【国語が苦手な子供の特徴】理由と解決方法の解説!算数よりまずいです!
予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
今回は「国語が苦手な子供の特徴」ということを書いていきます。「国語が苦手」これは多くの子供たちに当てはまりそうですね。実は国語の苦手は算数より厄介なのです!
その理由と、解決方法を伝授します!
今回もnoteは簡単に、詳細はブログで!という流れでいきます。ブログでは「国語が苦手な理由」と「国語を伸ばす方法」の両方を全て解説していますが、noteは「理由のみ」解説します。
両方知りたい方は下にリンクしたブログ記事をご覧ください。
それではさっそくいってみましょう!
国語が苦手な子供の特徴と理由
それでは国語が苦手な子供の特徴とその理由について解説していきます。
いつも通り、結論からです。
国語が苦手な人の特徴
①活字を読んできた量が少ない
②漢字が苦手・語彙力がない
③客観的に読めていない
この3つですね。これが特徴であり理由です。
当たり前のことを書いているかもしれませんが、「ちゃんとした理由」の詳細を説明していきます。
活字を読んできた量が少ない
まずは「活字を読んできた量が少ない」ということについて解説します。
国語力、読解力、文章力はそうそう簡単には身に付きません。まさしく「積み重ね」です。
その積み重ねは幼少期のころまでさかのぼって始まります。「幼少期から今までに、どれだけ活の字を読んできたか」これが国語ができるか、できないかを大きく左右します。
子供の成長はそれぞれで、文字を読めるようになった年齢の早い子と遅い子の差は3年以上あると言われています。
通常は小学校1年生に平仮名、カタカナを習って、そこからようやく文章に入りますよね。でも、5歳前後からすでに平仮名やカタカナを認識し、理解できる子供がいることも確かです。
さらに、小学1年から毎月2冊以上の本を読んでいる子と、全く読まない子では「活字を読んだ量」に驚異的な活字量の差が生じているのです。
漢字が苦手・語彙力がない
漢字が苦手だったり語彙力がなければ国語は絶対にできるようになりません。漢字は学力の根底を支える土台です。
小中学生は読み書きができることが絶対に必要です。常用漢字は読めて書ける、これが必須です。
さらに高校生は難しい語彙の意味を知っていないといけません。評論を読んでいくことが格段に増えるため、より抽象的な表現で書かれた文章を理解していかなければなりません。
漢字と学力には相関関係があります。漢字ができない子が、学力が高い!ということは見たことがありません。
国語をできるようにしたい場合は、まずは漢字から!ということになりますね。
客観的に読めていない
最後に「文章を客観的に読めていない」ということについて解説します。
国語の問題は、文章を書いた作者や筆者が言いたいことを的確にとらえて、それを文章で表現できなければ解けません。
記号選択問題ですら、筆者が言いたい主張をとらえていなければ正解を選べません。
つまり、自分の感覚である主観を一切捨て、客観的に文章を読んでいかなければならないのです。
「この人は一体何を言いたいのか?」「この主人公の気持ちって?どうしてこういう行動した?」ということを第三者的視点で考えるのです。そこに「自分だったら」という感情が入ると間違える可能性が高まってしまうのです。
国語の文章を読む時は、心を無にして文章を読まなければなりません!
【国語が苦手な子供の特徴】その理由のとは! まとめ
いかがでしたでしょうか?
国語が苦手な子の特徴をまとめて、理由も説明しました。もう一度、国語が苦手な子の特徴をまとめます。
国語が苦手な人の特徴
①活字を読んできた量が少ない
②漢字が苦手・語彙力がない
③客観的に読めていない
noteでは特徴と理由しか説明していませんが、ブログでは「国語を伸ばす方法」も解説しています。
これは推測ですが、国語が苦手な子は全体的な学力が低く、国語が得意な子は全体的な学力が高い、という傾向があるように感じます。
これまで指導してきた生徒を振り返っても、国語だけずば抜けて高い!という生徒を見たことがないですね。つまり、国語は全体的な学力の基礎なのかもしれませんね。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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