、キスしてないねしたくないならいいんだよと言われた。
周りにちらほら人がいたからそこでは特に何も言わず、横道に入った時、オッケーだよって言ってしたよね。

まじで人種やナショナリティはどうでもいい。
好きな類の外見で、会話のペースがあって、ジェントルマンで、時には好奇心旺盛なこどもで、好きなことにまっすぐで。
彼のおかげで視野が世界に向いた。

そしてそしてホテルまで送り届けてくれた彼。
楽しいから離れたくなくて全然動かないわたしに、帰りたくないんだね?って。

私「横のビーチ行こう!」
彼「これビーチじゃないよコーストだよ。もうちょっと英語勉強しようね」

コーストにはベンチが並んでるの。
雨で濡れてて手で拭おうとしたら、NoNoって彼が座ってさ。横に座ろうとしたらここに座りなって膝とんとんって。
膝座り初心者だから座り方わからず横座り?して足はベンチに立てた。

ベンチでの会話いくつか。

彼「Are you falling in love with me?」
彼「東京で会ったら好きになるでしょう?」
私「うん、自販機で遊ぶあなたをみたら恋に落ちるね(自販機が東京で一番やりたいことだそう)」
私「そっちこそYou are falling in love with me でしょ」
彼「ノー、its you」
私「you」
彼「you」
私「you」
なんだこれ。

なんだか愛おしくて見てたら、ラバーに向けるような目で見てくるねとか。

彼の好きなところを伝えた。
私を差し置いて定員さんとずっと話してるところ。不意に現れた建物に目をキラキラさせてたところ。こどもみたいで、優しくて、好き。

彼「好きなタイプは?」
私「ジェントルマン」
彼「外見は?」
私「うーーん、、ひげ?」
彼「ほかは?」
私、好きな外見に統一性無く答えられず。
彼「背高い人?」
私「あー高い方がいいかもね」
彼「日本人はあんま高くないもんね、じゃあ日本人はタイプじゃないのか」
私「それ、あなたがタイプって言ってほしいんでしょ?」
彼「うん」

ショートヘアの私。
彼「なんで髪切ったの?」
私「あなたに会うためかなあ」

絵かくの好きなんだよって絵を見せた。
彼「なんで売らないの?」
彼「それか僕が買うね。5000円は?」
私「日本でお昼ご飯5回食べれるね」
彼「それは安いね、15000円払うよ」

多分夜中2時だったんじゃないかな。彼は眠そうにしはじめて、私は寒くなってきて、そろそろ帰ろうかと、ホテル前まで送ってくれて2回くらいちゅっとして、さいご彼が手を伸ばして、手に触れて、おわり。

お別れしてからもインスタでやり取りして、盗撮写真動画を送りつけた。

彼は確実にいままで出会った人間のなかで、一番惹かれた。
彼みたいになりたいって思う。
キュンキュンデート中心に話しちゃったけど、バックグラウンドも面白くて、男性である前に人としてとても大好きだった。
これまでの恋を恋と呼んでいいのか?と思うくらいに、激しく撃ち抜かれた。 


彼とはいくつか進展があるのですが、長くなってしまったのでまた書きます。

今後どうなろうと、あんなにも美しい街であんなにも美しい男性と出会えたことは、一生忘れません。

✈︎✈︎✈︎


ポルトで友達になったマリアちゃん。


「恋に落ちる瞬間はね、花火が打ち上がるの。蝶々が飛び回るんだよ」



(終)

✈︎✈︎✈︎

読んでくださりありがとうございました!

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