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平成初期の学校のとんでも事件

今から話すのは約37年前
私が小学校3年生のとき起こった実際の出来事。

「ブスと実家が農家という女の子は
まず結婚できないので一生独身でも食って行けるように
勉強を頑張って良い大学を目指してください!」

50代前半、教室なのにサングラスをかけて
額の左右の生え際が抜け始めて後退した通称M字型ハゲの先生が
現代なら「セクハラ!女性蔑視!ルッキズムだ!」
と非難されること間違いなしの発言をした。

クラス中がポッカーんと呆気に取られていた。
ブスって誰のことなの?
実家は農家って
兼業農家の子どもがクラスの半数を占める田舎の小学校で
クラス中を敵に回したなと思った。

45歳になった今でもはっきりと覚えているのは
子どもでも、この先生は何処かおかしいと感じたからに違いない。

卒業して何年か経ったとき、生徒の母親と不倫していた、と噂に聞いた。
人口7万人の田舎町だから噂が広がるのは早い。
生徒の母親とは随分とお手軽なところに手を出したものだ。

先生だからって聖人君子でもない。
仕方ない、しっ、仕方ないのかな?
まあ、私も人のこと言える身分ではないけれど・・・

今振り返るととんでもないことがたくさんあった。

二つ目は5年生の身体測定でのこと。
クラスの女子が保健室に集められて上半身裸になれと言われた。
下はジャージのズボンで
上はタンクトップもスポブラも何にも付けない真っ裸。
膨らみかけた胸を手で隠すことも禁止されて一列に並ばされた。

担任と養護教諭は女性だったけれど、そういう問題じゃない!
もう、嫌で嫌で堪らなかった。

どういう羞恥プレイなんだろ?完全にセクハラだ。

私の隣の子は恥ずかしさのあまり泣き出した。
私だって泣きたかった。

先生はその子を
「何泣いているんだ?恥ずかしいことじゃない!」と叱り飛ばした。

じゃぁ、先生も同じことやってみなよ。
子どもだからって何をしてもいい訳ない。
心の中で悪態をついた。

養護教諭は年上の先生には何も言い返せない様子だった。

結局、何がしたいのか分からなかった。
だって、検診でもないし、先生は医者でもない。
ううん、検診だったとしても、医者だったとしても大問題だ。

あんな人権無視の屈辱的なことをされたのはその時が最初で最後だった。

三つ目は修学旅行でのこと。
宿泊先のグループ分けで男女混合にされた。

小学6年生にもなれば生理が始まっている女の子もいる。
修学旅行中に生理が重なる場合だってあるはずなのに。。。
男子と一緒の部屋で寝るなんて、そんな絶望的なことある?

先生たちや保護者からも
男女一緒の宿泊はおかしい!との声が無かったのかなぁ。
あっても、もみ消されていたのかな。

この三つの出来事は忘れたくても
ときどき脳裏に浮かんで腹立たしさと気持ちの悪さが胸に広がり
どうしようもない嫌な気分になる。

小学校の同窓会に出席したいと微塵も思わない。
そこに担任の先生が来るとしたら尚更だ。

もう40年近く前のことなのに、未だに許せない私は心が狭いですか?

そんなことないよ!
絶対に学校と先生がおかしかったよ!

そう言ってくれますか?








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